DEF LEPPARD - SOUTH FALLSBURG 1981(1CDR) [Shades 1140]
DEF LEPPARD - SOUTH FALLSBURG 1981(1CDR)
[Shades 1140]
販売価格: 1,500円(税込)
商品詳細
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★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
Live at Music Mountain, South Fallsburg, NY, USA 8th August 1981 PERFECT SOUND
ピート・ウィリスと世界に挑んでいた1981年のDEF LEPPARD。その貴重な大傑作録音が新発掘です……と、いつも通りに書き始めましたが、本作はそれだけではありません。今週同時リリースとなるオジー・オズボーン衝撃の新名盤『SOUTH FALLSBURG 1981(Zodiac 363)』を完全にする1枚なのです!
いきなりワケの分からない書き方をして申し訳ありません。ひとまず「オジーうんぬん」は脇に置き、イチからご説明致しましょう。本作に記録されているのは「1981年8月8日サウス・フォールズバーグ公演」。“HIGH 'N' DRY WORLD TOUR”の一幕を真空パックした新発掘オーディエンス録音です。まずは、当時のスケジュールからショウのポジションを確かめておきましょう。
・6月3日-7月5日:欧州#1(21公演)
《7月6日『HIGH 'N' DRY』発売》
・7月13日-25日:英国(12公演)
・8月2日-11月22日:北米(82公演)←★ココ★
・11月27日-12月13日:欧州#2(16公演)
これが1981年のDEF LEPPARD。翌1982年はライヴを行わず『PYROMANIA』製作に費やすわけですが、その途中でピートが解雇。結果として、1981年がピート在籍時代の最後のツアーとなりました。本作のサウス・フォールズバーグ公演は、そんなツアーでも「北米」レッグ6公演目にあたるコンサートでした。このツアーではRAINBOWやUFO、JUDAS PRIESTなど、さまざまなバンドと組んで回ったのですが、「北米」レッグの冒頭33公演はオジー・オズボーンの前座を務めていました。そう、今週同時リリースのオジー盤と本作は、同じ人物による同時録音。2作を合わせて「1981年8月8日」を完全体験できる姉妹作なのです。
もちろん、本作はオジー盤の添え物ではない。DEF LEPPARDだけのファンにも無視できない新名盤。そもそもピート時代のライヴアルバムというだけでも貴重なのですが、クオリティはその貴重度さえ吹き飛ばす。オジー盤が永久保存されたことからもご想像頂けると思いますが、何よりも素晴らしいのはオンな芯とクリアさ。とにかく極太で力強い芯が手元に真っ直ぐ飛びこみ、それに伴ってディテールも鮮やか。実のところ、騒然とした現場の空気感も吸い込んではいるのですが、ホール鳴りは不思議なほど薄く、距離感にならない。その騒然とした周囲の音も肉厚な演奏音が蹂躙し尽くしてしまうのです(ショウが進むほどに雑談が減り、声援に入れ替わっていくのもリアルで爽快です)。
そんなサウンドで描かれるのは、若さとレア曲が爆発する1981年ならではのショウ。ここで、そのセットも整理しておきましょう。
●ON THROUGH THE NIGHT(4曲)
・It Could Be You/It Don't Matter/Rock Brigade/Wasted
●HIGH 'N' DRY(5曲)
・On Through the Night/Another Hit and Run/Lady Strange/High 'N Dry (Saturday Night)/Let It Go
……と、このようになっています。当たり前のような気もしますが、歴史を塗り替える大ヒット曲達はまだ生まれておらず、初期2枚『ON THROUGH THE NIGHT』『HIGH 'N' DRY』の濃縮還元。「Rock Brigade」「On Through the Night」「Lady Strange」等、80年代初期だからこそのナンバーが大量に演奏されますが、極めつけは「It Could Be You」と「It Don't Matter」でしょう。どちらも後年のサプライズにも選ばれず、このツアーまでのレパートリー。恐らく、フィル・コリンが一度も演奏していないであろう初期ナンバーなのです。
そうは言っても、後年にも復活するナンバーも多かったりするわけですが、二度と戻らないのはピートを交えたアンサンブル。個人的な技量はフィルの方が上なのでしょうが、スティーヴ・クラークとのツインは荒削りながらも勢いに溢れ、上達真っ最中なのがハッキリ分かる。共に曲を書き、バンドの音楽性を育て、腕を上げた者同士のツイン。もちろん、当時まだ17歳だったリック・アレンのビートは弾ける若々しさに満ち、22歳になったばかりのジョー・エリオットの咆哮は青臭さが抜け始めた若獅子のド迫力。まさにNWOBHMの一員だった時代の体臭が強烈に発散されているのです。
単にピート・ウィリスの生演奏が聴けるという次元では収まらないNWOBHMバンド:DEF LEPPARDのショウ。それをダイレクト感たっぷりの絶品サウンドで現場体験できてしまうライヴアルバムです。そんな本作だけでも大傑作ですが、さらにオジーのプレス盤SOUTH FALLSBURG 1981』とセットで聴けば、メタルが燃え上がろうとしていた1981年の一夜を完全体験できる。DEF LEPPARDファンにも、オジーのファンにも不可避となる新発掘の姉妹作。どうぞ、併せてたっぷりとお楽しみください!
