PAUL McCARTNEY - CLOSED SOUNDCHECK AT KOKUGIKAN 2018: ORIGINAL IN-EAR MONITOR RECORDING(1CD) [IMPORT TITLE]

PAUL McCARTNEY - CLOSED SOUNDCHECK AT KOKUGIKAN 2018: ORIGINAL IN-EAR MONITOR RECORDING(1CD) [IMPORT TITLE]

販売価格: 2,500(税込)

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商品詳細

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Ryogoku Kokugikan, Tokyo, Japan 5th November 2018 (from Original Masters)
Original In-Ear Monitor Recording (Stereo)

 両国国技館のクローズド・サウンドチェックIEM音源が既発盤と異なる驚異の超高音質リアルステレオサウンドで登場!

 ポールの両国国技館ギグの本番開始前に行われていたリハーサルの模様に関しては、イヤモニ傍受による音源が既にネット上に現れており、ギフトアイテム「CLOSED SOUNDCHECK」で聞かれた方も多いことかと。今回の来日におけるハイライトであった国技館ギグが始まる前の模様を解き明かしてくれた音源の価値は非常に高かった。とはいえ音質面においては厳しい面があったのも事実。「ザー」という、傍受ものにありがちなノイズが盛大に入っており、受信したイヤモニチャンネルがホーン隊用のものだったため音が遠く、リバーブを加えてステレオ感を演出しているものでした。同じように傍受の音源ながらまるで別次元な高音質でファンをアッと言わせた「CLOSED SOUNDCHECK AT TOKYO DOME 10.30.2018」の域ではなかった。それほど本タイトルの音質は突出していた訳で、一般的なイヤモニ音源の音質といえば、むしろギフトアイテムで聞けたようなイメージだったのではないでしょうか。

 それだけに「CLOSED SOUNDCHECK〜」がいかに別格の録音であったかを思い知らされるのですが、これと同等の高音質で両国のサウンドチェックも聞けたら…そんな願いがよぎるのは当然のこと。そんな中、ベストセラータイトルとなった「CLOSED SOUNDCHECK〜」の音源提供者が再びやってくれました!

 彼がイヤモニ録音の名手であることは既に「CLOSED SOUNDCHECK〜」だけでなく、もはや稀代の名盤と化してしまった感すらある両国ギグの本番を捉えた「RYOGOKU KOKUGIKAN 2018: ORIGINAL IN-EAR MONITOR RECORDING」で証明済み。彼が提供してくれた両国サウンドチェックの音源ですが、それら二タイトルに比べるとほんの少しだけラフな質感があり、それ故に本人は「ギフトにでもどうぞ」といったニュアンスで謙遜しつつ提供してくれたのですが、いざ聞いてみてビックリ。確かにそれら二タイトルのような驚異的なレベルには及ばないかもしれないが、それでも非常に高品位な録音であり、それでいて今回もステレオ感まで保っている。これをギフト扱いだなんてとんでもない。

 最初に触れたネット音源は何しろ「ザー」というノイズが音源全体を支配した、ある意味で荒くれ録音だった訳ですが、今回の音源はそうしたノイズは皆無。しかも加工された疑似ステレオではない本物のステレオ音源。あのギフト音源の感じを思い浮かべた方であれば、まるで別次元な聞きやすさに驚かされること間違いなし。そう、先の「CLOSED SOUNDCHECK〜」や「RYOGOKU KOKUGIKAN〜」といったイヤモニ音源があまりに別格すぎるのであって、今回のサウンドチェックも十分すぎるくらいにエクセレント。これは限定のプレスCDリリースが相応しいというもの。

 そして内容に関してもネット音源を圧倒する充実ぶり。そこでは冒頭に演奏されたインスト・ジャムが一分にも満たない、なおかつ終盤のみの収録でしたが、今回は冒頭のジャムを9分にも渡って完全収録。おまけに「CLOSED SOUNDCHECK〜」が証明していたように、今回のジャムはホーンセクションが加わることで一気に「音楽」としての完成度が高まることがここでも実証。それどころかジャムが始まる前に行われた各楽器のセッティングの様子も10分に渡って収録。音質だけでなく、内容面においても先のネット音源を圧倒しているのです。

 さらに東京ドームの「CLOSED SOUNDCHECK〜」は翌日の本番前に行われた最終ゲネプロといった内容であったのに対し、こちらは本番前に必ず行われる、いわばやり慣れたリハーサル。こうして聞いてみると、通常のサウンドチェックでポールが取り上げる楽曲の立ち位置というのがよく解ります。今回の来日で誰もが演奏してほしかったにもかかわらず、ついぞ叶わなかった新曲「I Don't Know」は曲調が大会場での演奏に向いていないのではということだけに留まらず、この曲を演奏することがスタッフにとって各種の調整を行うにぴったりなスローナンバーとして取り上げられているのでしょう。

 ステージ本番のレパートリーは出来るだけキーを下げないよう歌い続けているポールですが、面白いことにサウンドチェックで好んで演奏するオールド・カバーはどんどんキーを下げてます(苦笑)。「Midnight Special」や「Singing The Blues」といったレパートリーがそれに該当しますが、後者に至ってはアレンジまでボードビル調に様変わりしてしまったという。とはいえ、これらの演奏が聞かれるところがサウンドチェックの大きな魅力なのも事実。それがこれほどの音質で聞かれるとあればなおさら。

 最後に、本番でも演奏されている「Let 'Em In」が取り上げられているところがVIPチケットのファンを前にした公開サウンドチェックと趣が異なるところで、しかも演奏を途中で止めてしまったところが何ともリハーサルらしい場面。その音質の良さや内容の充実もさることながら、やはりドキュメントとしての貴重さもマニアにとっては大きな楽しみの一つ。そして本タイトルを最初に聞いて、次に本番の「RYOGOKU KOKUGIKAN 2018: ORIGINAL IN-EAR MONITOR RECORDING」を続けて流せば、あの一か月前の国技館での輝かしい一夜が見事に蘇ります。でも…やっぱり「I Don't Know」をライブ本番でやってほしかったですよね(笑)。

(67:23)
1. Soundcheck 2. Jam 3. Matchbox 4. Blue Suede Shoes 5. Jam 2 6. Flaming Pie
7. One After 909 8. Coming Up 9. Miss Ann
10. I Don't Know★ポール「ベースが大きすぎるよ」等の会話 それから何度もやり直す。
11. Let 'Em In 12. San Francisco Bay Blues 13. Singing The Blues
14. Midnight Special 15. Lady Madonna 16. Paul's Outro