RUSH - DEFINITIVE PHILADELPHIA 1986 2ND NIGHT(2CD) plus Bonus DVDR [Cygnus 036/037]
RUSH - DEFINITIVE PHILADELPHIA 1986 2ND NIGHT(2CD) plus Bonus DVDR
[Cygnus 036/037]
販売価格: 3,800円(税込)
商品詳細
★在庫切れの場合取り寄せ(1週間で入荷)
★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
Live at the Spectrum, Philadelphia, PA, USA 16th April 1986 STEREO SBD(from Original Masters)*UPGRADE
“POWER WINDOWS TOUR”唯一と言われる究極サウンドボード音源の史上最高峰マスターがブラッシュアップ。永久保存プレス2CDで登場です。
【関係者流出の究極サウンドボード・マスター】
その究極マスターが記録されたのは「1986年4月16日フィラデルフィア公演」。その超極上ステレオ・サウンドボード録音です。従来から「POWER WINDOWS TOURと言ったらこれ!」という定番中の大定番サウンドボードなのですが、本作は既発群とはまったく次元か異なる。当時の関係者から流出したマスターからダイレクトにデジタル化されており、まさに「これ以上はない」クオリティの至高盤なのです。
本作最大のポイントは、その凄まじすぎるクオリティにあるわけですが、まずはショウのポジション。このツアーは公式盤『A SHOW OF HANDS』の一部としても残されておりますので、その関係を当時のスケジュールから俯瞰してみましょう。
●1985年
・3月11日-15日:ウォームアップ(4公演)
《10月14日『POWER WINDOWS』発売》
・12月4日-19日:北米#1(11公演)
●1986年
・1月9日-19日:北米#2(8公演)
・1月30日-2月14日:北米#3(10公演)
・2月27日-3月7日:北米#4(6公演)
・3月20日-4月4日:北米#5(11公演)←※公式盤
・4月13日-5月2日:北米#6(14公演)←★ココ★
・5月12日-26日:北米#7(8公演)
これが1985年/1986年のRUSH。例の如く(?)他の国々には目もくれずに主戦場の北米をサーキット。おおよそ2-3週間ツアーしては10日間ほどオフを取るマイペースで全米&カナダを徹底的に巡りました。『A SHOW OF HANDS』には「北米#5」のイーストラザフォード公演から採用されましたが、本作のフィラデルフィア公演はその約2週間後となる「北米#6」3公演目にあたるコンサートでした。
先述の通り、そんなショウは定番サウンドボードとして知られてきたわけですが、本作はその最高峰を更新するもの。何しろ、関係者がミックス卓から直接録音した究極ジェネのカセットをマスターにしているのです。既発群に比べて冒頭部分が15秒ほど長く録音されていますが、それは大元マスターの証に過ぎない。真の衝撃は、全編を貫くサウンドそのもの。何よりも圧倒的なのはナチュラルな鮮度。既発群でベストと言われてきたものでもテープにダメージやヒスノイズがあり、それを軽減し、コンプで補整。そのイコライジングのセンスで優劣を競っているようなものでした。そのためダメージが耳に付く残念マスターか、耳が疲れる非常に人工的な音のどちらかしかありませんでした。しかし2008年に『POWER RUN: PHILADELPHIA 1986』として初登場した関係者マスターは、そうした劣化がまるで見当たらない。ダビング痕もテープ・ヨレもまったく見られず、ヒスもヘッドフォンで耳を澄ませて顕微鏡的に聴いて気づくかどうかのレベル。当時の専門誌からも「ナチュラルな音質と、その割に少ないヒスノイズがソースの若さを如実に物語っている」「ともかく既発盤を大幅にアップグレードする音であり、完全な決定盤。全RUSHファン必携音源」と言葉を尽くした激賛が寄せられました。
【究極マスターをさらに磨き込んだ最高峰更新盤】
もちろん、それだけの衝撃クオリティに世界中のマニアが騒然。『POWER RUN: PHILADELPHIA 1986』は瞬く間に完売・廃盤となりました。本作は、そんな伝説の関係者マスターを最新マスタリングで磨き込んだもの。本来「これ以上はない」はずの「これ以上」を実現したライヴアルバムなのです。もちろん、せっかくのナチュラル・サウンドを加工してしまっては元も子もない。そうではなく、録音時に発生したと思われるわずかなノイズや欠けを検証し、より音楽作品としての完成度を高めたのです。いろいろとあるのですが、分かりやすいポイントを3カ所ほど挙げますと、まずはオープニングの「The Spirit of Radio」。ここも通常の次元では問題なかったものの、よくよく検証してみると録音ボリュームがわずかに変化していました。これは現場エンジニアのツマミ具合によるものなので欠点と言い切れないのですが、本来の演奏に忠実とも言えない。本作では、音楽作品としての金緯度を重視し、統一化しているのです。
