JUDAS PRIEST - REDEEMER OF SOULS IN TOKYO: BUDOKAN 2015(2CD + Ltd Bonus DVDR) [ZODIAC 125]
JUDAS PRIEST - REDEEMER OF SOULS IN TOKYO: BUDOKAN 2015(2CD + Ltd Bonus DVDR)
[ZODIAC 125]
販売価格: 2,800円(税込)
商品詳細
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★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
Live at Budokan, Tokyo, Japan 11th March 2015 TRULY PERFECT SOUND(from Original Masters)
“ツアー引退”を翻して再降臨した、我らが鋼鉄神。予想を裏切る絶好調ぶりで全国を沸かせたジャパン・ツアーでも、武道館こそがナンバー1のサプライズ・ナイトでした。そのメモリアルなステージの一部始終を高音質オーディエンス・サウンドで収めた、体験型アルバムの登場です!
武道館の何が、それほどサプライズだったのか。その理由は1つや2つではありません。まず最初の「サプライズその1」は、再生ボタンを押してから3分15秒ほどで訪れます。開演を告げる「War Pigs」が「Battle Cry」のイントロへと繋がれ、さぁ、いよいよっ………始まらない。一瞬の間のあと、異変を察知した観客がどよめく中、「大丈夫かよ、あれ?」「やり直し!もう1回!!」「やべぇ」などの声が上がり、AC/DCの「Hells Bells」が流れ始めるのです。ビシッとそろった手拍子でBGMに合わせつつも、「あれ?あれ?」と動揺が増していき、さらに「Shoot To Thrill」へ。緊張感と期待が行き場を失う会場に、「ただ今ですね、えー、機材トラブルによりまして、多少のちょっと中断となっております。復旧に努めておりますので、今しばらくお待ちください」とのアナウンスが流れるのです。さすがに年齢層の高い観客だけに怒り出すことはありませんでしたが、苦笑いが巻き起こる様までクリア・サウンドでばっちり収められています。
そして、再び「Battle Cry」イントロが鳴り響き、今度こそ始まるショウ。ここまでのシーンは、ぜひランニング・タイムを見ないでご体験ください。「いつになったら始まるんだ?」という動揺、このレアな現場の空気をたっぷりと吸い込んでいただきたいのです。さて、「BACK IN BLACK」を何曲目まで聴くことになるのでしょう?
なんともズッコケたオープニングですが、一度始まってしまえば、一気にJUDAS PRIEST 2015のメタル・ショウ! 「3年前の“ツアー引退”宣言は何だったんだ?」としか思えない絶好調なステージが全開です。
全会場でロブ・ハルフォードの絶好調ぶりが話題になりましたが、新顔リッチー・フォークナーも前回の3年前より良くなっています。前回はオリジネイター:KKダウニングの後任という重責もあってか、ファンの反応や自分の責務を探っているようなところもありましたが、今回はバンドに非常になじんでいて、違和感がまるでない。しかも、新曲でも過去のレパートリーでもスタンスがほとんど変わらないところも素晴らしい。リッチー自身が作曲から大貢献した「REDEEMER OF SOULS」であれば、思い切り主役に出ようとしても不思議はない。しかし、彼はそうはせず、チームプレイで“JUDAS PRIESTブランド”を崩さないのです。だからと言って、完全な裏方やKKの完コピに徹しているわけでもなく、「Breaking The Law」など、オリジナルとは違った(それでいて自然な)ギターソロを聴かせてくれる。だからこそ旧曲はちょっとだけ新鮮で、新曲もセットの中で違和感がない。まさに、理想的なバランス感覚の持ち主ということがよく分かります。
そんな機微までありありと分かるほど、本作のサウンドは素晴らしい。最新デジタル録音でプレスCDなのですから、ノイズや揺れがないのは当たり前。スネア・サウンドなど、まるで直卓サウンドボードのよう。今回の日本ツアーは、ベース・サウンドが特に素晴らしいですが、本作でも存分に味わえます。たしかに同時リリースの「REDEEMER OF SOULS IN NAGOYA」のスーパー近距離サウンドに比べてしまうと、わずかに距離感もありますが、武道館という大会場なのですから、こちらの方が正常。むしろ、楽音の芯の太さと同時に会場のスケールを味わうスペクタクル感が美味しい録音なのです。
