ROXY MUSIC - LOS ANGELES 1976 BARRY GOLDSTEIN MASTER CASSETTE(2CDR) [Amity 799]
ROXY MUSIC - LOS ANGELES 1976 BARRY GOLDSTEIN MASTER CASSETTE(2CDR)
[Amity 799]

販売価格: 2,500円(税込)
商品詳細
★在庫切れの場合取り寄せ(1週間で入荷)
★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
The Palladium, Los Angeles, CA, USA 20th February 1976 TRULY AMAZING/PERFECT SOUND(from Trk3)
名曲・名盤を量産しつつ、崩壊に向かっていた1976年のROXY MUSIC。その現場を伝える歴史的な名手コレクションが登場です。
そんな本作が吹き込まれたのは「1976年2月20日ロサンゼルス公演」。あのバリー・ゴールドスタインが手掛けた傑作オーディエンス録音です。解散寸前のROXY MUSICと言えば、名作プロショット『STOCKHOLM 1976: JAPANESE BROADCAST』やサウンドボード・アルバム『NEW YORK 1976: FM BROADCAST』もお馴染み。まずは、当時の活動概要を俯瞰しつつ、それぞれの位置関係を確かめてみましょう。
●1975年
・2月8日ー3月7日:北米#1(19公演)
《ジョン・ウェットン離脱→ジョン・ガスタフソン加入》
・4月15日ー30日:オセアニア(8公演)
《6月ー9月『SIREN』制作》
・10月2日ー23日:英国(17公演)
・11月14日ー12月1日:北米#2(12公演)
《ガスタフソン離脱→リック・ウィルス加入》
●1976年
・1月23日ー27日:スウェーデン(5公演)←※STOCKHOLM 1976
・2月13日ー3月20日:北米#3(25公演)←★ココ★
《7月:ROXY MUSIC解散》
これが1975年/1976年のROXY MUSIC。1975年末にジョン・ガスタフソン→リック・ウィルスの交代劇があり、その後はスウェーデンと北米をツアーしました。本作のロサンゼルス公演は、最終レッグである「北米#3」の4公演目。『NEW YORK 1976: FM BROADCAST』の11公演前(16日前)にあたるコンサートでした。
そんなショウを真空パックした本作は、ちょっとワケありの銘品。実は、本作を再生すると飛び出してくるのはモコモコにこもったサウンド。しかも、間近客の話し声だけが妙にクッキリとしており、「これが本当にゴールドスタイン作品!?」と耳を疑うダメ録音なのです。もちろん、これで終わったらご紹介などしない。本作の本領は3曲目「Love Is The Drug」から。ここで一気に猛烈クリアに晴れ渡り、いつものゴールドスタイン・サウンドに大変貌を遂げるのです。
どうやら冒頭が大失態となった原因は、話し声も大きな間近客だった模様。本作でも暴動のような騒ぎに聞こえますが、手に負えない相当な迷惑者だったらしく、ゴールドスタインも移動を余儀なくされた。サウンドが籠もっていたのも、移動の際にマイクを隠していたのでしょう。
ともあれ「Love Is The Drug」以降は、同じショウとは思えないほど明るく・美しく・鮮明。サウンドボードと間違えるような密着感こそないものの、輪郭もシャープな鮮やかサウンドが実に瑞々しい。もちろん曲間で沸騰する熱狂も吸い込んでいますが、もう間近客に悩まされる事もない。最初からこのポジションで録音してくれていたら……と、ゴールドスタインの悔しさまで手に取るように共感できるリアル・サウンドです。
そんなクリア系リアル・サウンドで描かれるのは、直近のサウンドボード・アルバム『NEW YORK 1976: FM BROADCAST』では聴けなかった名曲もたっぷりなフルショウ。ここで比較しながら整理しておきましょう。
●サイレン(5曲)
・Sentimental Fool/Love Is The Drug/She Sells(★*)/Whirlwind(*)/Both Ends Burning
●クラシックス(13曲)
・フォー・ユア・プレジャー:For Your Pleasure/Editions of You(★)/Do The Strand(★)
・カントリー・ライフ:The Thrill Of It All/Bitter-Sweet/Out Of The Blue
・その他:Mother Of Pearl/Sea Breezes(*)/Re-Make/Re-Model(★)
・ソロ関係:Diamond Head(*)/Wild Weekend(*)/The 'In' Crowd(★*)/A Hard Rain's A-Gonna Fall(★*)
※注:「★」印はサウンドボード・アルバム『NEW YORK 1976: FM BROADCAST』で聴けなかった曲。「*」印は再結成後に演奏していない曲。
……と、このようになっています。『NEW YORK 1976: FM BROADCAST』は放送枠に沿った編集だったのか約63分でしたが、本作は一気貫通の約84分。かのサウンドボード・アルバムで聴けた曲はすべて網羅しつつ、さらに6曲も上乗せされている。中でも「She Sells」やカバーの「The 'In' Crowd」「A Hard Rain's A-Gonna Fall」といったレパートリーは“SIREN Tour”だけの限定曲です。
返す返すも冒頭のトラブルが惜しい。惜しすぎる。それほどまでに3曲目以降のクリア・サウンドが心地よく、素晴らしいショウが溢れ出るライヴアルバムなのです。解散を目前にしつつ、音楽的には充実の極みだったROXY MUSICを名手サウンドで楽しめる新名盤。どうぞ、じっくりとご堪能ください。
★「1976年2月20日ロサンゼルス公演」の傑作オーディエンス録音。名手バリー・ゴールドスタインの大元カセットから起こされた銘品です。冒頭2曲では迷惑客のせいでイマイチなサウンドだったりしますが、場所を変えた3曲目「Love Is The Drug」からは猛烈クリアに大変貌。いつものゴールドスタイン・サウンドで“SIREN Tour”だけの限定曲もたっぷりなフルショウを楽しめます。