2つめは「Red Sector A」中盤のカット。これは既発群でも同じだったのですが、大元が90分カセットだったためにチェンジのタイミングで20秒ほど録音されなかった。そこで、本作は極上サウンドボード『HAWAIIAN UNDER PRESSURE 1984(Cygnus 016/017)』から補填。厳密には同じ演奏ではないものの、シームレスに楽しめるように致しました。そして、3つめは最後のドラムソロに1カ所だけ入っていたザッという瞬間ノイズ。これも大元マスターの真実ではあるものの、可能な限り軽減してライヴアルバムとしての美しさを追求したのです。あくまで分かりやすいポイントとして3つ挙げただけですが、これだけでも本作のコンセプトをご理解いただけるのではないでしょうか。
そんな最高峰更新クオリティで描かれるショウこそが素晴らしい。元々録音されていない終盤「Red Lenses」「Tom Sawyer」「2112」「Grand Designs」「In The Mood」が未収録なのは致し方ないところですが、それでも“POWER WINDOWS TOUR”ならではのレパートリーがたっぷり。ここでその内容を整理してみましょう。
・A FAREWELL TO KINGS:Closer to the Heart
・HEMISPHERES:The Trees(★)
・PERMANENT WAVES:The Spirit of Radio(★)
・MOVING PICTURES:Limelight(★)/Witch Hunt/YYZ(★)
・SIGNALS:New World Man(★)/Subdivisions
・GRACE UNDER PRESSURE:Red Sector A/Distant Early Warning
・POWER WINDOWS:The Big Money/Manhattan Project/Middletown Dreams(★)/Marathon/Mystic Rhythms/Territories(★)
※注:「★」印は『A SHOW OF HANDS』でも聴けない曲。
……と、このようになっています。終盤がないのは残念ではあるものの、この時期らしい80年代ナンバーはたっぷり。先述のように『A SHOW OF HANDS』の一部は“POWER WINDOWS TOUR”で録音されたわけですが、そこでも聴けないレパートリーが7曲も披露され、その後10年以上も封印された「Middletown Dreams」のような曲も80年代のポテンシャルで楽しめるのです。
【もう1つの最高峰『POWER WINDOWS』デモ】
そんな本編サウンドボードだけでも文化遺産級ですが、凄まじいからこそショウの途中で終わってしまう残念感は如何ともし難い。そこで、本作にはさらに美味しいいボーナス・サウンドボードも追加収録しました。それはスタジオ作『POWER WINDOWS』デモ。現在、ネット上にテープスピードが不安定でカットもあるバージョンも流布されていますが、本作はそれとは異なるベスト・マスター。既発の中には完成版に沿った曲順に変更されたものもありますが、本作はデモ・マスターに録音されていた通りです。
そして、その中身も驚異深い。わりと製作が進んだ段階のデモなので音楽として楽しめるのですが、完成版とは比較にならないほどラフでもある。キーボードやエフェクトなどの装飾音が全然入っておらず、それどころか曲のベーシックな仮組みが詳らかにされている。完成版では力強かったベースよりもギターの方が強調されており、リフがダイナミック。また、「Manhattan Project」「Middletown Dreams」等ではアレンジそのものもまったく違います。
ツアーでただ1本とされるサウンドボードの究極形である関係者流出マスターに、スタジオ・デモ。その双方を最高峰更新クオリティで永久保存した本作は、まさに『POWER WINDOWS』時代の究極のサウンドボード・アルバムです。それこそ公式作品の隣に置いて頂きたい超極上の1本。どうぞ、心ゆくまで存分にお楽しみください。
Disc 1(66:22)
1. Stooges Intro
2. The Spirit of Radio
3. Limelight
4. The Big Money
5. New World Man
6. Subdivisions
7. The Manhattan Project
8. Middletown Dreams
9. Witch Hunt
10. Red Sector A
11. Closer to the Heart
12. Marathon
13. The Trees
Disc 2(73:13)
1. Mystic Rhythms
2. Distant Early Warning
3. Territories
4. YYZ
5. Drum Solo
Power Windows Demo Tape
6. Middletown Dreams
7. The Big Money
8. Mystic Rhythms'
