OZZY OSBOURNE - NIGHTS OF BLIZZARD(2CDR, White Label) [Shades 236]

OZZY OSBOURNE - NIGHTS OF BLIZZARD(2CDR, White Label) [Shades 236]

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商品詳細

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Live at Apollo Theatre, Manchester, UK 23rd September 1980 TRULY AMAZING SOUND
Live at Hammersmith Odeon, London, UK 26th October 1980 TRULY AMAZING SOUND

この秋、実に8年ぶりとなる来日公演を行うオジー・オズボーンの、ソロ転向後最初期の1980年ライヴ音源が2公演セットで登場です。オジーの1stソロアルバムのリリース直後に行われた「BLIZZARD OF OZZ」名義の1980年イギリスツアーから、前半に当たる9月23日のマンチェスター・アポロシアター公演と、後半の10月26日、ロンドン・ハマースミス・オデオン公演を、迫力満点の高音質オーディエンス録音で両公演とも完全収録。1979年にBLACK SABBATHを脱退したオジーは、マネージャーで現夫人のシャロンの協力を得てソロ活動を開始します。この時集まったミュージシャンは、オーディションで発掘したランディ ローズのほか、RAINBOWでの活動で知られるボブ・ディズリーにURIAH HEEPのリー・カースレイクという強力な顔ぶれで、ランディの持つ若い感性をキャリア豊富なリズムセクションが支えるという、ソロ転向直後のオジーを盛り立てる上でも理想的なメンバー編成でした。翌年のツアーからのトミー・アルドリッジとルディ・サーゾのリズム、歴戦のドン・エイリーでのバンドも非常にタイトで優れたバンドでしたが、イギリス人を中心に構成されたこのBLIZZARD OF OZZは、演奏にヨーロピアンなムードが漂っており、有力者同士の組み合わせは後のソロとも異なるバンド然とした空気がありました。彼らは'80年9月12日のグラスゴーから26公演のイギリスツアーを開始し、オジーのソロデビューを華々しく飾りました。

 ディスク1に収められたマンチェスター公演はツアー開始から7公演目に当たるショウで、バンドの演奏には良い意味での緊張感と安定感がほどよく調和しています。一部で曲間にカットがあるものの、全体的にクリアで見通しに優れた録音が特徴です。テーパーの位置も良かったようで、会場の大音量の中でも各楽器のバランスは良好な状態であり、オープニングの「I Don't Know」からアンコールの「Paranoid」に至るまで、オジーのハイテンションな歌唱、そして第一線に躍り出たばかりのランディ ローズの、フレッシュかつ華麗なギタープレイを存分に楽しめます。ジェネレーションが確かなマスターを使用しており、音の鮮度が素晴らしく、各曲で聴けるランディのソロプレイはスピーカーから突き抜けるような見事なサウンドで収録されています。ラストの欠落が残念ではあるものの、レア曲「Looking At Me, Looking At You」でのランディの見事なソロにはファンは感動間違いありません。この日はオジーのコンディションが良く、ライヴを通じて声がしっかりと出ており、「Crazy Train」や「No Bone Movies」は会場のファンもノリがよく、耳を惹くポイントです。「Mr. Crowley」のキーボードイントロも長めにアレンジされています。1980年ツアーを記録したオーディエンス音源は10月以降のものが中心で、ツアー前半の9月におけるショウを収めたものはほとんど出回っていないので、この音源の重要性は大変高いものがあり、しかもこれだけの高音質とあってはファンは間違いなく必携・必聴です。

