GARY MOORE - OSAKA 1984 2ND NIGHT(2CD) [ZODIAC 358]

GARY MOORE - OSAKA 1984 2ND NIGHT(2CD) [ZODIAC 358]

販売価格: 3,800(税込)

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商品詳細

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Live at Koseinenkin Kaikan, Osaka, Japan 27th February 1984 TRULY PERFECT SOUND(from Original Masteres)

 世界初公開となる名門キニーのオリジナル・カセットが2作同時発掘。もちろん無論、永久保存プレス2CDで同時リリース決定です!
 今週は『ROCKIN' EVERY NIGHT』の元になった初来日のライヴアルバム『TOKYO 1983 2ND NIGHT(Zodiac 357)』がリリースとなりますが、本作はそれに続く第二弾。「1984年2月27日:大阪厚生年金会館」公演の超極上オーディエンス録音です。もちろん、1984年ですから、盟友ニール・カーターとタッグを組んだ名盤『VICTIMS OF THE FUTURE』に伴う二度目の来日公演。まずは、その日程からショウのポジションを確かめてみましょう。

・2月24日:福岡サンパレスホール
・2月25日:大阪フェスティバルホール
・2月27日:大阪厚生年金会館 ←★本作★
・2月28日:名古屋市公会堂
・2月29日:日本武道館 『PRAY FOR VICTIMS』

 以上、全5公演。オールスター・キャストで“祭り”状態だった初来日に比べると公演数こそ減りましたが、それは前回の約半分を占めていた東京公演が日本武道館に集約されたから。逆に大阪は初来日の1公演から増加しており、中身は遜色のない再来日でした。その中でも、本作の大阪2日目はこれまで記録が知られてこなかったショウ。これまで二度目の来日と言えばほとんどが日本武道館ばかりで、大阪2日目の1曲1曲、フレーズの1ひとつを初めて耳にする方も多いのではないでしょうか。
 そして、そのクオリティも絶大。オーディンスの限界を究めたようなクリアさは流石キニーなのですが、本作はそのコレクションの中でも飛び抜けてオン。大人気の(そして日本らしい)手拍子が巻き起こるのでサウンドボードと間違える事はありませんが、その芯の力強さとディテールの凛々しさは規格外。ヘッドフォンで聴いてもホール鳴りがほとんど感じられないだけでなく、ギター、ヴォーカル、ドラム……おおよそすべての音が克明でド密着。ベースのみやや小さい感じですが、これは恐らく現場PAのバランス。音量は小さくても1音1音がしっかりと記録されており、意外と(失礼!)巧いクレイグ・グルーバーのラインもちゃんと聴き取れるのです。
 そんなサウンドで描かれるのは、盟友を得て完成形に達したゲイリー流HRの真髄。このツアーは伝統の公式盤『WE WANT MOORE!』にも残されていますので、比較しながらセットを整理してみましょう。

●G-FORCE(2曲)
・Rockin' And Rollin'
・WE WANT MOORE!で聴けない曲:White Knuckles
●CORRIDORS OF POWER(5曲)
・Cold Hearted/Don't Take Me For A Loser/End Of The World
・WE WANT MOORE!で聴けない曲:Rockin' Every Night/Wishing Well
●VICTIMS OF THE FUTURE(4曲)
・Shapes of Things/Murder in the Skies/Victims of the Future/Empty Rooms
●その他(4曲)
・Back On The Streets/So Far Away
・WE WANT MOORE!で聴けない曲:Nuclear Attack/Blinder

……と、このようになっています。初来日では『CORRIDORS OF POWER』に偏っていましたが、レパートリーも増えたことでバランス良く組まれている。初期ならではの曲もえり抜かれ、その後も演奏され続ける代表曲も出揃った感じです。その中で特に貴重なのは「Blinder」。シングル『Shapes Of Things』のB面曲で、ドラムソロを盛り込みつつシャープにかっ飛ばすインスト・ナンバー。初来日における「Hurricane」の役割を担っており、イアン・ペイスの軽快なビートが映えまくる。『WE WANT MOORE!』に収録されなかっただけでなく、1984年にしか演奏されなかった貴重なナンバーをキニーのマジカル・サウンドで楽しめるわけです。
 そして、そのセットを綴る熱演が素晴らしい。何と言っても盟友カーターを得たことで肝心要のゲイリーが完全開花している。彼自身は派手なソロでゲイリーに挑んだりはしませんが、キーボードだけでなくサイド・ギターを弾かせてもヴォーカルを執っても完璧。何でも自分でこなしたいゲイリーが独りで手が回らないパートをすべてキッチリとこなす。ここに歌心ベーシスト:ボブ・デイズリーが加わると晴れて完成なのですが、カーターだけでもアンサンブルの完成度がグッと上がったのがよく分かります。
 そんな中で、独りゲイリーと対等に暴れるのがDEEP PURPLE再編直前のイアン・ペイス。キレとパワーと多彩なフレーズのすべてが最高峰なドラミングは、他のどんなドラマーでも味わえない。しかも、『WE WANT MOORE!』とは違って全編でペイスが叩いているのが素晴らしく、特にスタジオ盤『VICTIMS OF THE FUTURE』でもボビー・チョウナードが叩いていた「Murder in the Skies」のペイス・バージョンは貴重だったりもする。DEEP PURPLEに戻るな!とは言えませんが、もう少し遅らせてデイズリー/ペイスが揃ったら初来日を(別な意味で)超える究極のバンドだったんじゃないか……そんな妄想にまで駆られるほど準主役な活躍ぶりを聴かせてくれるのです。

 初来日がドリーム・チームだとすれば、ニール・カーターは理想のパートナー。そんな相棒と自身のハードロックの基盤を築いた1984年のフルショウを超の付く極上サウンドで味わえるライヴアルバムです。貴重な二度目の来日公演をここまでのサウンドで聴けるとは……。“ハードロッキン・ゲイリー”を愛するすべての方に触れていただきたい大名盤。どうぞ、永久保存プレス2CDでいつでも、いつまでもお楽しみください!

★完全初登場音源。しかも、この日そのものが音盤初登場。そして驚異的音質。内容・貴重・音質 全てがパーフェクトのここ10年最高のゲイリー・ムーア・タイトル!!!


Disc 1 (45:52)
1. Majestuoso E Virtuoso
2. Rockin' Every Night
3. Wishing Well
4. Shapes of Things
5. Murder in the Skies
6. Cold Hearted
7. Don't Take Me for a Loser
8. Victims of the Future

Disc 2 (46:13)
1. So Far Away
2. Empty Rooms
3. Band Introductions
4. Blinder / Drum Solo
5. White Knuckles
6. End of the World
7. Back on the Streets
8. Nuclear Attack
9. Rockin' and Rollin'

Gary Moore - Guitar & Vocal
Ian Paice - Drums
Neil Carter - Keyboards, Guitar & Vocal
Craig Gruber - Bass