ショウを詳細に語っていくとキリがないので、話を「武道館サプライズその2」へ。「Beyond The Realms Of Death」を始める前、ロブが津波について語るのです。なぜなら、この日は「3月11日」。東日本大震災から丸4年、JUDAS PRIESTにとって特別な武道館で、日本人にとって特別な日をおもんぱかるロブ。さりげなく触れるだけなのですが、世界中でどこよりも早くJUDAS PRIESTを見つけ、愛し続けている日本を、大切に思ってくれているのが伝わる、感動的な一瞬です。
さらにさらにスペシャルな「サプライズその3」は、アンコール。今回のジャパン・ツアーは「Painkiller」と「Living After Midnight」が日替わりだったのですが、武道館では両方演奏! 「Painkiller」で沸きに沸きつつ、「いやぁ、やっぱりPRIESTは最高だよね……」と半分余韻モードになっているところへ、「Living After Midnight」の印象的なドラムイントロが! ネットで他会場のセットリストを確認していた観客も、これにはびっくり。さらに「Living After Midnight」が終わったのに、ドラムのリズムキープは終わらない。「え?」という雰囲気の中でどこかで聴いたこのリフは……そう、「Defenders Of The Faith」です! 実は札幌でも「Painkiller」「Living After Midnight」の両方を演奏しましたが、どうやら「Defenders Of The Faith」は武道館だけだったようです。
サプライズに次ぐサプライズで、熱狂覚めやらぬ観客とバンド。延々と挨拶と「JUDAS PRIEST」コールを交わしつつ、「これをもちまして、本日の公演はすべて終了いたしました……」のアナウンスが流れ、本作は幕を閉じます。冒頭のトラブルから最終アナウンスまで、サプライズだらけだった武道館の一部始終を、最高のオーディエンス・サウンドで収めた1本です。当日、武道館に足を運んだ方はもちろん、噂だけ聞いて気になっていた方も、ロック・ドキュメンタリーに目がない方も必聴の体験型アルバム。プレス2CDで、緊急リリース決定です!
Disc 1 (60:02)
1. War Pigs(Tape Intro)/Battle Cry Intro(Breakdown) 2. Battle Cry Intro(Restart)
3. Dragonaut 4. Metal Gods 5. Devil's Child 6. Victim Of Changes 7. Halls Of Valhalla
8. Love Bites 9. March Of The Damned
Disc 2 (68:15)
1. Turbo Lover 2. Redeemer Of Souls 3. Beyond The Realms Of Death 4. Jawbreaker
5. Breaking The Law 6. Hell Bent For Leather 7. The Hellion/Electric Eye
8. You've Got Another Thing Comin' 9. Painkiller 10. Living After Midnight/Defenders Of The Faith
---------------------------------------------------------------------
★★特別企画
★長年に渡って数々の伝説を残したJUDAS PRIESTの来日公演でも、いろいろな意味で特別なショウを、最高のオーディエンス・サウンドで収めた「REDEEMER OF SOULS IN TOKYO: BUDOKAN 2015」に同日のオーディエンス映像「BUDOKAN 2015 THE VIDEO」が特別に付属いたします。
JUDAS PREIST - BUDOKAN 2015 THE VIDEO(Special Bonus DVDR)
Live at Budokan, Tokyo, Japan 11th March 2015 AMAZING SHOT!!!
これは凄い。これほど凄い映像がボーナスなんて贅沢というか、勿体ないというか。さまざまなサプライズが一夜に凝縮された、2015年の武道館公演。本作は、それを理想的なオーディエンス・ショットで収めた決定版映像。しかも、撮影者本人から直接マスター譲り受け、世界中どこにも出回っていない本邦初公開映像です!
