ERIC CLAPTON - SAARBRUCKEN 1978(1CD) [Beano-135]

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販売価格: 2,500(税込)

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商品詳細

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Live at Saarlandhalle, Saarbrucken, Germany 10th November 1978 TRULY AMAZING SOUND(remastered)

今週はエリック・クラプトンの78年ヨーロッパツアーのオーディエンスソースを2作リリース致しますが、本盤はこれまで既発盤のなかった11月10日のザールブルッケン公演の良好音源となります。この音源はトレントサイトにアップされたネットマスターですが、それはテープの劣化からか、当時の録音機材における原因か、ピッチが半音の55〜90%程度、しかもランダムな箇所で高くなったものでした。さらにサウンドバランスが低音域に偏り過ぎて、音量の大きな箇所では音が歪んでいました。これではせっかくの初登場音源も価値が半減です。そこで当店はお馴染みのプロスタッフの手によりピッチを完璧に修正した上に、中高音域を強化してサウンドバランスをベストな状態に矯正しました。音像はモノラルですが、歪みも解消し、こもった感じに覆っていたヴェールが剥がれた印象を持っていただける良好サウンドに変貌しました。これでこそ初CD化の価値が出たと言えるでしょう。アンコールが未収録のマスターのため、CD1枚に収まってしまうボリュームですが、同時リリースの翌日タイトルと比べると、セットリストとソングオーダーがかなり異なっていることが意外であり、魅力でもあります。特筆すべきは、当時のニューアルバム「BACKLESS」からのナンバー、Walk Out In The RainとGolden Ringをプレイしていることです。この2曲はツアーの序盤でしか演奏されなかったナンバーでした。これらを聴くことができる唯一の音源が本盤ということになります。後者は「BACKLESS」完成時にクラプトンがWonderful Tonightに匹敵する秀逸なラヴソングだと満足気に自画自賛したというナンバーで、そのライブテイクは非常に貴重と言えるものです。しかも同時リリースの翌日のコンサートを収めたタイトルでは2曲ともセットからはずれていますので、本公演がその最後の演奏機会だったわけです。この2曲が聴けるだけでも本盤の価値はあり、です。翌日に比べて本盤には御大マディ・ウォータースの飛入り参加はありませんが、それは翌日タイトルのご紹介欄にも書きましたように、マディがクラプトンに気配りした結果、意識的に飛入りを控えていたせいでしょう。そのマディの心遣いを知ってか知らずか、クラプトンが全編で活き活きとプレイしている様子をお分かりいただけることでしょう。このツアーのバンドは、クラプトンが敢えて74年以来セカンドギターを務めてきたジョージ・テリーを解雇し、デレク&ザ・ドミノスと同じ4ピースに戻したものでした。それだけにギター一本となったクラプトンの比重は高くなり、責任も重くなりました。当時はまだアル中一歩手前の酒浸り状態でしたが、ここで聴けるプレイはまさに弾き捲りと表現できる鬼気迫るものです。ブルースナンバーが多いのも特徴で、心ゆくまでブルースに没頭したかったクラプトンの心情がストレートに表現されたステージと位置付けられるでしょう。ブルージーなクラプトンがお好きな方には、是非翌日のタイトルと共に聴いていただきたい貴重音源です。ネットそのままのダウンロードでは味わえない、最良のマスタリングが施された本盤に是非オーダーをお願い致します。

(76:35)
1. Layla
2. Worried Life Blues
3. Cocaine
4. Walk Out In The Rain
5. Double Trouble
6. Badge 
7. Golden Ring
8. If I Don't Be There By Morning
9. Early In The Morning
10. Key To The Highway
11. Further On Up The Road

Eric Clapton - Guitar, Vocals Dick Sims - Keyboards
Carl Radle - Bass Jamie Oldaker - Drums