9. Marathon
10. Emotion Detector
11. Grand Designs
12. Territories
13. Manhattan Project
Geddy Lee - Bass & Vocals Alex Lifeson - Guitars Neil Peart - Drums
STEREO SOUNDBOARD RECORDING
--------------------------------------------------------------
★★特別企画
★関係者流出マスターを究極形に磨き込んだ超極上サウンドボードアルバム『DEFINITIVE PHILADELPHIA 1986 2ND NIGHT』に、“POWER WINDOWS TOUR”の傑作映像『NASSAU COLISEUM 1986』が特別に付属いたします。
RUSH - NASSAU COLISEUM 1986(Special Bonus DVDR)
Live at Nassau Coliseum, Uniondale, NY. USA 4th April 1986
本編プレス2CDは、ツアー唯一のサウンドボードとスタジオ・デモを史上最高峰クオリティで永久保存した超決定盤。まさに『POWER WINDOWS』時代の究極のサウンドボード・アルバムです。そんな超名盤にあえて足りないものを挙げるなら、やはり「光景」でしょう。そこで、ツアーの現場を目撃でき、さらに本編プレス2CDでは録音されていなかったショウの終盤も味わわせてくれる傑作映像をご用意しました。
そんな本作が撮影されたのは「1986年4月4日ユニオンデール公演」。本編解説のツアー日程で言うところの「北米#5」最終日で、フィラデルフィア公演の12日前にあたるコンサート。そのオーディエンス・ショットです。オープニングの「The Spirit Of Radio」、アンコール・ラストの「In The Mood」がないので完全映像とはいきませんが、それでも本編サウンドボードでは録音されていなかった「Red Lenses」「Tom Sawyer」「2112 Overture」「Temples Of Syrinx」「Grand Designs」もたっぷり楽しめる。貴重な80年代中期のライヴを約89分にわたってたっぷりと見られる映像作品なのです。
もちろん本作のポイントは長さだけではない。何と言っても広々とした視野が素晴らしい。アレックス・ライフソン側の2階席からの撮影で、前列の腕や頭がまったくないポジションなのです。さらに嬉しいのはズームを多用しており、メンバー1人ひとりの見どころも大写しで見せてくれる。軽快にステージを闊歩するアレックス、シンセを駆使し、「世界一忙しいフロントマン」と呼ばれたゲディ・リー、80年代ならではのルックスが懐かしいニール・パートもばっちり見られます。もちろん、当時の大きいカメラでの隠し撮りなので、画面がブラックアウトしてしまうこともありますが、ほぼライヴ全体・ステージ全景を射影物なしで直視できるのは貴重です。
サウンドもまた素晴らしい。もちろん、卓直結サウンドボードの本編プレス2CDとは次元の違うレベルではありますが、広々とした視界と同じく、ステージで奏でられる音が真っ直ぐに届き、楽音の芯もしっかりとず太い。その上で、本編サウンドボード・アルバムではスッポリと抜け落ちていた臨場感・現場感もたっぷりと味わえます。
そして、この“体験感覚”もポイント。広々とした視野とまっすぐに音楽が届くベストシートで見るRUSH。ライヴ記録の楽しみ方はさまざまですが、大きく2つ「コンサートの疑似体験」と「生演奏の鑑賞」がある。卓直結サウンドボード「生演奏の鑑賞」の究極形を味わっていただいた以上は、今度は限りなく生々しい「疑似体験」もしていただきたい。そのためのベスト映像が本作なのです。
ライヴ記録に何を求め、何に感動するのか。1人ひとり異なり、バンドによって、アイテムによっても変わる命題です。それを自分の心に問いつつ、二度と体験する機会は巡ってこないであろう“RUSHの生”をたっぷりと味わえる1本。今週末は、本編プレス2CDと本作で、あなた自身の答えを探してみてください。
(88:40)
1. Limelight
2. The Big Money
3. New World Man
4. Subdivisions
5. Manhattan Project
6. Middletown Dreams
7. Witch Hunt
8. Red Sector A
9. Closer To The Heart
10. Marathon
11. The Trees
12. Mystic Rhythms
13. Distant Early Warning
14. Territories
15. YYZ
16. Drum Solo
17. Red Lenses
18. Tom Sawyer
19. 2112 Overture
20. Temples Of Syrinx
21. Grand Designs
COLOUR NTSC Approx.89min.