最新のデジタル機材による撮影だけあって、その映像美は実に素晴らしい。遠景からのワンカメですが、ズームで寄るとリッチー・フォークナーやグレン・ティプトンが弾きながら呟いている歌詞まで読み取れる画質です。音声も画質に負けていない。さすがに本編プレス2CDには及びませんが、実にクリアで分離もばっちり。ところどころオーバーピークになる箇所さえなければ、プレス間違いなしだったのですが……。
そんなハイクオリティでサプライズの数々を目撃できることこそ、本作の醍醐味。本編プレス2CDのマスターに比べると、若干短いですが、冒頭のトラブルもばっちり収められています。赤いライトでムードたっぷりに盛り上がる中、ショウが始まらずAC/DCが流れ出す会場。そのどよめき、困惑。トラブルを告げるアナウンスに「えーっ」「がんばれー!」と上がる様子まで、ありありと映し出されています。
そして、ハイクオリティの威力が発揮されるのが、ショウが始まってから。ほとんど1曲ごとに衣装を替えるロブ・ハルフォード、曲のイメージを次々と映し出すスクリーン(「March Of The Damned」の映像は気持ち悪い……)、お馴染みのハーレーもしっかり収められています。
そんな中、音声だけではうかがい知れなかったのが、ギターの2人。各地で「グレン・ティプトンが動かない」と話題になりましたが、確かにフォーメーションこそこなすものの、いつになく動いていない。JUDAS PRIESTでも最高齢のグレンは、現在67歳。トニー・アイオミと同い年であり、メタル界全体でも最長老にあたるだけに無理もありません。しかし、その指先は健在で、「Victim Of Changes」「Beyond The Realms Of Death」では流石のソロを聴かせてくれる。「Victim Of Changes」でキメを弾ききって威厳たっぷりに虚空を指さす佇まい、それこそアイオミばりの風格です。
グレンに代わって気を吐いているのが、リッチー・フォークナー。唯一の30代だけあって、機敏で元気。常軌を逸した大暴れはしませんが、客の煽りを一手に引き受け、片手を上げる姿も雄々しい。「静のグレン・動のリッチー」という新たなフォーマットがしっかり確立している。本編プレス2CDの解説でも書きましたが、出しゃばりすぎず、大人しくもないリッチーのバランス感覚は映像でもしっかり分かります。
そのリッチー最大の見せ場は「You've Got Another Thing Comin’」に盛り込まれたソロタイム。ここまでの活躍を労うように「あいつの出番だぜ」と指さすグレン、拳を合わせて激励するロブ。そして、鮮やかなライトに彩られ、ブロンドを振り乱しながらぶっとい音で弾き倒す姿は、まるでザック・ワイルド。観客も、彼の仕事ぶりに満足しているからこそ、この時とばかりに輝くリッチーに大声援で応える。なんて美しく、なんてメタルな光景でしょうか。
もちろん、東日本大震災に触れるロブMCや、大盤振る舞いのアンコールといったサプライズもばっちり目撃できるわけですが、そんなサプライズだらけの最後には、映像でないと分からないもう1つのサプライズが。なんとグレンが客席に降りて観客と直接挨拶する! 常に日本を特別と思ってくれたJUDAS PRIESTですが、その中でも武道館は特別中の特別。その気持ちが形となって目の前に広がるのです。あれ? おかしいな、超クリア映像がなぜかぼやけて見える……。
苦笑いなトラブルから、血湧き肉躍るメタル、胸を熱くする名シーンなど、あらゆる想いが吹き出しては駆け巡る2時間。本編プレス2CDのイマジネーションを膨らませるどころか、この1本だけでも大満足できる大傑作映像です。重金属製の神々を愛する総ての方へ、本作を贈ります。
(1:58:19)
1. Battle Cry Intro(Breakdown)/Pre Show Music 2. Battle Cry Intro(Restart) 3. Dragonaut
4. Metal Gods 5. Devil's Child 6. Victim Of Changes 7. Halls Of Valhalla 8. Love Bites
9. March Of The Damned 10. Turbo Lover 11. Redeemer Of Souls 12. Beyond The Realms Of Death
13. Jawbreaker 14. Breaking The Law 15. Hell Bent For Leather 16. The Hellion/Electric Eye
17. You've Got Another Thing Comin' 18. Painkiller 19. Living After Midnight/Defenders Of The Faith
COLOUR NTSC Approx.118min.
