RAINBOW - DEFINITIVE BUDOKAN 1978 2ND NIGHT(2CD) [Rising Arrow-056]

RAINBOW - DEFINITIVE BUDOKAN 1978 2ND NIGHT(2CD) [Rising Arrow-056]

販売価格: 3,800(税込)

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商品詳細

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Live at Budokan, Tokyo, Japan 22nd January 1978 TRULY PERFECT SOUND(from Original Masters)

 RAINBOW史上、最大スケールとなった1978年のジャパンツアー。そんな一大全盛期を代表する名録音が、まさかの大元マスター新発掘でアップグレード。さらに、部分的ながら世界初登場マスターも収録した2枚組です。
 その名録音とは「1978年1月22日:日本武道館」公演。これまで幾多の名盤・傑作を生んできたコンサートですが、中でも最高峰として輝いているのは『DYNAMO(Rising Arrow-005)』『DEFINITIVE DYNAMO(Rising Arrow-031)』で知られる特級オーディエンス録音でしょう。本作は、あの伝説の名作と同じ録音。しかし、再発でもリマスターでもありません。この度、新発掘された大元マスターからダイレクトにCD化したアップグレード・バージョンなのです。
 『DYNAMO』『DEFINITIVE DYNAMO』をご存じの方であれば、これだけですでに心を決めていらっしゃることでしょう。しかし、そうではない方のためにも基本からご説明します。まず、コンサート。ひと口に“1978年の武道館”とは言っても、このツアーでは3公演。ツアースケジュールからショウのポジションを確認してみましょう。

・1月11日-20日:西日本(8公演)
・1月21日:日本武道館
・1月22日:日本武道館 【本作】
・1月24日:郡山市民会館
・1月27日:中島スポーツセンター(圧死事故)
・1月29日:秋田県民会館
・1月31日:新潟県民会館
・2月1日:金沢厚生年金会館(中止)
・2月3日:日本武道館(追加公演)

 これが1978年のジャパンツアー全15公演。長くなるので前半8公演の西日本編は圧縮しましたが、それでもこれだけある。日本武道館は中盤の2公演と最終日の3公演があり、本作はその2公演目にあたる。悲劇の札幌を間近に控えたコンサートでした。

【名録音『DYNAMO』の大元マスター】
 このショウは古くから記録が存在したものの、クオリティ面で難があり、知る人ぞ知る“1978年屈指の名演”でした。その状況を打破し、堂々の大定番として君臨したのが『DYNAMO』であり、『DEFINITIVE DYNAMO(のTape #1)』だったのです。その素晴らしいダイレクト・サウンドは、それまで駄音の向こうに伺うだけだった熱演を鮮やかに描き出し、「やはり武道館の虹は特別」と満天下に知らしめたのです。
 本作は、そんな名録音の大元マスター。既発の段階でもナチュラルでクリアでしたが、格段に若くなったジェネレーションの威力は絶大。開演パートから「Over The Rainbow」まではあまり差を感じないかも知れませんが、「Kill The King」のバンド音が入ってくるや、その違いは歴然! 何よりも強烈なのは立体感・メリハリ。グッと間近に迫るダイレクト感はマイク・タイソンのパンチ(古っ)のように殴りかかり、無音は漆黒の闇のように深い。メンバー1人ひとり、1音1音が“立って”いて綺麗に分離。RAINBOWアンサンブルが立体的に肌触り感覚で迫るのです。
 すべてが鮮やかですが、例えば「Mistreated」イントロのギターソロ。『DEFINITIVE DYNAMO』でも1音1音が克明ではありましたが、それは水彩画のように平板でした。それに比べ、本作は油絵。絵の具に厚みがあるように、ピッキングから消音までのダイナミズムがまるで違う。そして、絵の具の凸凹が生み出す陰影が絵画に生命力を与えるように、本作の立体感も演奏の息吹も描き出している。聴き馴染んだ演奏にも関わらず、まるで別のショウかのようにイキイキと弾けているのです。

【史上最長となるショウの完全収録】
 まるで別物に甦っていても、録音自体は同じ。テープチェンジ等のカットは同じようにあります。そこで、本作では別の強力録音を駆使して、史上最長のライヴアルバムに仕上げました。その別録音は『DEFINITIVE DYNAMO(のTape #2)』と新発掘マスター(後述)。これにより、これまでどこかしら欠けていたパートもシームレスに繋がり、終演「Over The Rainbow」もこれまで以上に長く聴くことができるのです。
 特に、この日は完全なドキュメント感が嬉しい。実はこの日は機材トラブルがあり、ショウが中断。その間、ロニーがMCで繋いだり、観客が「何かあったのかな」とどよめいたりするのです。そのトラブルが起きるのは「Sixteenth Century Greensleeves」。オリジナルの『DYNAMO』録音ではこのシーンでカットが入り、復旧後もリフが約5秒ほど欠落しているのですが、本作はノーカット&シームレス。不穏な空気が八角形の空間を満たす中、リッチーが鋭くメインリフを弾き出す劇的な瞬間(シビれるほど格好良い!)も体験できるのです。

【世界初公開の新マスターもボーナス収録】
 アップグレードしたフルライヴだけでもお腹いっぱいですが、本作はさらに世界初公開の新録音もボーナス収録しています。同じ「1978年1月22日:日本武道館」の抜粋録音で、開演シーンとアンコールの「Long Live Rock 'n' Roll」「Do You Close Your Eyes」、それに終演BGMの「Over The Rainbow」が録音されていました。これまた見事なサウンドなのですが、それ以上なのが初公開シーン。「Do You Close Your Eyes」を弾き出す一発や終演BGM「Over The Rainbow」など、これまで聴けなかったシーンも収録していたのです。こうしたシーンは本編のフル・ライヴ編でも活用されていますが、世界初公開を記念して録音全編版もプレスCDに封じ込めました。

 名録音のアップグレード・サウンドで描かれる、1978年屈指の大名演。この後、札幌の悲劇を経たRAINBOWは妙に萎縮してしまいますが、本作にはそんな影は一切ない。絶頂の人気を全身に浴び、リッチー/ロニー/コージーが真っ向からぶつかる全力のショウ。その全編に(トラブルも含め)立ち会える極上の1本です。RAINBOWにとって特別だった日本武道館の一夜、その最高峰。どうぞ、新たに甦ったサウンドで存分にお楽しみください。

★ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。

Disc 1 (68:45)
1. Intro. 2. Over The Rainbow 3. Kill The King 4. Mistreated
5. Sixteenth Century Greensleeves (Breakdown) 6. Sixteenth Century Greensleeves
7. Catch The Rainbow 8. Long Live Rock 'n' Roll

Disc 2 (78:58)
1. Lazy Intro. 2. Man On The Silver Mountain 3. Blues 4. Starstruck/Man On The Silver Mountain
5. Keyboard Intro. 6. Still I'm Sad 7. Beethoven 9th 8. Keyboard Solo
9. Drum Solo feat. 1812 Overture 10. Still I'm Sad(Reprise)
11. Do You Close Your Eyes incl. Guitar Crash 12. Over The Rainbow

Bonus Track
13. Intro. 14. Over The Rainbow 15. Long Live Rock 'n' Roll
16. Do You Close Your Eyes incl. Guitar Crash 17. Over The Rainbow

Ritchie Blackmore - Guitar Ronnie James Dio - Vocals Cozy Powell - Drums
Bob Daisley - Bass David Stone - Keyboards