 ディスク2で聴けるロンドンはハマースミス・オデオン公演は、ディスク1のマンチェスター公演と較べ、低音域がとても豊かでパワフルな録音であり、会場の空気を良く捉えた臨場感と、安定したバランスの録音が実現した優良オーディエンス録音ソースを収めています。伝統のハマースミス公演とあってバンドのモチベーションも高く、大変充実した演奏がオープニングからエンディングまで一貫して繰り広げられています。ディスク1ではラストに欠落が見られた「Looking At Me, Looking At You」も、こちらではコンプリート収録であり、このツアーのみのレアな楽曲を堪能できます。「Suicide Solution」からはまさに怒涛のような勢いで、SABBATHナンバーの「Iron Man」と「Children Of The Grave」のメドレー、切り込むような「Steal Away」のパワーとスピード感には圧倒されることでしょう。前述の通り、クリアーで高音質なマンチェスター公演に比べると、ややもこもこした音の印象を受けるかもしれませんが、一聴頂ければお分かりになられますが、音の鮮度が素晴らしいので、バンドの放つグルーブがストレートに伝わってきて、非常に気持ち良く聴き入ることができます。微細なアナログノイズは散見されるものの、鑑賞にはさほど問題ではない程度です。

 さらに嬉しいボーナスとして、ディスク2ラストにはE.P.「MR. CROWLEY」より3曲全てを収録しています。このライヴE.P.は同年10月2日のサザンプトン公演における素材を元にしたもので、タイトル曲の他「Suicide Solution」と「You Said It All」が収録されています。このうちアルバム未収録曲の「You Said It All」は当時のセットリストに演奏の記録が無く、謎が多い曲ですが、これはサザンプトン公演のサウンドチェック時に演奏されたテイクに、オーディエンスの歓声を加えて仕上げたものだそうです。これらは数が限られているランディ・ローズのサウンドボード音源の中でもとりわけ貴重なテイクだけに、ここで完全な形で聴けるのは、未聴のファンにとっては嬉しいテイクでしょう。ランディのウルトラクリアーなソロだけで感涙モノですが、ボブ・デイズリーのベースもこれまた素晴らしく、ライン録音ならではの魅力を十分に堪能することができます。

 この1980年ツアーは各種音源が非常に豊富な1981年以降と較べて、今まで登場してきた音源は残念ながら質・量共に見劣りがしており、バンドの存在感だけでなく演奏力まで強烈だったこの編成のライヴを知るには不充分でした。それだけに音質・演奏共に優秀なオーディエンス録音ソースと貴重なサウンドボード音源をカップリングした本作は、当時のオジー・オズボーン、すなわちバンドとしてのBLIZZARD OF OZZの真の姿を知らしめる決定的なアイテムだと断言できます。帝王オジーが音楽的に最も充実し、クリエイティヴだった'80年ライヴのハイライトを、2枚組・約140分のボリューム満点セットで、ぜひお楽しみください!

Disc 1
Live at Apollo Theatre, Manchester, UK 23rd September 1980

1. Carl Orff: Carmina Burana 2. I Don't Know 3. Looking At You, Looking At Me 4. Crazy Train
5. Goodbye To Romance 6. No Bone Movies 7. Mr. Crowley 8. Suicide Solution
9. Guitar Solo/Suicide Solution(Reprise)/Drum Solo 10. Revelation(Mother Earth) 11. Iron Man
12. Children Of The Grave 13. Steal Away(The Night) 14. Paranoid

Disc 2
Live at Hammersmith Odeon, London, UK 26th October 1980

1. Carl Orff: Carmina Burana 2. I Don't Know 3. Looking At You, Looking At Me 4. Crazy Train
5. Goodbye To Romance 6. No Bone Movies 7. Mr. Crowley 8. Revelation(Mother Earth)
9. Suicide Solution 10. Guitar Solo/Suicide Solution(reprise)/Drum Solo 11. Iron Man
12. Children Of The Grave 13. Steal Away(The Night) 14. Paranoid

Live E.P. "Mr. Crowley" From U.K. Tour 1980
15. Mr. Crowley 16. You Said It All 17. Suicide Solution

Ozzy Osbourne - Vocal Randy Rhoads - Guitar Bob Daisley - Bass Lee Kerslake - Drums
Lindsey Bridgewater - Keyboards