Special Bonus DVDR for "REDEEMER OF SOULS IN TOKYO: BUDOKAN 2015"(ZODIAC 125)
★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
Live at Budokan, Tokyo, Japan 11th March 2015 TRULY PERFECT SOUND(from Original Masters)
“ツアー引退”を翻して再降臨した、我らが鋼鉄神。予想を裏切る絶好調ぶりで全国を沸かせたジャパン・ツアーでも、武道館こそがナンバー1のサプライズ・ナイトでした。そのメモリアルなステージの一部始終を高音質オーディエンス・サウンドで収めた、体験型アルバムの登場です!
武道館の何が、それほどサプライズだったのか。その理由は1つや2つではありません。まず最初の「サプライズその1」は、再生ボタンを押してから3分15秒ほどで訪れます。開演を告げる「War Pigs」が「Battle Cry」のイントロへと繋がれ、さぁ、いよいよっ………始まらない。一瞬の間のあと、異変を察知した観客がどよめく中、「大丈夫かよ、あれ?」「やり直し!もう1回!!」「やべぇ」などの声が上がり、AC/DCの「Hells Bells」が流れ始めるのです。ビシッとそろった手拍子でBGMに合わせつつも、「あれ?あれ?」と動揺が増していき、さらに「Shoot To Thrill」へ。緊張感と期待が行き場を失う会場に、「ただ今ですね、えー、機材トラブルによりまして、多少のちょっと中断となっております。復旧に努めておりますので、今しばらくお待ちください」とのアナウンスが流れるのです。さすがに年齢層の高い観客だけに怒り出すことはありませんでしたが、苦笑いが巻き起こる様までクリア・サウンドでばっちり収められています。
そして、再び「Battle Cry」イントロが鳴り響き、今度こそ始まるショウ。ここまでのシーンは、ぜひランニング・タイムを見ないでご体験ください。「いつになったら始まるんだ?」という動揺、このレアな現場の空気をたっぷりと吸い込んでいただきたいのです。さて、「BACK IN BLACK」を何曲目まで聴くことになるのでしょう?
なんともズッコケたオープニングですが、一度始まってしまえば、一気にJUDAS PRIEST 2015のメタル・ショウ! 「3年前の“ツアー引退”宣言は何だったんだ?」としか思えない絶好調なステージが全開です。
全会場でロブ・ハルフォードの絶好調ぶりが話題になりましたが、新顔リッチー・フォークナーも前回の3年前より良くなっています。前回はオリジネイター:KKダウニングの後任という重責もあってか、ファンの反応や自分の責務を探っているようなところもありましたが、今回はバンドに非常になじんでいて、違和感がまるでない。しかも、新曲でも過去のレパートリーでもスタンスがほとんど変わらないところも素晴らしい。リッチー自身が作曲から大貢献した「REDEEMER OF SOULS」であれば、思い切り主役に出ようとしても不思議はない。しかし、彼はそうはせず、チームプレイで“JUDAS PRIESTブランド”を崩さないのです。だからと言って、完全な裏方やKKの完コピに徹しているわけでもなく、「Breaking The Law」など、オリジナルとは違った(それでいて自然な)ギターソロを聴かせてくれる。だからこそ旧曲はちょっとだけ新鮮で、新曲もセットの中で違和感がない。まさに、理想的なバランス感覚の持ち主ということがよく分かります。
そんな機微までありありと分かるほど、本作のサウンドは素晴らしい。最新デジタル録音でプレスCDなのですから、ノイズや揺れがないのは当たり前。スネア・サウンドなど、まるで直卓サウンドボードのよう。今回の日本ツアーは、ベース・サウンドが特に素晴らしいですが、本作でも存分に味わえます。たしかに同時リリースの「REDEEMER OF SOULS IN NAGOYA」のスーパー近距離サウンドに比べてしまうと、わずかに距離感もありますが、武道館という大会場なのですから、こちらの方が正常。むしろ、楽音の芯の太さと同時に会場のスケールを味わうスペクタクル感が美味しい録音なのです。
