GIUFFRIA - TOKYO 1985 1ST NIGHT(1CDR) [Shades 1155]

GIUFFRIA - TOKYO 1985 1ST NIGHT(1CDR) [Shades 1155]

販売価格: 1,500(税込)

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商品詳細

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Live at Nakano Sunplaza, Tokyo, Japan 25th June 1985 PERFECT SOUND(from Original Masters)

 現在、43年ぶりとなるANGEL奇跡の再来日が巷を賑わしていますが、そんな“今”にピッタリの秘蔵オリジナル録音が新発掘です。
 そんな本作の主役は、グレッグ・ジェフリア率いるメロディック・ハードの雄GIUFFRIA。現在の再編ANGELにグレッグは不参加ですが、本作は彼がGIUFFRIAとして初来日を果たした際の記録。「1985年6月25日:中野サンプラザ公演」のオーディエンス録音です。GIUFFRIAの初来日と言えばオフィシャル映像作『JAPAN TOUR '85』としても残されています(当店の復刻プレスDVDでお楽しみ頂けます)が、本作は別ショウ。その辺の状況を把握するためにも、まずは当時のスケジュールからショウのポジションを確かめてみましょう。

・6月25日:中野サンプラザ ←★本作★
・6月26日:中野サンプラザ ←※公式映像
・6月27日:渋谷公会堂
・7月1日:大阪フェスティバルホール

 以上、全4公演。オフィシャル映像『JAPAN TOUR '85』の現場も中野サンプラザでしたが、本作はその前日。初来日の初日となるコンサートでした。そんなショウで記録された本作は、何とも瑞々しい傑作録音。音色にオーディエンスの証が刻まれたタイプですが、1階4列目という間近席で録音されたクリアさと細やかなディテールは絶品。リアルな空気感のド真ん中を手応えたっぷりの芯が貫き、特にギターはピッキングのニュアンスまで鮮やかで、ヴォーカルは歌詞まではっきりとしている。そして、何と言っても鮮度。録音家本人から直接譲られた本作だけのオリジナル・マスターで、もちろんダビング痕などまるでなし。テープチェンジ部のみ、ブツ切り感を緩和するフェイド処理を行いましたが、それ以外に手を加える必要のないフレッシュなサウンドがたっぷり楽しめるのです。
 そんなサウンドで描かれるのは、メロディアス・ハードの名作『GIUFFRIA』の本生100%版となるフルショウ。セットを整理するまでもなく、軸となるのはデビュー作『GIUFFRIA』。その全10曲中「Dance」「The Awakening」以外の全曲が披露され、そこに各メンバーのソロタイムや「Rock Rules」「Straight To The Top」といったレパートリーがまぶされる。そのセレクト自体は『JAPAN TOUR '85』でも楽しめましたが、あの公式映像はインタビューも盛り込みながら曲順も入れ替えた編集作品でした。それに対し、本作は一発録りの本生オーディエンス録音。ショウの流れも現実通りでショウをフル体験できるのです。
 そして、そのセットを綴るパフォーマンスこそが素晴らしい。デヴィッド・グレン・アイズレーは見た目こそデイヴィッド・リー・ロスに似ていましたが、歌声はスティーヴ・ペリー似の美声。その声で歌い上げるメロディ派どこまでも美しく、後にDIOの支柱となるクレイグ・ゴールディも若さに任せたトリッキーなフレーズを連発。「もしかしてDIOではロニーに抑えられていた?」と思ってしまうほどに熱く、躍動感溢れる弾きっぷりを聴かせてくれます。そして、主役グレッグ。多彩な音色をこれでもかと繰り出すソロタイムがえらくカラフルで、「Fanfare For The Common Man」もキース・エマーソンばり。メロディアスな名曲たっぷりなアルバムとアグレッシヴなライヴの組み合わせは、EL&POWELLが目指していたスタイルを理想形で先取りしていたかのようです。

 名曲「Call to the Heart」こそスマッシュ・ヒットしたものの、その後時代の流れに押し流されるように消えてしまった名バンドGIUFFRIA。時代の徒花ではありましたが、その音楽は1985年の日本で間違いなく輝いていた。本作は、その音の証拠品です。ANGELに奇跡が起きたのなら、GIUFFRIAにも起きて欲しい。そんな想いさえ掻き立てられる初来日の現場。どうぞ、秘蔵オリジナル録音の本作でじっくりと味わってください。

(74:00)
01. Introduction
02. Do Me Right
03. Don't Tear Me Down
04. Lonely In Love
05. Rock Rules
06. Line Of Fire
07. Out Of The Blue
08. Guitar Solo
09. Straight To The Top
10. Call To The Heart
11. Keyboard Solo
12. Trouble Again
13. Drum Solo/Jam
14. Turn Me On

David Glen Eisley - lead vocals
Gregg Giuffria - keyboards, backing vocals
Craig Goldy - guitars
Chuck Wright - bass
Alan Krigger - drums, percussion