BOB DYLAN - MADISON SQUARE GARDEN 1978 1ST NIGHT(2CD) [IMPORT TITLE]
BOB DYLAN - MADISON SQUARE GARDEN 1978 1ST NIGHT(2CD)
[IMPORT TITLE]
販売価格: 3,800円(税込)
商品詳細
★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
Live at Madison Square Garden, New York City, NY. USA 29th September 1978 TRULY AMAZING/PERFECT SOUND
アールズ・コートから始まり、さらにはマイク・ミラードの録音によるLA公演といった具合で奇しくも6月に集中した感のあるボブ・ディランの1978年ワールド・ツアーですが、今回はまったく別の時期の初登場音源がリリースされます。そのツアーのアメリカにおける日程が本格的に始まったのが9月（6月のLAはヨーロッパ・ツアーの為のウォーミングアップ・ギグでした）であり、その月の終わりにはマディソン・スクエア・ガーデンの公演が二日連続で行われています。そのライブからMSG初日である9月29日を収録。ディランのライブが一年の間で大きく変化することはさして珍しいことではありませんが、ここのところリリースが続いていた6月のライブと比べると今回のMSGライブの違いが新鮮に映ることでしょう。
まずは当時のニュー・アルバム「STREET LEAGAL」がリリースされた後ですので、セットリスト序盤に同アルバムから「Is Your Love In Vain?」が配置され、過去の名曲「Just Like Tom Thumb's Blues」もセットインするなど、ライブの前半部分だけでも6月とは違う雰囲気が楽しめます。さらに9月からは「STREET LEAGAL」レコーディング以降にディランが作った新曲までもが登場。その中でもブルース・ナンバー「Am I Your Stepchild?」はレギュラーに演奏され続けながら、それでいてスタジオ・レコーディングの実現とリリースが叶わないライブ・オンリーの未発表曲としてマニアにはおなじみの存在となりました。
しかしこの日はさらなる新曲「Love You Too Much」が披露されたことが非常に貴重な場面となっています。実はこの曲、正式にリリースされたのはEL&Pのグレッグ・レイクによるバージョンだったのです。しかもディランと78年ツアー・メンバーのコーラス嬢、ヘレナ・スプリングスだけでなく、レイクも作曲者クレジットに名を連ねています。これは78年のヨーロッパ・ツアーで彼がディランに会った際に未完成の曲として譲り受けた「Love You Too Much」にレイク自身が歌詞を書き加えて完成させたものが彼の名を冠した1981年のファースト・ソロ・アルバムに収録された結果でした。
しかし78年当時、ディラン自身もこの曲を9月のアメリカ・ツアー開始時に完成させ、ステージで試しに披露しています。わずか二回でその試みは終わってしまったのですが、二回目にして最後のトライがこのMSG公演初日だったのです。レイクとディランの両者がそれぞれに仕上げた曲と言うことから歌詞がかなり違うのは当然ながら、どちらもハードな雰囲気にまとめ上げようしていたところは共通しています。アーリー・エイティーズならではのシンセサイザーとゲイリー・ムーアのギターに助けられてポップなハードロックとなったレイク版と比べ、本家ディランのバージョンはイアン・ウォーレスによる勇ましいリズムとハードなリフによる無骨で激しい曲となっています。その演奏の完成度が高かっただけに、わずか二回の披露で終わってしまったことが惜しまれるほど。
そんな貴重な未発表曲の演奏場面を収録しているというだけでも世界中のファンの注目を浴びること間違いなしの貴重音源ですが、音質の素晴らしさにも驚きを禁じ得ません。モノラル録音ですのでマイク・ミラード音源のような無敵のクオリティには及びませんが、それでも凄まじいまでにオンな音像とクリアネスを誇る素晴らしいオーディエンス録音であることを断言しましょう。それに加えて超貴重な未発表曲まで聴けるのです。とどめは「Love You Too Much」の初披露テイクとMSGで演奏されなかった曲をまとめた充実のボーナストラック。そのどれもが高音質であり、限定のプレスCDにてリリースするに相応しいクオリティでまとめ上げられました。6月のライブや音源とはまた違った78年ツアーの貴重音源をお楽しみください！
Disc 1(71:33)
1. My Back Pages 2. I'm Ready 3. Is Your Love In Vain? 4. Shelter From The Storm
5. Just Like Tom Thumb's Blues 6. Tangled Up In Blue 7. Ballad Of A Thin Man
8. Maggie's Farm 9. I Don't Believe You (She Acts Like We Never Have Met)
10. Like A Rolling Stone 11. I Shall Be Released 12. Love You Too Much
13. Going, Going, Gone 14. One Of Us Must Know (Sooner Or Later) 15. It Ain't Me, Babe
Disc 2(73:25)
1. Am I Your Stepchild? 2. One More Cup Of Coffee (Valley Below) 3. Blowin' In The Wind
4. I Want You 5. Senor (Tales Of Yankee Power) 6. Masters Of War 7. Just Like A Woman
8. Baby Stop Crying 9. All Along The Watchtower 10. All I Really Want To Do
11. It's Alright, Ma (I'm Only Bleeding) 12. Forever Young 13. Changing Of The Guards
Bonus Tracks
14. Love You Too Much (First Live Performance) (Broome County Veterans Memorial Arena, Binghamton, NY. 24th September 1978)
15. True Love Tends To Forget (Civic Center, Springfield, MA. 26th September 1978)
Bob Dylan (vocal, harmonica & guitar), Billy Cross (lead guitar), Alan Pasqua (keyboards), Steven Soles (rhythm guitar, backup vocals), David Mansfield (violin & mandolin), Steve Douglas (horns), Jerry Scheff (bass), Bobbye Hall (percussion), Ian Wallace (drums), Helena Springs, Jo Ann Harris, Carolyn Dennis (background vocals).