ショウを詳細に語っていくとキリがないので、話を「武道館サプライズその2」へ。「Beyond The Realms Of Death」を始める前、ロブが津波について語るのです。なぜなら、この日は「3月11日」。東日本大震災から丸4年、JUDAS PRIESTにとって特別な武道館で、日本人にとって特別な日をおもんぱかるロブ。さりげなく触れるだけなのですが、世界中でどこよりも早くJUDAS PRIESTを見つけ、愛し続けている日本を、大切に思ってくれているのが伝わる、感動的な一瞬です。
さらにさらにスペシャルな「サプライズその3」は、アンコール。今回のジャパン・ツアーは「Painkiller」と「Living After Midnight」が日替わりだったのですが、武道館では両方演奏! 「Painkiller」で沸きに沸きつつ、「いやぁ、やっぱりPRIESTは最高だよね……」と半分余韻モードになっているところへ、「Living After Midnight」の印象的なドラムイントロが! ネットで他会場のセットリストを確認していた観客も、これにはびっくり。さらに「Living After Midnight」が終わったのに、ドラムのリズムキープは終わらない。「え?」という雰囲気の中でどこかで聴いたこのリフは……そう、「Defenders Of The Faith」です! 実は札幌でも「Painkiller」「Living After Midnight」の両方を演奏しましたが、どうやら「Defenders Of The Faith」は武道館だけだったようです。
サプライズに次ぐサプライズで、熱狂覚めやらぬ観客とバンド。延々と挨拶と「JUDAS PRIEST」コールを交わしつつ、「これをもちまして、本日の公演はすべて終了いたしました……」のアナウンスが流れ、本作は幕を閉じます。冒頭のトラブルから最終アナウンスまで、サプライズだらけだった武道館の一部始終を、最高のオーディエンス・サウンドで収めた1本です。当日、武道館に足を運んだ方はもちろん、噂だけ聞いて気になっていた方も、ロック・ドキュメンタリーに目がない方も必聴の体験型アルバム。プレス2CDで、緊急リリース決定です!
Disc 1 (60:02)
1. War Pigs(Tape Intro)/Battle Cry Intro(Breakdown) 2. Battle Cry Intro(Restart)
3. Dragonaut 4. Metal Gods 5. Devil's Child 6. Victim Of Changes 7. Halls Of Valhalla
8. Love Bites 9. March Of The Damned
Disc 2 (68:15)
1. Turbo Lover 2. Redeemer Of Souls 3. Beyond The Realms Of Death 4. Jawbreaker
5. Breaking The Law 6. Hell Bent For Leather 7. The Hellion/Electric Eye
8. You've Got Another Thing Comin' 9. Painkiller 10. Living After Midnight/Defenders Of The Faith
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★★特別企画
★長年に渡って数々の伝説を残したJUDAS PRIESTの来日公演でも、いろいろな意味で特別なショウを、最高のオーディエンス・サウンドで収めた「REDEEMER OF SOULS IN TOKYO: BUDOKAN 2015」に同日のオーディエンス映像「BUDOKAN 2015 THE VIDEO」が特別に付属いたします。
JUDAS PREIST - BUDOKAN 2015 THE VIDEO(Special Bonus DVDR)
Live at Budokan, Tokyo, Japan 11th March 2015 AMAZING SHOT!!!
これは凄い。これほど凄い映像がボーナスなんて贅沢というか、勿体ないというか。さまざまなサプライズが一夜に凝縮された、2015年の武道館公演。本作は、それを理想的なオーディエンス・ショットで収めた決定版映像。しかも、撮影者本人から直接マスター譲り受け、世界中どこにも出回っていない本邦初公開映像です!
