JETHRO TULL - L.A. FORUM 1973 3RD NIGHT: BARRY GOLDSTEIN MASTER(2CDR) [Uxbridge 2440]

JETHRO TULL - L.A. FORUM 1973 3RD NIGHT: BARRY GOLDSTEIN MASTER(2CDR) [Uxbridge 2440]

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商品詳細

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The Forum, Inglewood, CA, USA 21st July 1973 PERFECT SOUND

 なんと、なんと素晴らしい! コンセプト大名盤『パッション・プレイ』の完全再現ライヴアルバムが誕生です!! それも、名手バリー・ゴールドスタインによる大元マスター。プログレ者なら、これを聴かずして何を聴く。絶対の新名盤がリリース決定です!
  そんな本作に吹き込まれているのは「1973年7月21日イングルウッド公演」。その一部始終を真空パックした極上オーディエンス録音です。
 『パッション・プレイ』と言えば、『狂気』『海洋地形学の物語』と並んで1973年に打ち立てられたトータル・コンセプトの金字塔。アルバム1枚で1曲というスタジオ作品だけでなく、その物語世界を完全再現するツアーも実施されました。ただし、その模様はライヴアルバム化されることはなく、現在に至るまで、完全体験を求め、コレクター達がオーディエンス録音を追い続けてもきました。本作は、その回答とも言うべきフル・ライヴアルバムなのです。良い機会でもありますので、まずは歴史的な物語ツアーの全体像から紐解き、本作のポジションに迫ってみましょう。

“THICK AS A BRICK Tour”
・1月29日ー2月4日:欧州#1(3公演)
・3月2日ー26日:欧州#2(13公演)
“A PASSION PLAY Tour”
・5月4日ー6月2日:北米#1(22公演)
・6月22日+23日:ロンドン(2公演)
・6月30日ー7月13日:北米#2a(12公演)
《7月13日『A PASSION PLAY』発売》
・7月15日ー8月2日:北米#2b(14公演)←★ココ★
・8月26日ー9月29日:北米#3(30公演)
《12月3日『WAR CHILD』制作開始》

【名手ゴールドスタインによる大元カセットが新発掘】
 これが1973年のJETHRO TULL。3月までは“THICK AS A BRICK Tour”を行っていましたが、アルバム完成を経た5月からは“A PASSION PLAY Tour”へ切り替え。約5ヶ月間にわたって再現ツアーを実施しました。途中ロンドン2公演を挟むものの、それ以外はすべて北米限定。本作のイングルウッド公演はメイン・レッグである「北米#2」の6公演目。アルバム発売の一週間後でもありました。
 本作最大のポイントは『パッション・プレイ』を完全演奏するフルショウにあるわけですが、それを伝えるサウンドも極上級。何しろ本作を手掛けたのは、あの名手バリー・ゴールドスタイン。絶対名手マイク・ミラードの友人にして、互いにオーディエンス録音のノウハウを高め合った同好の士なのです。その大元カセットから起こされたサウンドは力強く、クリアで、美しい。
 さすがにサウンドボードと間違えるタイプでもないのですが、それは欠点というより美点ですらある。そもそもライヴ自体が『パッション・プレイ』の完全再現ですから、音楽的にはスタジオ作品とほとんど変わらない。もちろんボワボワ・モコモコのダメ録音でも無意味なのですが、本作はそうではない。くっきり鮮やかな芯が真っ直ぐに耳元へ届き、その上でホール鳴りが絶妙な降り注ぎ感を与え、透き通った空気感に観客達の息吹も宿る。単に聴きやすいだけでなく、「今まさに伝説の物語ツアーを体験している」という現実感に胸が熱くなるのです。

【[パッション・プレイ再現+α]の伝説ツアーをフル体験】
 そして、そのフルセットこそが圧巻。冒頭から再現再現と騒ぎ立ててしまいましたが、実は『パッション・プレイ』以外の曲も演奏している。最後に、二部構成だったフルショウの内容もチェックしておきましょう。

●第一部(DISC 1)
・パッション・プレイ:完全再現!
●第二部(DISC 2)
・アクアラング:Cross-Eyed Mary/Aqualung/Wind-Up/Locomotive Breath (Hard-Headed English General)
・その他:Thick As A Brick/No Rehearsal/Instrumental

 1973年は「コンセプトの年」でもありました。リック・ウェイクマンの『ヘンリー八世の六人の妻』やGONGの『ラジオ・グノーム三部作』、LE ORMEの『フェローナとソローナの伝説』、MAGMAの『呪われし地球人たちへ』等々など……ヨーロッパ中から物語アルバムが噴き出す中で、やはり金字塔と言えば全米No.1まで成し遂げた『狂気』と『パッション・プレイ』に尽きるでしょう。
 本作は、そんな大名盤の生演奏版とも言うべき新名盤。歴史的な名手サウンドで、歴史的なツアーをフル体験できる絶対作なのです。これぞ音楽アーカイヴ最大の醍醐味、これぞ文化遺産。どうぞ、心ゆくまで存分にお楽しみください。

★『パッション・プレイ』再現ツアーを体験できる「1973年7月21日イングルウッド公演」の極上オーディエンス録音。ミラードの録音仲間でもある名手バリー・ゴールドスタインの大元カセットで、力強く、クリアな名録音。単に美しいだけでなく、降り注ぎ感や臨場感も素晴らしく「今まさに伝説の物語ツアーを体験している」という実感に胸が熱くなる。歴史的な名手サウンドで歴史的なツアーをフル体験できる絶対の文化遺産アルバムです。


Disc:1 (54:05)
Act 1: Ronnie Pilgrim's Funeral ? A Winter's Morning In The Cemetery
1. Lifebeats / Prelude
2. The Silver Cord
3. Re-Assuring Tune

Act 2: The Memory Bank ? A Small But Comfortable Theatre With A
Cinema-Screen (The Next Morning)
4. Memory Bank
5. Best Friends
6. Critique Oblique
7. A Forest Dance #1

Interlude: The Story Of The Hare Who Lost His Spectacles
8. The Story of the Hare Who Lost His Spectacles

Act 3: The Business Office of G. Oddie & Son (Two Days Later)
9. A Forest Dance #2
10. The Foot of Our Stairs
11. Overseer Overture

Act 4: Magus Perde's Drawing Room At Midnight
12. Flight From Lucifer
13. 10:08 To Paddington
14. Magus Perde
15. Epilogue

Disc:2 (75:21)
1. MC
2. Thick As A Brick (The Middle Bit)
3. Cross-Eyed Mary
4. No Rehearsal
5. Thick As A Brick (Reprise) / Drum Solo
6. Aqualung
7. Wind-Up
8. Instrumental
9. Guitar Solo
10. Locomotive Breath / Hard-Headed English General
11. Wind-Up (Reprise)