AEROSMITH - NAGOYA 1994(2CDR) [Shades 842]

AEROSMITH - NAGOYA 1994(2CDR) [Shades 842]

販売価格: 2,500(税込)

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商品詳細

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Live at Rainbow Hall, Nagoya, Japan 6th May 1994 PERFECT SOUND(from Original Masters)

 ロック界最大のモンスターバンドAEROSMITH。黄金に輝くキャリアでも一大全盛期を封じ込めた極上ライヴ・イン・ジャパンが登場。独自ルートで入手したオリジナルDATマスターから起こされた極上オーディエンス・アルバムです。
 本作に収められているのは「1994年5月6日:名古屋レインボーホール公演」。彼らの来日史上、最多公演を誇る“GET A GRIP JAPAN TOUR 1994”の一幕です。とにかく、このツアーは凄かった。やたらズラズラと日程を並べるのも意味がないのですが、あまりに凄いのであえて圧縮せずに並べてみましょう。

・4月27日:横浜アリーナ
・4月29日:大阪城ホール
・4月30日:大阪城ホール
・5月3日:広島サンプラザ
・5月4日:福岡国際センター
・5月6日:名古屋レインボーホール 【本作】
・5月7日:日本武道館
・5月9日:日本武道館
・5月10日:日本武道館
・5月12日:日本武道館
・5月13日:日本武道館
・5月16日:日本武道館
・5月17日:日本武道館

【オリジナルDATの極上サウンド】
 以上、全13公演。いかがでしょう、このド迫力。彼らの来日公演は平均6.5公演ですから、丸々2周り分。公演数だけでもズバ抜けていますが、圧巻は日本武道館7DAYS。ほぼ10日間貸し切ってしまう凄まじい日程で、AEROSMITHだけでなく当時の洋楽パワーそのものをまざまざと見せつけるジャパン・ツアーでした。本作は、その日本武道館……ではなく、ラッシュに突入する前日の名古屋公演なのです。
 そんな本作最大の旨みは、前代未聞の武道館ラッシュを目前に控えた熱演にあるのですが、それを伝えるサウンドもグレイト。リアルな空間感覚は「まるでサウンドボード」と呼ぶタイプともちょっと違うものの、そのクリアさ、細やかなディテールはサウンドボードばり。各楽器がビビッドなのは当然に思えるほど基礎レベルが高く、シンバルワークの1打1打は金属光沢が目に浮かぶほどに鋭く鳴り、スライドギターはビロードのように滑らか。オーディエンス録音では曇りがちなベースもゴリゴリの「ゴ」まできっちりと際立ち、肝心要のスティーヴンの歌声は指先さえも響いているかのように豊か。
 しかも、それらを伝える現場の大気がクリスタル・クリアに透き通っていて、オーディエンス・ノイズもえらく少ない。いや、曲間になれば広大な喝采が巻き起こるのですが、演奏音に比べて遠く、広さは感じられてもステージとの間に入ってこないのです。実のところ、客録らしさが漂うのはスネアとバスドラの“鳴り”やヴォーカルの伸び感くらいのもので、オーディエンス離れした名録音なのです。

【レアにして究極的なグレイテスト・ヒッツ】
 しかし、そのクオリティで描かれるリアリティ/ドキュメント感は間違いなくオーディエンスの旨みたっぷり。開演前シーンも約8分収録されているのですが、そこで今や遅しと開演を待つ現場感のリアルなこと。場内を回って「間もなく開演いたしまーす」と告げるスタッフの声、開演ブザー、そして注意アナウンス……。このアナウンスも聞き物。実は、この年の来日ではブラッド・ウィットフォードが家族の急病(結局、亡くなりました)のために帰国。代打ギタリストが演奏する旨が告げられるのです(その代打ギタリストは、ボストンのロックバンドTHE NEIGHBORHOODSのデイブ・マインハン。彼はブラッドの旧友らしく、THE NEIGHBORHOODSのライヴ盤にゲスト参加もしています)。また、ブラッド不在についてはスティーヴン・タイラーも触れ、「Fever」後のMCでは通訳を立てて「彼は明日には戻ってくるかもね」とジョーク混じりに話しています。
 そんなドキュメント感以上に凄まじいのがショウそのもの。何しろ、地球を丸ごと席巻したGEFFEN時代でも最大ヒットとなった『GET A GRIP』時代。70年代ナンバーとGEFFENヒッツを交互に並べつつ、まるで『GREATEST HITS』と『BIG ONES』をごちゃ混ぜにして濃縮還元したような豪華絢爛のヒットパレード。しかも、日本公演は北米・欧州・南米を一通り巡り、1ヶ月半ほど休暇を取った後の仕切り直し。それだけに頂点の自信に満ち溢れ、疲れもなく、しかも名古屋は日本6公演目でエンジンも暖まってきた。歴史的な日本武道館7DAYSを目前にした意欲も相まって、名演になるべくしてなった熱演をブチかましてくれるのです。これでブラッドもいてくれたら完璧だったのですが、代打のデイブ・マインハンも地元ボストンのベテランだけあって息もピッタリで不足感はない。むしろ、ブラッド不在を跳ね返すべく発奮するジョー・ペリーやスティーヴンの熱気が目立つほどです。

 とにかく、素晴らしいサウンドで人気絶頂の“AEROSMITH in Japan”を真空パックした名作です。ブラッド不在なだけにプレス化は逃しましたが、流れ出る極上ロックンロールとサウンドは正しく永久保存級。洋楽シーンが最高に輝き、忍び寄る陰りも感じさせなかった“1994年”の薫り。どうぞ、本作で胸いっぱいに吸い込んでください!

Disc 1 (56:41)
1. Opening 2. Intro 3. Eat the Rich 4. Toys in the Attic 5. Fever 6. MC (with Interpreter)
7. Same Old Song and Dance 8. What It Takes 9. Mama Kin 10. Rag Doll 11. Monkey on My Back
12. Cryin'

Disc 2 (66:20)
1. Slide Guitar Intro 2. Draw the Line 3. Stop Messin' Around 4. Walk On Down 5. Janie's Got a Gun
6. Love in an Elevator 7. Dude (Looks Like a Lady) 8. Bass Intro 9. Sweet Emotion
10. Dream On 11. Livin' on the Edge 12. Drums Intro 13. Walk This Way

Steven Tyler - Vocals, Harmonica Joe Perry - Guitar, Vocals Tom Hamilton - Bass
Joey Kramer - Drums David Minehan - Guitar