Special Bonus DVDR for "DEFINITIVE PHILADELPHIA 1986 2ND NIGHT"(Cygnus 036/037)
★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
Live at the Spectrum, Philadelphia, PA, USA 16th April 1986 STEREO SBD(from Original Masters)*UPGRADE
“POWER WINDOWS TOUR”唯一と言われる究極サウンドボード音源の史上最高峰マスターがブラッシュアップ。永久保存プレス2CDで登場です。
【関係者流出の究極サウンドボード・マスター】
その究極マスターが記録されたのは「1986年4月16日フィラデルフィア公演」。その超極上ステレオ・サウンドボード録音です。従来から「POWER WINDOWS TOURと言ったらこれ!」という定番中の大定番サウンドボードなのですが、本作は既発群とはまったく次元か異なる。当時の関係者から流出したマスターからダイレクトにデジタル化されており、まさに「これ以上はない」クオリティの至高盤なのです。
本作最大のポイントは、その凄まじすぎるクオリティにあるわけですが、まずはショウのポジション。このツアーは公式盤『A SHOW OF HANDS』の一部としても残されておりますので、その関係を当時のスケジュールから俯瞰してみましょう。
●1985年
・3月11日-15日:ウォームアップ(4公演)
《10月14日『POWER WINDOWS』発売》
・12月4日-19日:北米#1(11公演)
●1986年
・1月9日-19日:北米#2(8公演)
・1月30日-2月14日:北米#3(10公演)
・2月27日-3月7日:北米#4(6公演)
・3月20日-4月4日:北米#5(11公演)←※公式盤
・4月13日-5月2日:北米#6(14公演)←★ココ★
・5月12日-26日:北米#7(8公演)
これが1985年/1986年のRUSH。例の如く(?)他の国々には目もくれずに主戦場の北米をサーキット。おおよそ2-3週間ツアーしては10日間ほどオフを取るマイペースで全米&カナダを徹底的に巡りました。『A SHOW OF HANDS』には「北米#5」のイーストラザフォード公演から採用されましたが、本作のフィラデルフィア公演はその約2週間後となる「北米#6」3公演目にあたるコンサートでした。
先述の通り、そんなショウは定番サウンドボードとして知られてきたわけですが、本作はその最高峰を更新するもの。何しろ、関係者がミックス卓から直接録音した究極ジェネのカセットをマスターにしているのです。既発群に比べて冒頭部分が15秒ほど長く録音されていますが、それは大元マスターの証に過ぎない。真の衝撃は、全編を貫くサウンドそのもの。何よりも圧倒的なのはナチュラルな鮮度。既発群でベストと言われてきたものでもテープにダメージやヒスノイズがあり、それを軽減し、コンプで補整。そのイコライジングのセンスで優劣を競っているようなものでした。そのためダメージが耳に付く残念マスターか、耳が疲れる非常に人工的な音のどちらかしかありませんでした。しかし2008年に『POWER RUN: PHILADELPHIA 1986』として初登場した関係者マスターは、そうした劣化がまるで見当たらない。ダビング痕もテープ・ヨレもまったく見られず、ヒスもヘッドフォンで耳を澄ませて顕微鏡的に聴いて気づくかどうかのレベル。当時の専門誌からも「ナチュラルな音質と、その割に少ないヒスノイズがソースの若さを如実に物語っている」「ともかく既発盤を大幅にアップグレードする音であり、完全な決定盤。全RUSHファン必携音源」と言葉を尽くした激賛が寄せられました。
【究極マスターをさらに磨き込んだ最高峰更新盤】
もちろん、それだけの衝撃クオリティに世界中のマニアが騒然。『POWER RUN: PHILADELPHIA 1986』は瞬く間に完売・廃盤となりました。本作は、そんな伝説の関係者マスターを最新マスタリングで磨き込んだもの。本来「これ以上はない」はずの「これ以上」を実現したライヴアルバムなのです。もちろん、せっかくのナチュラル・サウンドを加工してしまっては元も子もない。そうではなく、録音時に発生したと思われるわずかなノイズや欠けを検証し、より音楽作品としての完成度を高めたのです。いろいろとあるのですが、分かりやすいポイントを3カ所ほど挙げますと、まずはオープニングの「The Spirit of Radio」。ここも通常の次元では問題なかったものの、よくよく検証してみると録音ボリュームがわずかに変化していました。これは現場エンジニアのツマミ具合によるものなので欠点と言い切れないのですが、本来の演奏に忠実とも言えない。本作では、音楽作品としての金緯度を重視し、統一化しているのです。
