SYKES - OSAKA 1998(2CD) [ZODIAC 233]

SYKES - OSAKA 1998(2CD) [ZODIAC 233]

販売価格: 2,800(税込)

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商品詳細

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Live at Umeda Heat Beat, Osaka, Japan 26th July 1998 ULTIMATE SOUND(from Original Masters)

 天才ギタリスト:ジョン・サイクスのキャリアを総括する極上ライヴ・イン・ジャパンが登場です。本作に収められているのは「1998年7月26日:梅田ヒートビート」公演。THIN LIZZY、WHITESNAKE、BLUE MURDER、SYKESと、さまざまなプロジェクトで来日を繰り返したサイクスですが、この時はソフトな『LOVELAND』とハードな『20TH CENTURY』の2連作を引っさげてのジャパンツアーでした。まずは、当時の日程から始めましょう。

・7月22日:新宿リキッドルーム
・7月23日:新宿リキッドルーム
・7月25日:新宿リキッドルーム
・7月26日:UMEDA HEATBEAT 【本作】
・7月27日:名古屋ダイヤモンドホール

 以上、全5公演。来日を重ねるごとに少しずつ箱が小さくなっていったのが寂しいところですが、逆にその小さな空間に充満したエネルギーの密度は高まる一方。本作は、その濃縮度が最高潮に達したオーディエンス・アルバム。特濃な現場の空気を直接吸い込んだオリジナルDATからダイレクトにCD化した極上品なのです。
 実際、本作のエネルギーはハンパじゃない! ドラムの鳴りにオーディエンスらしさは感じられるものの、ギター、ヴォーカル、ベースは「まるでサウンドボード」。それも、そんじょそこらのサウンドボード物より遙かに凄まじく、ほとんど卓直結レベルのダイレクト感なのです。ピッキング・ハーモニクスも、ブリグリ・ゴリゴリなベースも、サイクスの吐息レベルのヴォーカルも、すべてが凄まじく、脳ミソにねじ込まれる激サウンドなのです。
 先ほど「ドラムに客録らしさがある」と書きましたが、これも「ドラムだけショボい」という意味では(決っっして!)ない。確かに、異常に近い他楽器に比べると距離も感じられるものの、そのドラムと客席の間の空気が爆発し、1打1打が爆竹か銃声かのよう。それも、映画やアニメの作られた銃声じゃない。まさに目の前で火薬が爆発しているような「炸裂音」なのです。いかにトミー・アルドリッジがパワフルとは言え、ここまで凄い迫力の録音はちょっと思いつかない。それが、オーディエンス録音で実現するとは……。
 そんな強烈無比なサウンドをモノにしたのは、90年代から大阪で随一と知られていた名手。当店では、この録音家のオリジナル・マスターを何作もCD化してきました。ちょっと挙げてみると……RAINBOW『OSAKA 1995 1ST NIGHT(BLACK BOX 006)』、AC/DC『OSAKA 2001(ZODIAC 182)』、MEGADETH『OSAKA 2001(ZODIAC 211)』、RICHIE SAMBORA『UNDISCOVERED SOUL IN OSAKA(ZODIAC 199)』、IRON MAIDEN『DEFINITIVE OSAKA 2004(ZODIAC 213)』。いかがでしょうか。HR/HMに限定しただけでもこの大傑作の山。いずれのライヴアルバムもギター・サウンドが強烈でしたが、本作はその中でもトップクラスという逸品中の逸品なのです。
 そのサウンドで描かれるショウの素晴らしさと言ったらない。サイクスは90年代になって頻繁に来日したために有難味も薄れていましたが、これは逆を返せば創作意欲の大全盛期だった。本作はその珠玉の名曲群が濃縮されているのです。終盤にTHIN LIZZYやWHITESNAKEの有名曲が一気呵成に押し寄せるのも凄い迫力ですが、セットのメインとなっているBLUE MURDER/ソロこそが素晴らしい! 正直なところ、この時代の全曲が名曲とは言い難いかも知れませんが、それは出来の良し悪しの差が大きかっただけのこと。その「良し」だけに絞り込んだ本作のセットは珠玉のメロディとギターが猛烈な勢いで吹き出すのです。『20TH CENTURY』にしても『OUT OF MY TREE』にしても、良い曲のピークの高さには今さらのように驚かされる。まさに、まさに彼は天才ソングライターだった……。
 そして、苛烈な演奏と超名曲群の上で紡がれるヴォーカルもまた絶品。ギターは迷うものの、ヴォーカルは師匠ゲイリー・ムーアを遙かに凌いでいる……いや、この歌声はそんじょそこらのシンガーでは太刀打ちできない次元です。もちろん、作曲家として誰よりも曲を知り尽くしており、その表現力も見事。バラードを歌えば泣きメロディもオシャレな雰囲気にも似合い、咆哮せずともハードなロックをタフに歌い込む。フィル・ライノットやデヴィッド・カヴァデールのような個性押しではないものの、だからこそ見事な歌唱力が映えるのです。

 公式ライヴ盤『BAD BOY LIVE!』もキャリアを総括していましたが、ややWHITESNAKE寄りでした。それに対し、本作は“ソロ・アーティスト:サイクス”を全面に感じられるライヴアルバムの大傑作です。激烈にして超ハイクオリティなサウンドで轟く、天才ギタリスト/シンガー/ソングライターの真骨頂。どうぞ、思う存分に味わい尽くしてください!

★空前絶後の超高音質録音!!そして、凄い演奏です。

Disc 1(42:26)
1. Intro. 2. Look In His Eye 3. Soul Stealer 4. System Ain't Workin' 5. Billy
6. Cautionary Warning 7. I Don't Wanna Live My Life Like You 8. Jelly Roll 9. Hold The Line
10. She Knows

Disc 2(41:52)
1. Defcon 1 2. Drums Solo 3. Cold Sweat 4. We All Fall Down 5. Thunder And Lightning
6. Still Of The Night

John Sykes - Guitar, Vocal Marco Mendoza - Bass Jamie Muhoberac - Keyboards
Tommy Aldridge - Drums