【取り寄せ】U2 / THE PRETENDERS / THE MISSION - LEEDS 1987(4CDR) [Uxbridge 713]

【取り寄せ】U2 / THE PRETENDERS / THE MISSION - LEEDS 1987(4CDR) [Uxbridge 713]

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Live at Elland Road Stadium, Leeds, UK 1st July 1987 TRULY AMAZING/PERFECT SOUND(from Original Masters)

 『THE JOSHUA TREE』が全世界を席巻し、時代の象徴となった1987年のU2。残念ながら日本では叶わなかった“THE JOSHUA TREE TOUR 1987”を極上サウンドで体験できるライヴセットの登場です。
 本作に収められているのは「1987年7月1日リーズ公演」。かの世界的な名手“Crazy S.”氏によるオーディエンス録音です。秘蔵コレクションのサウンドが気になるところですが、まずは世紀の“THE JOSHUA TREE TOUR 1987”全容の中からショウのポジションを確認してみましょう。

《3月9日『THE JOSHUA TREE』発売》
・4月2日-5月16日:北米#1(29公演)
・5月27日-8月8日:欧州(32公演)←★ココ★
・9月10日-10月13日:北米#2(19公演)
・10月20日-12月12日:北米#3(29公演)
・12月19日+20日:北米#4(2公演)

 以上、全111公演。おおよそ北米をメインにした大規模ツアーでしたが、夏はヨーロッパ巡業に充てられていた。本作のリーズ公演は、その「欧州」の16公演目にあたるコンサートです。この日は「U2のショウ」として告知されたのですが、その中身はちょっと違っていた。“plus Special Guests”とされており、そのラインナップが実に豪華。THE FALL、THE MISSION、THE PRETENDERSを従えての半ばフェス形式だったのです。本作は、全4組のうち3組を完全収録したオーディエンス・セットなのです。ここで、収録バランスも見ておきましょう。

・THE FALL:未収録
・THE MISSION:ディスク1
・THE PRETENDERS:ディスク2
・U2:ディスク3-4

 さて、そんな本作最大のポイントは見事なクオリティ。とにかくクリアであらゆる音がきめ細やかに届く。どのバンドもリズム隊の骨太感、ギターの繊細さはもちろんのこと、うっすらかかるシンセのわずかなヴィヴラートまでハッキリ。「まるでサウンドボード」と呼ぶタイプともちょっと違うのですが、ことクリアさ、鮮やかさに関してはライン録音にも引けを取りません。そのサウンドの要は、恐らく環境にある。現場となった“エランド・ロード”は、リーズ・ユナイテッドAFCのホームでもあるスタジアム。しかし、屋根がないオープンタイプのために実質的に野外と変わらず、会場内の反響がないのです。
 もちろん、オープン・スタジアムなら必ず肉厚サウンドになるわけではありません(むしろ、初心者は失敗しやすい)が、そこは名手“Crazy S.”。現場PAの環境をシッカリと把握し、会場の旨みを最大限に引き出している。さすがに長丁場だったせいか、THE MISSIONの最終曲やTHE PRETENDERS・U2の冒頭などでサウンドが変わることもあるものの、そうしたシーンでも的確に対処してすぐに回復。ポジション判断も、現場の柔軟な対応も、“さすが名手”の優れものなのです。
 そんなサウンドで描かれるショウは、巨大な時代の象徴となったU2の存在感が凄い。そもそも、ビッグだからこそ3バンドも率いることが出来るわけですし、それがまた“1987年”の体臭を猛烈に発散するラインナップ。『GOD'S OWN MEDICINE』で衝撃のデビューを飾ったTHE MISSIONの若々しさ、「Don't Get Me Wrong」をヒットさせて意気上がるTHE PRETENDERSの演奏も実に瑞々しい。そして、何と言っても本丸のU2。オープニングから「Stand by Me」「C'mon Everybody」といった珍しいカバーが炸裂しますが、その後は今をときめく名曲群がズラリ。もちろん、軸となるのは世紀の象徴盤『THE JOSHUA TREE』のナンバーです。「With or Without You」「Bullet the Blue Sky」といった定番曲でも若々しさが眩しいですが、さらに「Trip Through Your Wires」「Exit」「In God's Country」といった当時ならではの名曲も次々と演奏。実にアルバム全11曲中7曲もの大盤振る舞いなのです。もちろん、現在はアルバム全曲の完全再現ツアーも行っていますが、本作は超名盤を創り上げたバンド・ポテンシャルそのものをステージ叩きつける。まさに、あの超名盤の音世界がそのままリアルに生再現されていくのです。

 音楽のあり方さえも変えた『THE JOSHUA TREE』。希代の名作ではありますが、いかに超傑作であってもそれだけでは世界は塗り変わらない。その世界・魅力をステージで繰り広げ、世界中に伝えたからこそ、時代は変わったのです。その姿を名手“Crazy S.”が丹念に捉えた銘品。前座のTHE MISSIONやTHE PRETENDERSが素晴らしければ素晴らしいほど、彼らを従えたU2の巨大さまで浮かび上がる4枚組。どうぞ、この傑作で“1987年の風”を全身で感じてください。

Disc 1(47:58)
THE MISSION

1. Introduction 2. Wasteland 3. Blood Brother 4. Like a Hurricane (Neil Young cover)
5. Stay With Me 6. Heat 7. Love Me to Death 8. 1969(The Stooges cover)
9. Shelter From the Storm

Disc 2(58:05)
THE PRETENDERS

1. Room Full of Mirrors (Jimi Hendrix cover) 2. Message of Love 3. Time the Avenger
4. Kid 5. Don't Let Me Down (The Beatles cover) 6. Light of the Moon
7. My Baby 8. My City Was Gone 9. Hymn to Her 10. Back on the Chain Gang
11. Don't Get Me Wrong 12. Mystery Achievement 13. Middle of the Road

U2

Disc 3 (41:47)
1. Stand by Me 2. C'mon Everybody 3. I Will Follow 4. Trip Through Your Wires
5. I Still Haven't Found What I'm Looking For 6. MLK 7. The Unforgettable Fire
8. Sunday Bloody Sunday 9. Exit 10. In God's Country 11. The Electric Co.

Disc 4 (52:18)
1. Help! 2. Bad 3. October 4. New Year's Day 5. Pride (In the Name of Love)
6. Bullet the Blue Sky 7. Running to Stand Still 8. With or Without You
9. Trash, Trampoline and the Party Girl 10. 40

Special Thanks: Crazy S.