CHEAP TRICK - FRESNO 1978 THE VIDEO(DVDR) [Shades 1164]

CHEAP TRICK - FRESNO 1978 THE VIDEO(DVDR) [Shades 1164]

販売価格: 1,500(税込)

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商品詳細

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Selland Arena, Fresno, CA, USA 22nd July & 26th December 1978 AMAZING SHOT!!!

 伝説の初来日を果たし、あの『AT BUDOKAN』が世界を席巻した1978年のCHEAP TRICK。当時の現場を体験できる傑作映像が登場です。
 そんな本作に収められているのは2公演。「1978年7月22日+12月26日フレズノ公演」の衝撃オーディエンス・ショットです。現在、当店では70年代フレズノから生まれた傑作映像の数々が話題をさらっていますが、本作はそのCHEAP TRICK編。これまでの傑作群は1本1本が衝撃でしたが、本作はそんなシリーズでも飛びっきり。何しろ、CHEAP TRICKにとって特別すぎる“1978年”を現場体験できるのですから。その意味をご説明するためにも、まずは彼らの命運が大きく変わった当時のスケジュールから2公演のポジションを確かめてみましょう。

・1月2日-21日:北米#1(8公演)
・3月7日-4月2日:欧州(19公演)
・4月20日:ポカテッロ公演
・4月25日-5月1日:初来日(6公演)
《5月24日『HEAVEN TONIGHT』発売》
・5月26日-10月1日:北米#2(72公演)←★ココ:前座★
《10月8日『AT BUDOKAN』発売》
・12月7日-17日:北米#3(10公演)
・12月26日-31日:北米#4(6公演)←★ココ:ヘッドライナー★

 これがCHEAP TRICKの1978年。“IN COLOR TOUR”の最終公演地は日本であり、そこで彼らの象徴『AT BUDOKAN』が誕生しました。しかし、そのリリースは少し先で、その前に『HEAVEN TONIGHT』を発表。全米ツアーに乗り出したわけです。本作に収録されているフレズノ2公演はどちらも“HEAVEN TONIGHT TOUR”の北米ツアーですが、その意味合いは大きく異なる。メインとなる「12月26日」公演は終盤の「北米#4」の初日であり、そこにボーナス追加された「7月22日」は5ヶ月前の「北米#2」の36公演目でした。
 時系列が逆にも関わらず「12月26日公演」が先のメイン収録となっているのは、収録時間が長いから。ここがポイントでして、実は「7月22日公演」公演はFOREIGNERの前座公演のために短かった(ちなみに、この日のFOREIGNER編は同時リリースの『Uxbridge 1213』でお楽しみ頂けます)。それに対し、メインの「12月26日公演」は『AT BUDOKAN』を経てヘッドライナーとなったショウなのです。もう少し細かくお話ししますと、『AT BUDOKAN』の米国リリースは翌1979年2月になってからのことで、この時点ではまだ全米チャートを駆け上がってはいない。しかし、当時は日本からの輸入盤が大ヒット(推定で3万枚以上とも言われています)していたのです。本作は単に貴重な極上映像というだけでなく、そんな“成功の薄膜”を破る前と後を同会場で定点観測できるのです。
 しかも、本作は本当に「定点」。フレズノ・シリーズ共通の特徴はこれまでの諸作で繰り返してきましたので避けますが、その1つが絶景。全部が全部ではないものの、ほとんどがステージ右寄りから遮蔽物ゼロで視点はステージ上のメンバーと同じ高さで撮影されている。もちろん、いかに同会場ではあっても毎度毎度、同じ席を常に買えるはずがない。研究家の間では「このシリーズは関係者撮影ではないか」とも囁かれておりますが、その根拠ともなっているのです。そして、本作の2公演もまさにこの法則に則っており、まったく同じ距離感・同じ角度で2つのステージを撮影している。同じ曲の別演奏があるために別公演なのは間違いないものの、まさに「定点」から2つのショウを体験できるのです。
 クオリティや映像美が似ているとは言え……いえ、酷似しているからこそ違いが鮮明に浮き立つ。セットも含め、2公演ともまさに「AT BUDOKANの向こう側」とも言える大熱演ですが、そのスケール感がまるで違う。前座だった「7月22日公演」は使えるスペースが小さいのか、楽器が所狭しと置かれた中でリック・ニールセン以外は演奏に集中しており、ロビン・ザンダーの歌いっぷりもアグレッシヴ。それに対し、ヘッドライナーの「12月26日公演」は照明もカラフルならステージも広々としており、ロビンも大袈裟なアクションを連発。歌声はワイルドではあっても攻撃的というよりは伸びやかで、大観衆をノセにノセまくる大物らしい風格を身につけ始めているのです。

 まさに「目で観るAT BUDOKAN」。しかも、ブレイクスルーの直前/直後を同会場・同視点から楽しめてしまう傑作映像です。成功によってバンドの雰囲気が変わることは良くありますが、それをここまで見事に描いた絵像はロック界広しと言えど、他にも思い当たりません。
 あくまでも本作最大のポイントは若きCHEAP TRICKの熱演であり、超極上の絶景クオリティです。その上で、ロックバンドがたった5ヶ月で生まれ変わる「成功のマジック」まで感じ取れてしまう。CHEAP TRICKファンの方はもちろん、バンドという生き物の不思議さ、ロック・ミュージシャンという生き方に興味のあるすべての方にご体験いただきたい類い希なる名作映像です。

★凄い映像です。

(52:37)
Live at Selland Arena, Fresno, CA, USA 26th December 1978

1. Intro
2. Hello There
3. Come On, Come On
4. Stiff Competition
5. On Top of the World
6. Guitar Solo / Blues Jam
7. Big Eyes
8. Southern Girls
9. Need Your Love
10. I Want You to Want Me
11. California Man
12. Surrender
13. Goodnight Now
14. Auf Wiedersehen
15. Clock Strikes Ten

Live at Selland Arena, Fresno, CA, USA 22nd July 1978

16. Intro
17. Hello There
18. Come On, Come On
19. Big Eyes
20. California Man
21. Goodnight Now
22. Auf Wiedersehen

Robin Zander - lead vocals, rhythm guitar
Rick Nielsen - lead guitars, vocals
Tom Petersson - bass, vocals
Bun E. Carlos - drums

COLOUR NTSC Approx.53min.