(41:42)
1. Intro
2. On Through the Night
3. It Could Be You
4. It Don't Matter
5. Another Hit and Run
6. Lady Strange
7. Rock Brigade
8. High 'N Dry (Saturday Night)
9. Let It Go
10 Wasted
Joe Elliott - lead vocals, backing vocals
Steve Clark - guitar, backing vocals
Pete Willis - guitar, backing vocals
Rick Savage - bass, backing vocals
Rick Allen - drums, backing vocals
★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
Live at Music Mountain, South Fallsburg, NY, USA 8th August 1981 PERFECT SOUND
ピート・ウィリスと世界に挑んでいた1981年のDEF LEPPARD。その貴重な大傑作録音が新発掘です……と、いつも通りに書き始めましたが、本作はそれだけではありません。今週同時リリースとなるオジー・オズボーン衝撃の新名盤『SOUTH FALLSBURG 1981(Zodiac 363)』を完全にする1枚なのです!
いきなりワケの分からない書き方をして申し訳ありません。ひとまず「オジーうんぬん」は脇に置き、イチからご説明致しましょう。本作に記録されているのは「1981年8月8日サウス・フォールズバーグ公演」。“HIGH 'N' DRY WORLD TOUR”の一幕を真空パックした新発掘オーディエンス録音です。まずは、当時のスケジュールからショウのポジションを確かめておきましょう。
・6月3日-7月5日:欧州#1(21公演)
《7月6日『HIGH 'N' DRY』発売》
・7月13日-25日:英国(12公演)
・8月2日-11月22日:北米(82公演)←★ココ★
・11月27日-12月13日:欧州#2(16公演)
これが1981年のDEF LEPPARD。翌1982年はライヴを行わず『PYROMANIA』製作に費やすわけですが、その途中でピートが解雇。結果として、1981年がピート在籍時代の最後のツアーとなりました。本作のサウス・フォールズバーグ公演は、そんなツアーでも「北米」レッグ6公演目にあたるコンサートでした。このツアーではRAINBOWやUFO、JUDAS PRIESTなど、さまざまなバンドと組んで回ったのですが、「北米」レッグの冒頭33公演はオジー・オズボーンの前座を務めていました。そう、今週同時リリースのオジー盤と本作は、同じ人物による同時録音。2作を合わせて「1981年8月8日」を完全体験できる姉妹作なのです。
もちろん、本作はオジー盤の添え物ではない。DEF LEPPARDだけのファンにも無視できない新名盤。そもそもピート時代のライヴアルバムというだけでも貴重なのですが、クオリティはその貴重度さえ吹き飛ばす。オジー盤が永久保存されたことからもご想像頂けると思いますが、何よりも素晴らしいのはオンな芯とクリアさ。とにかく極太で力強い芯が手元に真っ直ぐ飛びこみ、それに伴ってディテールも鮮やか。実のところ、騒然とした現場の空気感も吸い込んではいるのですが、ホール鳴りは不思議なほど薄く、距離感にならない。その騒然とした周囲の音も肉厚な演奏音が蹂躙し尽くしてしまうのです(ショウが進むほどに雑談が減り、声援に入れ替わっていくのもリアルで爽快です)。
そんなサウンドで描かれるのは、若さとレア曲が爆発する1981年ならではのショウ。ここで、そのセットも整理しておきましょう。
●ON THROUGH THE NIGHT(4曲)
・It Could Be You/It Don't Matter/Rock Brigade/Wasted
●HIGH 'N' DRY(5曲)
・On Through the Night/Another Hit and Run/Lady Strange/High 'N Dry (Saturday Night)/Let It Go
……と、このようになっています。当たり前のような気もしますが、歴史を塗り替える大ヒット曲達はまだ生まれておらず、初期2枚『ON THROUGH THE NIGHT』『HIGH 'N' DRY』の濃縮還元。「Rock Brigade」「On Through the Night」「Lady Strange」等、80年代初期だからこそのナンバーが大量に演奏されますが、極めつけは「It Could Be You」と「It Don't Matter」でしょう。どちらも後年のサプライズにも選ばれず、このツアーまでのレパートリー。恐らく、フィル・コリンが一度も演奏していないであろう初期ナンバーなのです。
そうは言っても、後年にも復活するナンバーも多かったりするわけですが、二度と戻らないのはピートを交えたアンサンブル。個人的な技量はフィルの方が上なのでしょうが、スティーヴ・クラークとのツインは荒削りながらも勢いに溢れ、上達真っ最中なのがハッキリ分かる。共に曲を書き、バンドの音楽性を育て、腕を上げた者同士のツイン。もちろん、当時まだ17歳だったリック・アレンのビートは弾ける若々しさに満ち、22歳になったばかりのジョー・エリオットの咆哮は青臭さが抜け始めた若獅子のド迫力。まさにNWOBHMの一員だった時代の体臭が強烈に発散されているのです。
単にピート・ウィリスの生演奏が聴けるという次元では収まらないNWOBHMバンド:DEF LEPPARDのショウ。それをダイレクト感たっぷりの絶品サウンドで現場体験できてしまうライヴアルバムです。そんな本作だけでも大傑作ですが、さらにオジーのプレス盤SOUTH FALLSBURG 1981』とセットで聴けば、メタルが燃え上がろうとしていた1981年の一夜を完全体験できる。DEF LEPPARDファンにも、オジーのファンにも不可避となる新発掘の姉妹作。どうぞ、併せてたっぷりとお楽しみください!
(41:42)
1. Intro
2. On Through the Night
3. It Could Be You
4. It Don't Matter
5. Another Hit and Run
6. Lady Strange
7. Rock Brigade
8. High 'N Dry (Saturday Night)
9. Let It Go
10 Wasted
Joe Elliott - lead vocals, backing vocals
Steve Clark - guitar, backing vocals
Pete Willis - guitar, backing vocals
Rick Savage - bass, backing vocals
Rick Allen - drums, backing vocals