2つめは「Red Sector A」中盤のカット。これは既発群でも同じだったのですが、大元が90分カセットだったためにチェンジのタイミングで20秒ほど録音されなかった。そこで、本作は極上サウンドボード『HAWAIIAN UNDER PRESSURE 1984(Cygnus 016/017)』から補填。厳密には同じ演奏ではないものの、シームレスに楽しめるように致しました。そして、3つめは最後のドラムソロに1カ所だけ入っていたザッという瞬間ノイズ。これも大元マスターの真実ではあるものの、可能な限り軽減してライヴアルバムとしての美しさを追求したのです。あくまで分かりやすいポイントとして3つ挙げただけですが、これだけでも本作のコンセプトをご理解いただけるのではないでしょうか。
そんな最高峰更新クオリティで描かれるショウこそが素晴らしい。元々録音されていない終盤「Red Lenses」「Tom Sawyer」「2112」「Grand Designs」「In The Mood」が未収録なのは致し方ないところですが、それでも“POWER WINDOWS TOUR”ならではのレパートリーがたっぷり。ここでその内容を整理してみましょう。
・A FAREWELL TO KINGS:Closer to the Heart
・HEMISPHERES:The Trees(★)
・PERMANENT WAVES:The Spirit of Radio(★)
・MOVING PICTURES:Limelight(★)/Witch Hunt/YYZ(★)
・SIGNALS:New World Man(★)/Subdivisions
・GRACE UNDER PRESSURE:Red Sector A/Distant Early Warning
・POWER WINDOWS:The Big Money/Manhattan Project/Middletown Dreams(★)/Marathon/Mystic Rhythms/Territories(★)
※注:「★」印は『A SHOW OF HANDS』でも聴けない曲。
……と、このようになっています。終盤がないのは残念ではあるものの、この時期らしい80年代ナンバーはたっぷり。先述のように『A SHOW OF HANDS』の一部は“POWER WINDOWS TOUR”で録音されたわけですが、そこでも聴けないレパートリーが7曲も披露され、その後10年以上も封印された「Middletown Dreams」のような曲も80年代のポテンシャルで楽しめるのです。
【もう1つの最高峰『POWER WINDOWS』デモ】
そんな本編サウンドボードだけでも文化遺産級ですが、凄まじいからこそショウの途中で終わってしまう残念感は如何ともし難い。そこで、本作にはさらに美味しいいボーナス・サウンドボードも追加収録しました。それはスタジオ作『POWER WINDOWS』デモ。現在、ネット上にテープスピードが不安定でカットもあるバージョンも流布されていますが、本作はそれとは異なるベスト・マスター。既発の中には完成版に沿った曲順に変更されたものもありますが、本作はデモ・マスターに録音されていた通りです。
そして、その中身も驚異深い。わりと製作が進んだ段階のデモなので音楽として楽しめるのですが、完成版とは比較にならないほどラフでもある。キーボードやエフェクトなどの装飾音が全然入っておらず、それどころか曲のベーシックな仮組みが詳らかにされている。完成版では力強かったベースよりもギターの方が強調されており、リフがダイナミック。また、「Manhattan Project」「Middletown Dreams」等ではアレンジそのものもまったく違います。
ツアーでただ1本とされるサウンドボードの究極形である関係者流出マスターに、スタジオ・デモ。その双方を最高峰更新クオリティで永久保存した本作は、まさに『POWER WINDOWS』時代の究極のサウンドボード・アルバムです。それこそ公式作品の隣に置いて頂きたい超極上の1本。どうぞ、心ゆくまで存分にお楽しみください。
Disc 1(66:22)
1. Stooges Intro
2. The Spirit of Radio
3. Limelight
4. The Big Money
5. New World Man
6. Subdivisions
7. The Manhattan Project
8. Middletown Dreams
9. Witch Hunt
10. Red Sector A
11. Closer to the Heart
12. Marathon
13. The Trees
Disc 2(73:13)
1. Mystic Rhythms
2. Distant Early Warning
3. Territories
4. YYZ
5. Drum Solo
Power Windows Demo Tape
6. Middletown Dreams
7. The Big Money
8. Mystic Rhythms'
9. Marathon
10. Emotion Detector
11. Grand Designs
12. Territories
13. Manhattan Project
