BILLY JOEL - MADISON SQUARE GARDEN 1984(2CD) [ZION-160]

BILLY JOEL - MADISON SQUARE GARDEN 1984(2CD) [ZION-160]

販売価格: 3,800(税込)

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商品詳細

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Live at Madison Square Garden, New York, NY, USA 27th June 1984 TRULY PERFECT SOUND

 今から10日ほど前、世界中のビリー・ジョエル・マニアの前に衝撃の新音源が登場しました。大ヒット・アルバム「AN INNOCENT MAN」を引っ提げて行われた1984年の「FROM A PIANO MAN TO AN INNOCENT MAN」ツアーは1月から7月までという、一年の半分をつかったスケジュールの中で大々的に行われたのですが、これは一重にアルバムだけでなく「Uptown Girl」を始めとしたシングルもことごとく大ヒットを記録して大成功を収めた結果だったのです。さらに前作「THE NYLON CURTAIN」リリース時のツアーがアメリカでしか行われなかったことを踏まえ、今度は世界中を回って「AN INNOCENT MAN」の成功を確固たるものにしなければならいということもあったのでしょう。実際「Uptown Girl」はイギリスで大ヒットとなりました。
 その成功を受けてイギリスBBCが撮影したウェンブリー・アリーナでのライブ映像は最高画質のバージョン「WEMBLEY 1984」が何度もギフト・アイテムとしてリリースされてきましたが、これ以外になると極端にアイテムが少ないツアーとなってしまいます。唯一、武道館公演だけは以前からジェネ落ちコピーがトレーダーに出回っており、それをそのままリリースしたCD-Rがリリースされたこともありましたが、これこそが数少ない1984年ツアーの音盤アイテムだったという。ところが同じ音源をマスターから別格のアッパー版にて収録し、さらに初登場の武道館初日音源まで最高音質で発掘してみせたのが名作「INNOCENT NIGHTS」でした。
 これで映像はBBCのウェンブリー、音源は「INNOCENT NIGHTS」が「FROM A PIANO MAN TO AN INNOCENT MAN」1984年ツアーの二大巨頭に君臨したのですが、どうしたことか他の日の音源がまったくリリースされない。2016年になって2月のフィラデルフィア公演の素晴らしい音質のオーディエンス録音が発掘されたものの、一部のマニアの間でしか話題とならなかったのが惜しまれます。
 ところが今月ネット上に現れた6月のマディソン・スクエア・ガーデン公演はフィラデルフィアをも凌ぐウルトラクオリティのオーディエンス録音であり、ひょっこり発掘されて世界中のマニアを驚かせたのでした。何しろ抜群の音質。音像は相当にオンで、これが「Goodnight Saigon」で流れてくるヘリのSEなどではまるっきりサウンドボードだと錯覚しそうになってしまいます。それでいてクリアネスや鮮度も素晴らしく、今になって1984年ツアーからこれほどの極上録音が発掘されたことには驚きを禁じ得ません。

 それに内容がまた素晴らしい。あの定番BBC映像はツアーが後半に差し掛かり、バンド・サウンドやステージがすっかり完成された見事な段階を捉えていました。しかしウェンブリーから三週間後、ツアー千秋楽の真っ最中であったにもかかわらず、構成が固まってしまうどころか、さらに進化し続けていたことを最高音質で伝えてくれるという点も価値が高い。
 ウェンブリーでは「The Longest Time」の前でビリーがライチャス・ブラザースの「You've Lost That Lovin' Feeling」をほんのさわりだけ口ずさんでいましたが、ここでは彼がワンコーラス歌い上げるだけにとどまらずバンドもそれに合わせており、短いながらも立派な演奏へと進化を遂げているのです。ここからおなじみ「What’s Your Name?」パートが始まるのですが、そこからディオン・アンド・ベルモンツの「Teenager In Love」へと移り、ようやく「The Longest Time」が始まるというエスカレートぶり。
 アルバムの大ヒットを受け、ハードなスケジュールで敢行された「FROM A PIANO MAN TO AN INNOCENT MAN」が終わりに近づいているというのに、無難な守りに入るどころかむしろ攻めの姿勢を崩さなかったビリーの果敢な姿勢だとも言えるのではないでしょうか。ライブの構成自体がセット序盤で「AN INNOCENT MAN」の曲は一切登場せず、中盤でタイトル曲が演奏されたのを皮切りとして立て続けに演奏してくれる点も同様な攻めを感じさせる。何よりアルバムやシングルが大ヒットしたからこそ伝わってくる、バリバリの現役感。
 マニアでなくとも当時はMTVから流れまくって知っているであろう名曲の数々がビリーの黄金期を支えたリバティ・デヴィートや故ダグ・スティッグマイヤーといった辣腕メンバーによって演奏される。これが本当に懐かしい。そしてツアーの終盤らしくビリーの地元ニューヨークでセッティングされたマディソン・スクエア・ガーデンでの7回公演のちょうど中盤に当たった一夜を最高の音質(リリースに際しては、いくつかのノイズを削除した程度です)で捉えてくれる限定プレスCDオーディンス・アルバム。あの輝ける1984年ツアーからようやく新たな定番の誕生です!

★7日連続のMSG公演4日目。初登場の超高音質オーディエンス録音。

Disc 1(58:50)
1. Mexican Connection 
2. Prelude/Angry Young Man
3. My Life
4. Piano Man
5. MC
6. Don't Ask Me Why
7. Allentown
8. Goodnight Saigon
9. Pressure
10. Just The Way You Are
11. Band Introductions
12. Scenes From An Italian Restaurant

Disc 2(61:24)
1. Introduction of Glenn Stulpin, Bob Livingood, Larry Etkin (Brass Section)
2. An Innocent Man
3. You've Lost That Lovin' Feeling
4. Introduction of Frank Simms & Peter Huwlett (Backing Vocals)
5. What's Your Name?
6. Teenager In Love

7. The Longest Time
8. Leave A Tender Moment Alone (with Jean "Toots" Thielmans on Harmonica)
9. Stiletto
10. Sometimes A Fantasy
11. It's Still Rock & Roll To Me
12. Uptown Girl
13. Big Shot
14. Tell Her About It
15. You May Be Right
16. Only The Good Die Young

Billy Joel - Vocals, Piano David Brown - Guitar, Backing Vocals
Russell Javors - Rhythm Guitar, Backing Vocals Doug Stegmeyer - Bass, Backing Vocals
David Lebolt - Keyboards Mark Rivera - Saxophones, Flute, Backing Vocals
Liberty Devitto - Drums, Percussion

Larry Etkin - trumpet Bob Livingood - trumpet Glenn Stulpin - saxophones

Frank Simms - backing vocals Peter Huwlett - backing vocals
Bob Duncan - backing vocals Jean "Toots" Thielmans - Harmonica