最新のデジタル機材による撮影だけあって、その映像美は実に素晴らしい。遠景からのワンカメですが、ズームで寄るとリッチー・フォークナーやグレン・ティプトンが弾きながら呟いている歌詞まで読み取れる画質です。音声も画質に負けていない。さすがに本編プレス2CDには及びませんが、実にクリアで分離もばっちり。ところどころオーバーピークになる箇所さえなければ、プレス間違いなしだったのですが……。
そんなハイクオリティでサプライズの数々を目撃できることこそ、本作の醍醐味。本編プレス2CDのマスターに比べると、若干短いですが、冒頭のトラブルもばっちり収められています。赤いライトでムードたっぷりに盛り上がる中、ショウが始まらずAC/DCが流れ出す会場。そのどよめき、困惑。トラブルを告げるアナウンスに「えーっ」「がんばれー!」と上がる様子まで、ありありと映し出されています。
そして、ハイクオリティの威力が発揮されるのが、ショウが始まってから。ほとんど1曲ごとに衣装を替えるロブ・ハルフォード、曲のイメージを次々と映し出すスクリーン(「March Of The Damned」の映像は気持ち悪い……)、お馴染みのハーレーもしっかり収められています。
そんな中、音声だけではうかがい知れなかったのが、ギターの2人。各地で「グレン・ティプトンが動かない」と話題になりましたが、確かにフォーメーションこそこなすものの、いつになく動いていない。JUDAS PRIESTでも最高齢のグレンは、現在67歳。トニー・アイオミと同い年であり、メタル界全体でも最長老にあたるだけに無理もありません。しかし、その指先は健在で、「Victim Of Changes」「Beyond The Realms Of Death」では流石のソロを聴かせてくれる。「Victim Of Changes」でキメを弾ききって威厳たっぷりに虚空を指さす佇まい、それこそアイオミばりの風格です。
グレンに代わって気を吐いているのが、リッチー・フォークナー。唯一の30代だけあって、機敏で元気。常軌を逸した大暴れはしませんが、客の煽りを一手に引き受け、片手を上げる姿も雄々しい。「静のグレン・動のリッチー」という新たなフォーマットがしっかり確立している。本編プレス2CDの解説でも書きましたが、出しゃばりすぎず、大人しくもないリッチーのバランス感覚は映像でもしっかり分かります。
そのリッチー最大の見せ場は「You've Got Another Thing Comin’」に盛り込まれたソロタイム。ここまでの活躍を労うように「あいつの出番だぜ」と指さすグレン、拳を合わせて激励するロブ。そして、鮮やかなライトに彩られ、ブロンドを振り乱しながらぶっとい音で弾き倒す姿は、まるでザック・ワイルド。観客も、彼の仕事ぶりに満足しているからこそ、この時とばかりに輝くリッチーに大声援で応える。なんて美しく、なんてメタルな光景でしょうか。
もちろん、東日本大震災に触れるロブMCや、大盤振る舞いのアンコールといったサプライズもばっちり目撃できるわけですが、そんなサプライズだらけの最後には、映像でないと分からないもう1つのサプライズが。なんとグレンが客席に降りて観客と直接挨拶する! 常に日本を特別と思ってくれたJUDAS PRIESTですが、その中でも武道館は特別中の特別。その気持ちが形となって目の前に広がるのです。あれ? おかしいな、超クリア映像がなぜかぼやけて見える……。
苦笑いなトラブルから、血湧き肉躍るメタル、胸を熱くする名シーンなど、あらゆる想いが吹き出しては駆け巡る2時間。本編プレス2CDのイマジネーションを膨らませるどころか、この1本だけでも大満足できる大傑作映像です。重金属製の神々を愛する総ての方へ、本作を贈ります。
(1:58:19)
1. Battle Cry Intro(Breakdown)/Pre Show Music 2. Battle Cry Intro(Restart) 3. Dragonaut
4. Metal Gods 5. Devil's Child 6. Victim Of Changes 7. Halls Of Valhalla 8. Love Bites
9. March Of The Damned 10. Turbo Lover 11. Redeemer Of Souls 12. Beyond The Realms Of Death
13. Jawbreaker 14. Breaking The Law 15. Hell Bent For Leather 16. The Hellion/Electric Eye
17. You've Got Another Thing Comin' 18. Painkiller 19. Living After Midnight/Defenders Of The Faith
COLOUR NTSC Approx.118min.
Special Bonus DVDR for "REDEEMER OF SOULS IN TOKYO: BUDOKAN 2015"(ZODIAC 125)