KEITH RICHARDS AND THE X‐PENSIVE WINOS - BUENOS AIRES 1992 SOUNDBOARD MASTER(2CD) [IMPORT TITLE]

KEITH RICHARDS AND THE X‐PENSIVE WINOS - BUENOS AIRES 1992 SOUNDBOARD MASTER(2CD) [IMPORT TITLE]

販売価格: 3,800(税込)

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商品詳細

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Estadio Velez Sarsfield, Buenos Aires, Argentina 7th November 1992 SBD

UPGRADE

 『MAIN OFFENDER』を引っさげた1992年のツアーからの名作ステレオ・サウンドボード・アルバム『COLOGNE 1992 SOUNDBOARD MASTER』がリリースされたばかりですが、実のところ92年のツアーはヨーロッパからスタートする前にアルゼンチンはブエノス・アイレスでの単発公演が行われていたのでした。しかもいきなりスタジアムという、それまでエクスペンシヴ・ワイノーズが経験したことのない広大な野外会場でのコンサートでもありました。
 さらに当日の模様はアルゼンチンのテレビで放送されたことからプロショットの映像が生み出されました。当然サウンドボードという事になるのですが、1992年の南米のテレビ放送ですので音声はモノラル。それゆえリアタイでリリースされた音盤タイトルはケルンよりも少なく、当時のマニアはむしろ映像をVHSの方で親しんだという印象ではないでしょうか。

しかし今回イギリスの重鎮テーパーが提供してくれたのは当時の放送から収録したモノラル音声。よって 現在YouTube上で見られる映像の音声などとはまるで別次元の超クリアーなサウンドボード。しかも全体を通してキースのギターの音量が大きめかつ目立っており、何ならワディ・ワクテルの音をかき消さんばかりのバランスが実に魅力的。

 この音声ですが臨場感は低めで雰囲気的にはPAサウンドボードに近いバランス。ですが、その一方でクリアーかつ音の抜けが良く、単なるPAサウンドボードほど癖のある状態ではない。そのせいで確かに広大なスタジアムの熱狂は伝わって来ないのですが、これほどクリアーなモノラル・サウンドボードであれば聞いていて物足りなさを感じることなどないはず。それほどまでスッキリとしたクリアーさが際立つサウンドボードなのです。

 さらに特筆すべきは、これが1992年最初のライブとは思えないほどキースがリラックスできている。それはケルンの緊張気味だったライブ前半と比べてみてもあまりに対照的。しかもケルンよりはるかに大きな会場でのライブだというのに。

 そこは一重にブエノス・アイレスの観客がみせた熱狂的な反応によるところが大きい。キース自身も自伝の中で記していたように、この時の体験は非常に楽しい思い出として語られています。何しろ臨場感の低い録音状態だというのに、それでも曲間では随所で陽気な南米らしい「オーレオーレ」の合唱が遠巻きながらも聞こえてくる。その熱狂的な歓待のおかげでキース達もあっという間に最初のステージという緊張から解き放たれたのでしょう。

 そしてケルンを始めとしたヨーロッパツアーを三週間後に控え、この日はウォームアップ的な意味合いを兼ねていたのも確か。三週間後のツアーとはセットリストが異なっており、この時点では「Connection」でライブの幕を閉じるという構成が面白い。
 それでいてケルンでは演奏されなかったニューアルバムからの「Runnin' Too Deep」をライブ序盤で披露している。その一方で新曲の中ではまだレパートリーとして練れていない感は否めず。結局のところ本曲と「Connection」はどちらもケルンで披露されず、再び演奏されるようになったのはヨーロッパツアーの行程が進んでからのことだったのです。
 
 このようにサウンドボードの録音状態がケルンと異なるというだけでなく、レパートリーや雰囲気までもが違うところがキースらしい。陽気なブエノス・アイレスの観客に支えられて和やかに進んだワイノーズ初の南米&スタジアム公演を最高にクリアーな音質で捉えてくれた文字通りゴキゲンなサウンドボード・アルバム!

★ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。

Disc:1 (68:04)
1. Take It So Hard
2. Eileen
3. Runnin' Too Deep
4. Gimme Shelter
5. Yap Yap
6. How I Wish
7. 999
8. Bodytalks
9. Demon
10. Time Is on My Side
11. Before They Make Me Run
12. Hate It When You Leave
13. Too Rude Incl. Band Introductions

Disc:2 (26:21)
1. Wicked As It Seems
2. Will But You Won't
3. Happy
4. Whip It Up
5. Connection

SOUNDBOARD RECORDING

Keith Richards - Guitar, Vocals
Waddy Wachtel - Guitar, Backing Vocals
Ivan Neville - Keyboards, Guitar, Backing Vocals
Charley Drayton - Bass, Drums, Backing Vocals
Steve Jordan - Drums, Bass, Backing Vocals
Bobby Keys - Saxophone, Percussion
Sarah Dash - Vocals
Babi Floyd - Backing Vocals, Percussion