Geddy Lee - Bass & Vocals Alex Lifeson - Guitars Neil Peart - Drums
STEREO SOUNDBOARD RECORDING
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★★特別企画
★関係者流出マスターを究極形に磨き込んだ超極上サウンドボードアルバム『DEFINITIVE PHILADELPHIA 1986 2ND NIGHT』に、“POWER WINDOWS TOUR”の傑作映像『NASSAU COLISEUM 1986』が特別に付属いたします。
RUSH - NASSAU COLISEUM 1986(Special Bonus DVDR)
Live at Nassau Coliseum, Uniondale, NY. USA 4th April 1986
本編プレス2CDは、ツアー唯一のサウンドボードとスタジオ・デモを史上最高峰クオリティで永久保存した超決定盤。まさに『POWER WINDOWS』時代の究極のサウンドボード・アルバムです。そんな超名盤にあえて足りないものを挙げるなら、やはり「光景」でしょう。そこで、ツアーの現場を目撃でき、さらに本編プレス2CDでは録音されていなかったショウの終盤も味わわせてくれる傑作映像をご用意しました。
そんな本作が撮影されたのは「1986年4月4日ユニオンデール公演」。本編解説のツアー日程で言うところの「北米#5」最終日で、フィラデルフィア公演の12日前にあたるコンサート。そのオーディエンス・ショットです。オープニングの「The Spirit Of Radio」、アンコール・ラストの「In The Mood」がないので完全映像とはいきませんが、それでも本編サウンドボードでは録音されていなかった「Red Lenses」「Tom Sawyer」「2112 Overture」「Temples Of Syrinx」「Grand Designs」もたっぷり楽しめる。貴重な80年代中期のライヴを約89分にわたってたっぷりと見られる映像作品なのです。
もちろん本作のポイントは長さだけではない。何と言っても広々とした視野が素晴らしい。アレックス・ライフソン側の2階席からの撮影で、前列の腕や頭がまったくないポジションなのです。さらに嬉しいのはズームを多用しており、メンバー1人ひとりの見どころも大写しで見せてくれる。軽快にステージを闊歩するアレックス、シンセを駆使し、「世界一忙しいフロントマン」と呼ばれたゲディ・リー、80年代ならではのルックスが懐かしいニール・パートもばっちり見られます。もちろん、当時の大きいカメラでの隠し撮りなので、画面がブラックアウトしてしまうこともありますが、ほぼライヴ全体・ステージ全景を射影物なしで直視できるのは貴重です。
サウンドもまた素晴らしい。もちろん、卓直結サウンドボードの本編プレス2CDとは次元の違うレベルではありますが、広々とした視界と同じく、ステージで奏でられる音が真っ直ぐに届き、楽音の芯もしっかりとず太い。その上で、本編サウンドボード・アルバムではスッポリと抜け落ちていた臨場感・現場感もたっぷりと味わえます。
そして、この“体験感覚”もポイント。広々とした視野とまっすぐに音楽が届くベストシートで見るRUSH。ライヴ記録の楽しみ方はさまざまですが、大きく2つ「コンサートの疑似体験」と「生演奏の鑑賞」がある。卓直結サウンドボード「生演奏の鑑賞」の究極形を味わっていただいた以上は、今度は限りなく生々しい「疑似体験」もしていただきたい。そのためのベスト映像が本作なのです。
ライヴ記録に何を求め、何に感動するのか。1人ひとり異なり、バンドによって、アイテムによっても変わる命題です。それを自分の心に問いつつ、二度と体験する機会は巡ってこないであろう“RUSHの生”をたっぷりと味わえる1本。今週末は、本編プレス2CDと本作で、あなた自身の答えを探してみてください。
(88:40)
1. Limelight
2. The Big Money
3. New World Man
4. Subdivisions
5. Manhattan Project
6. Middletown Dreams
7. Witch Hunt
8. Red Sector A
9. Closer To The Heart
10. Marathon
11. The Trees
12. Mystic Rhythms
13. Distant Early Warning
14. Territories
15. YYZ
16. Drum Solo
17. Red Lenses
18. Tom Sawyer
19. 2112 Overture
20. Temples Of Syrinx
21. Grand Designs
COLOUR NTSC Approx.89min.
Special Bonus DVDR for "DEFINITIVE PHILADELPHIA 1986 2ND NIGHT"(Cygnus 036/037)