THE NICE - FILLMORE WEST 1969(1CD + Ltd Bonus DVDR) [Virtuoso 069]

THE NICE - FILLMORE WEST 1969(1CD + Ltd Bonus DVDR) [Virtuoso 069]

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商品詳細

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Live at Fillmore West, San Francisco, CA. USA 12th December 1969 STEREO SBD

EL&P結成前に、キース・エマーソンが在籍していた「NICE」の1969年12月12日、サンフランシスコはフィルモア・ウェスト公演をオフィシャル級の超高音質ステレオ・サウンドボード録音で約1時間収録。近年、突如出現した驚愕のライブテイク。選曲は「The Nice」に収録されたHang On To A Dream、For Example、She Belongs To Me、そして「Five Bridges」(この時点では未発売)に収録されたCountry Pie / Brandenburg Concerto No. 6とPathetiqueの5曲。「Elegy」に収録されたHang On To A Dreamと「Nice」に収録されたShe Belongs To Meは、それぞれが1969年4月9日と10日にニューヨークのフィルモア・イーストで録音されたもので、勿論、本盤のテイクとは別です。とにかく音質が驚くほどに素晴らしく、どの曲でも若きキース・エマーソンの切れ味・存在感抜群の壮絶なプレイを最高級のステレオ・ライン録音で楽しむことができます。どの曲も現存するオフィシャルテイクを上回る演奏時間の長さと熱のこもった演奏を聴かせてくれ、キースのお馴染みの指癖プレイをベースにした高度なアドリブプレイの数々を、極上サウンドでたっぷりと堪能することができます。オルガンの切れ味鋭いプレイはキャリア中最高と言えるもので、この時期のキースはここまで凄いのかと、唖然とするようなパフォーマンスは間違いなく全てのファン必聴です。Hang On To A Dream のジャージーなピアノソロは必聴。チャイコフスキーの「悲愴」の第三楽章のオルガン・トリオ・ライブはその生々しいサウンドからキースの熱気溢れる演奏が伝わってきて、そのドラマチックなパフォーマンスは最高の聴き所になっています。「最新アルバムから」というMCからスタートする15分のオリジナルナンバーFor Example(ラストにはAmericaも登場)、そして同じく15分のロング演奏を聴かせるボブ・ディランのカバーShe Belongs To Me(途中、「スパイ大作戦」のテーマ等挿入)、それら全てでELP以降では味わえないようなキースの鬼気迫るボルテージ満点のプレイの数々をたっぷりと堪能できます。昨年4月に他界したブライアン・デヴィソンのドラムも力強いボーカルやベースプレイを聴かせるリー・ジャクソンも、見事なサポートプレイで、オリジナリティ溢れるナイス・ミュージックを構築する様を楽しむことができます。特に上記2曲ではリーのボーカルも味わい深く素晴らしいです。ナイスがライブバンドとして如何に魅力的であったかが良く分かる一枚です。ELPファンだけでなく、全ての英ロック・ファン必聴のスーパー・タイトルが200枚限定のプレスCDにてリリース決定です。

★beatleg誌 vol.109(2009年8月号)のレビュー要約です。ご参考まで。

 後にELPを結成するKeith Emerson率いるThe NiceのFillmore West公演を収録。Bill Grahamの「Wolfgans Vaults」で公開されているmp3音源をそっくり使用しているのだが、非常に高音質のサウンドボード音源で誰もが安心して楽しめるだろう。3人のエゴがぶつかり合ったELP時代よりも、イニシアティブを完全に握っていたThe Nice時代の方が、Keith Emersonの奔放でユニークな音楽性が如何なく発揮されていると言っていい。「Hang On To A Dream」は「Summertime」のフレーズが登場するなど、間奏部がかなり拡大されて14分に及ぶ熱演が展開される。「For Example」では「America」が登場、Bob Dylanのカヴァー「She Belongs To Me」は15分を超える演奏で、「スパイ大作戦」のテーマなども登場する。「ELPよりもThe Niceの方が凄い」と評価するファンも少なくないが、それを裏付ける好盤だ。なお、このFillmore West公演にはKing Crimsonも出演しているが、バックステージでKeith EmersonとGreg Lakeが初めて接触し、ELP結成に向けた最初のやり取りが行われている。あらゆる万障を排してでも、聴いてほしい。

1. Country Pie / Brandenburg Concerto No. 6 2. Hang On To A Dream
3. Pathetique (Tchaikovsky Symphony No. 6 - 3rd Movement) 4. For Example 5. She Belongs To Me

Keith Emerson - Keyboards Lee Jackson - Bass, Vocals Brian Davison - Drums

STEREO SOUNDBOARD RECORDING

Special re-issue with Bonus DVDR "COLOUR ME POP '68"

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★ザ・ナイス「FILLMORE WEST 1969」の再入荷盤に、1968年9月29日、イギリスはクロイドンのフェアフィールド・ホールズで撮影・収録された初期ナイスの高画質ライブ映像を収録した「COLOUR ME POP '68」がボーナスDVDRで付きます。

THE NICE - COLOUR ME POP '68(Bonus DVDR)
Live at Fairfield Halls, Croydon, UK 29th September 1968 PRO-SHOT

1968年9月29日、イギリスはクロイドンのフェアフィールド・ホールズで撮影・収録された初期ナイスの高画質ライブ映像を収録。イギリスBBCにて当時放送された人気音楽番組「Colour Me Pop」の貴重映像で、近年流出しイントロにはタイムカウントが表示されたデジタル業務用コピーをそのまま収録しています。画面は白黒でアナログノイズもありますが、鑑賞には申し分ないレベルであり、初期ナイスの伝説のパフォーマンスを、ストレス無くたっぷりと堪能することができます。ちょうどセカンドアルバム「Ars Longa Vita Brevis」リリース前の映像で、ギターのデヴィッド・オリスト脱退直前の貴重なライブテイクです。そもそもナイスのここまで長いライブ映像はこれ以外に存在せず、貴重なシーンの連続に、ファンは30分間、画面に目が釘付けになって見入ってしまうことでしょう。America後半ではキースのオルガンへのグリッサンドの嵐の後、鍵盤へのナイフ刺し、オルガンの上に立っての仁王立ちと、この時期にして、将来延々と繰り返される、お馴染みのアクションを全てやっているのを確認できます。ラストにオルガンの裏側から鞭の如く、スティックでリバーブの部分を叩いて、破壊音を出す珍しいギミック・アクションも見ることができます。MCは殆どキースが担当しますが、Ars Longa Vita Brevisの前にリーが説明を行います。この大曲の演奏は、まさに見所満載!!冒頭のブライアンの笛吹き、クリムゾンばりの銅鑼の連打、キースがオルガンの裏からノイズを出して、ドラムが呼応するところはフロイドのサイケな演奏を連想させます。ピアノソロに続いては、グランドピアノの内側に腕を突っ込んで、音を操る様子も見ることができます。後半のスピーディでアグレッシブな変幻自在のオルガンソロは最高の聴き所です。ラストのロンドの全体が一丸となったド迫力のパフォーマンスはまさに必見!若きキースのエネルギーが爆発する、まさに全てがぶっ飛んでいる、まさに超絶の演奏ぶりをお楽しみください。

1. Intro 2. America 3. Ars Longa Vita Brevis 4. Rondo 5. Outro.

Keith Emerson - Organ, Piano Lee Jackson - Bass, Vocals David O'List - Guitar
Brian Davison - Drums, Percussion

PRO-SHOT Black & White NTSC Approx. 31min.

Special Bonus DVDR for limited re-issue of "FILLMORE WEST 1969"(Virtuoso 069)