Live at Madison Square Garden, New York City, NY. USA 29th September 1978 TRULY AMAZING/PERFECT SOUND
アールズ・コートから始まり、さらにはマイク・ミラードの録音によるLA公演といった具合で奇しくも6月に集中した感のあるボブ・ディランの1978年ワールド・ツアーですが、今回はまったく別の時期の初登場音源がリリースされます。そのツアーのアメリカにおける日程が本格的に始まったのが9月（6月のLAはヨーロッパ・ツアーの為のウォーミングアップ・ギグでした）であり、その月の終わりにはマディソン・スクエア・ガーデンの公演が二日連続で行われています。そのライブからMSG初日である9月29日を収録。ディランのライブが一年の間で大きく変化することはさして珍しいことではありませんが、ここのところリリースが続いていた6月のライブと比べると今回のMSGライブの違いが新鮮に映ることでしょう。
まずは当時のニュー・アルバム「STREET LEAGAL」がリリースされた後ですので、セットリスト序盤に同アルバムから「Is Your Love In Vain?」が配置され、過去の名曲「Just Like Tom Thumb's Blues」もセットインするなど、ライブの前半部分だけでも6月とは違う雰囲気が楽しめます。さらに9月からは「STREET LEAGAL」レコーディング以降にディランが作った新曲までもが登場。その中でもブルース・ナンバー「Am I Your Stepchild?」はレギュラーに演奏され続けながら、それでいてスタジオ・レコーディングの実現とリリースが叶わないライブ・オンリーの未発表曲としてマニアにはおなじみの存在となりました。
しかしこの日はさらなる新曲「Love You Too Much」が披露されたことが非常に貴重な場面となっています。実はこの曲、正式にリリースされたのはEL&Pのグレッグ・レイクによるバージョンだったのです。しかもディランと78年ツアー・メンバーのコーラス嬢、ヘレナ・スプリングスだけでなく、レイクも作曲者クレジットに名を連ねています。これは78年のヨーロッパ・ツアーで彼がディランに会った際に未完成の曲として譲り受けた「Love You Too Much」にレイク自身が歌詞を書き加えて完成させたものが彼の名を冠した1981年のファースト・ソロ・アルバムに収録された結果でした。
しかし78年当時、ディラン自身もこの曲を9月のアメリカ・ツアー開始時に完成させ、ステージで試しに披露しています。わずか二回でその試みは終わってしまったのですが、二回目にして最後のトライがこのMSG公演初日だったのです。レイクとディランの両者がそれぞれに仕上げた曲と言うことから歌詞がかなり違うのは当然ながら、どちらもハードな雰囲気にまとめ上げようしていたところは共通しています。アーリー・エイティーズならではのシンセサイザーとゲイリー・ムーアのギターに助けられてポップなハードロックとなったレイク版と比べ、本家ディランのバージョンはイアン・ウォーレスによる勇ましいリズムとハードなリフによる無骨で激しい曲となっています。その演奏の完成度が高かっただけに、わずか二回の披露で終わってしまったことが惜しまれるほど。
そんな貴重な未発表曲の演奏場面を収録しているというだけでも世界中のファンの注目を浴びること間違いなしの貴重音源ですが、音質の素晴らしさにも驚きを禁じ得ません。モノラル録音ですのでマイク・ミラード音源のような無敵のクオリティには及びませんが、それでも凄まじいまでにオンな音像とクリアネスを誇る素晴らしいオーディエンス録音であることを断言しましょう。それに加えて超貴重な未発表曲まで聴けるのです。とどめは「Love You Too Much」の初披露テイクとMSGで演奏されなかった曲をまとめた充実のボーナストラック。そのどれもが高音質であり、限定のプレスCDにてリリースするに相応しいクオリティでまとめ上げられました。6月のライブや音源とはまた違った78年ツアーの貴重音源をお楽しみください！
Disc 1(71:33)
1. My Back Pages 2. I'm Ready 3. Is Your Love In Vain? 4. Shelter From The Storm
5. Just Like Tom Thumb's Blues 6. Tangled Up In Blue 7. Ballad Of A Thin Man
8. Maggie's Farm 9. I Don't Believe You (She Acts Like We Never Have Met)
10. Like A Rolling Stone 11. I Shall Be Released 12. Love You Too Much
13. Going, Going, Gone 14. One Of Us Must Know (Sooner Or Later) 15. It Ain't Me, Babe
Disc 2(73:25)
1. Am I Your Stepchild? 2. One More Cup Of Coffee (Valley Below) 3. Blowin' In The Wind
4. I Want You 5. Senor (Tales Of Yankee Power) 6. Masters Of War 7. Just Like A Woman
8. Baby Stop Crying 9. All Along The Watchtower 10. All I Really Want To Do
11. It's Alright, Ma (I'm Only Bleeding) 12. Forever Young 13. Changing Of The Guards
Bonus Tracks
14. Love You Too Much (First Live Performance) (Broome County Veterans Memorial Arena, Binghamton, NY. 24th September 1978)
15. True Love Tends To Forget (Civic Center, Springfield, MA. 26th September 1978)
Bob Dylan (vocal, harmonica & guitar), Billy Cross (lead guitar), Alan Pasqua (keyboards), Steven Soles (rhythm guitar, backup vocals), David Mansfield (violin & mandolin), Steve Douglas (horns), Jerry Scheff (bass), Bobbye Hall (percussion), Ian Wallace (drums), Helena Springs, Jo Ann Harris, Carolyn Dennis (background vocals).