【取り寄せ】UK - PHILADELPHIA MARCH 1979(DVDR) [Amity 589]

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The Spectrum, Philadelphia, PA, USA 24th March 1979 AMAZING SHOT!!!

 エディ・ジョブソンをスターダムに押し上げ、英国プログレ最後の輝きを放っていた70年代のU.K.。その現場を目撃できる衝撃映像が初登場です。
 そんな本作が撮影されたのは「1979年3月24日フィラデルフィア公演」。そのオーディエンス・ショットです。「1979年のフィラデルフィア」と言うと、以前から15分ほどの映像がお馴染みとなってきましたが、本作はまったくの別公演。会場は同じ“THE SPECTRUM”ですが、従来映像が「10月16日」だったのに対し、本作は半年以上前のショウなのです。その辺の事情をイメージするためにも、まずはU.K.の終焉となった1979年を振り返ってみましょう。

・2月11日:パリ公演
《3月『DANGER MONEY』発売》
・3月3日-13日:欧州#1(3公演)
・3月21日-5月5日:北米#1(21公演)←★ココ★
・5月15日:ロンドン公演
・5月29日-6月4日:日本(5公演)
《9月『NIGHT AFTER NIGHT』発売》
・10月5日-11月18日:北米#2(23公演)
・12月1日-17日:欧州#2(8公演)
《U.K.解散》

 これが1979年のU.K.。3月に『DANGER MONEY』をリリースした彼らはイギリスとフランスでウォームアップ的なギグを行い、その余勢を駆ってツアーを開始。本作のフィラデルフィア公演は、そのスタートダッシュにあたる「北米#1」の3公演目でした。

【極上クオリティの70年代オーディンス】
 そんなショウで記録された本作は、貴重にして絶景。ビデオ撮影が一般化していくのは80年代に入ってからであり、70年代のオーディエンス・ショットは8ミリ・フィルムでの撮影が基本。最近では、そんなフィルムの発掘がブームにもなっており、これまで知られてこなかった70年代の現場が公開されるようになりました。8ミリ・フィルムはビデオ撮影よりも格段に美しく、ダビング痕のない映像美が素晴らしいのですが、その反面、撮影時間の短さがネック。1カットが数分しか持たず、十数秒の事も少なくありません。
 そして、本作もそんな70年代フィルム・オーディエンスの1つ。やはり数分の映像を繋ぎ合わせたものですが、(あくまでも8ミリ基準ながら)長めのカットが多用されており、全長で約21分にも及ぶ。そしてクオリティも絶品。とにかく画質も発色も鮮やかで、フィルムの保存状態も相当良かったのかヨレやノイズも見られない。さらに驚くのが絶景ぶり。画面中央よりわずかに左寄り(エディ寄り)の遠景ショットなのですが、遮蔽物がまったくない。視界全部をステージが占領し、そこからグイグイとズームしていくとエディやジョン・ウェットンのバストアップや手元が画面いっぱいになるほど迫る。70年代の機材にここまで出来るのかとド肝を抜かれるほどのドアップなのです。
 しかも、安定感もバツグン。前述のように70年代は誰でも撮影できるわけではなかったのですが、撮影の珍しさか奏功しているのか特にカメラを隠す様子もない。恐らくは三脚を使っているであろうビシッとした光景が繰り広げられる。さらに、サウンドまでもが素晴らしい。カメラ付属のマイクなのか、別録音をシンクロさせているのかは分かりませんが、ディテールまで晴れ渡ったクリア・サウンドでトリオ時代のアンサンブルがたっぷり味わえるのです。

【エディ時代のJETHRO TULLもボーナス収録】
 そんなフィラデルフィア公演だけでもお宝ですが、本作はさらに美味しいボーナス映像を2種追加収録しています。1つは同じくU.K.の「Violin Solo」と「Night After Night」。撮影日は不明ながら本編フィラデルフィア公演と同時に発掘されたもの。同じようにフィルム撮影ながら、2階席から見下ろした視点でズームもたっぷり。トリオを丸ごと収めるアングルも素晴らしい約2分の貴重映像です。
 さらに美味しいのがJETHRO TULL。問題作『A』リリースから約2ヶ月後となる「1980年10月13日フィラデルフィア公演」で撮影されたもの。同じ“THE SPECTRUM”とは言え、「なんでU.K.のタイトルにJETHRO TULL?」と思われるかも知れませんが、当時はエディ・ジョブソンの在籍時代。本編U.K.に酷似したクオリティから同じ撮影者と思われ、カットもエディ中心。彼の勇姿を6分30秒に渡って続けて楽しめるのです。

 英国プログレ・シーンの末期にひときわ眩しい輝きを放っていたエディ・ジョブソン。その彼をフィーチュアしたU.K.とJETHRO TULLを現場体験できる映像作品です。観られるだけでもありがたい70年代の光景ながら、それどころではない映像美とサウンドで楽しませてくれる1枚。どうぞ、じっくりとご堪能ください。

(29:23)
1. Danger Money
2. The Only Thing She Needs
3. Time To Kill
4. Thirty Years
5. Presto Vivace
6. Drum Solo
7. Waiting For You
8. In The Dead Of Night
9. Violin Solo
10. Caesar's Palace Blues

Bonus Footage
11. Violin Solo 
12. Night After Night

JETHRO TULL
The Spectrum, Philadelphia, PA, USA 13th October 1980

13. Uniform
14. Protect And Survive
15. Keyboard Solo
16. Batteries Not Included

COLOUR NTSC Approx.30min.