Disc:1 (43:20)
1. Sentimental Fool
2. The Thrill Of It All
3. Love Is The Drug
4. Mother Of Pearl
5. Bitter-Sweet
6. She Sells
7. Out Of The Blue
8. Whirlwind
Disc:2 (43:27)
1. Sea Breezes
2. Both Ends Burning
3. For Your Pleasure > Diamond Head
4. Wild Weekend
5. Band Introductions
6. The "In" Crowd
7. Re-Make/Re-Model >
8. Editions Of You >
9. Do The Strand
10. A Hard Rain's A-Gonna Fall
★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
The Palladium, Los Angeles, CA, USA 20th February 1976 TRULY AMAZING/PERFECT SOUND(from Trk3)
名曲・名盤を量産しつつ、崩壊に向かっていた1976年のROXY MUSIC。その現場を伝える歴史的な名手コレクションが登場です。
そんな本作が吹き込まれたのは「1976年2月20日ロサンゼルス公演」。あのバリー・ゴールドスタインが手掛けた傑作オーディエンス録音です。解散寸前のROXY MUSICと言えば、名作プロショット『STOCKHOLM 1976: JAPANESE BROADCAST』やサウンドボード・アルバム『NEW YORK 1976: FM BROADCAST』もお馴染み。まずは、当時の活動概要を俯瞰しつつ、それぞれの位置関係を確かめてみましょう。
●1975年
・2月8日ー3月7日:北米#1(19公演)
《ジョン・ウェットン離脱→ジョン・ガスタフソン加入》
・4月15日ー30日:オセアニア(8公演)
《6月ー9月『SIREN』制作》
・10月2日ー23日:英国(17公演)
・11月14日ー12月1日:北米#2(12公演)
《ガスタフソン離脱→リック・ウィルス加入》
●1976年
・1月23日ー27日:スウェーデン(5公演)←※STOCKHOLM 1976
・2月13日ー3月20日:北米#3(25公演)←★ココ★
《7月:ROXY MUSIC解散》
これが1975年/1976年のROXY MUSIC。1975年末にジョン・ガスタフソン→リック・ウィルスの交代劇があり、その後はスウェーデンと北米をツアーしました。本作のロサンゼルス公演は、最終レッグである「北米#3」の4公演目。『NEW YORK 1976: FM BROADCAST』の11公演前(16日前)にあたるコンサートでした。
そんなショウを真空パックした本作は、ちょっとワケありの銘品。実は、本作を再生すると飛び出してくるのはモコモコにこもったサウンド。しかも、間近客の話し声だけが妙にクッキリとしており、「これが本当にゴールドスタイン作品!?」と耳を疑うダメ録音なのです。もちろん、これで終わったらご紹介などしない。本作の本領は3曲目「Love Is The Drug」から。ここで一気に猛烈クリアに晴れ渡り、いつものゴールドスタイン・サウンドに大変貌を遂げるのです。
どうやら冒頭が大失態となった原因は、話し声も大きな間近客だった模様。本作でも暴動のような騒ぎに聞こえますが、手に負えない相当な迷惑者だったらしく、ゴールドスタインも移動を余儀なくされた。サウンドが籠もっていたのも、移動の際にマイクを隠していたのでしょう。
ともあれ「Love Is The Drug」以降は、同じショウとは思えないほど明るく・美しく・鮮明。サウンドボードと間違えるような密着感こそないものの、輪郭もシャープな鮮やかサウンドが実に瑞々しい。もちろん曲間で沸騰する熱狂も吸い込んでいますが、もう間近客に悩まされる事もない。最初からこのポジションで録音してくれていたら……と、ゴールドスタインの悔しさまで手に取るように共感できるリアル・サウンドです。
そんなクリア系リアル・サウンドで描かれるのは、直近のサウンドボード・アルバム『NEW YORK 1976: FM BROADCAST』では聴けなかった名曲もたっぷりなフルショウ。ここで比較しながら整理しておきましょう。
●サイレン(5曲)
・Sentimental Fool/Love Is The Drug/She Sells(★*)/Whirlwind(*)/Both Ends Burning
●クラシックス(13曲)
・フォー・ユア・プレジャー:For Your Pleasure/Editions of You(★)/Do The Strand(★)
・カントリー・ライフ:The Thrill Of It All/Bitter-Sweet/Out Of The Blue
・その他:Mother Of Pearl/Sea Breezes(*)/Re-Make/Re-Model(★)
・ソロ関係:Diamond Head(*)/Wild Weekend(*)/The 'In' Crowd(★*)/A Hard Rain's A-Gonna Fall(★*)
※注:「★」印はサウンドボード・アルバム『NEW YORK 1976: FM BROADCAST』で聴けなかった曲。「*」印は再結成後に演奏していない曲。
……と、このようになっています。『NEW YORK 1976: FM BROADCAST』は放送枠に沿った編集だったのか約63分でしたが、本作は一気貫通の約84分。かのサウンドボード・アルバムで聴けた曲はすべて網羅しつつ、さらに6曲も上乗せされている。中でも「She Sells」やカバーの「The 'In' Crowd」「A Hard Rain's A-Gonna Fall」といったレパートリーは“SIREN Tour”だけの限定曲です。
返す返すも冒頭のトラブルが惜しい。惜しすぎる。それほどまでに3曲目以降のクリア・サウンドが心地よく、素晴らしいショウが溢れ出るライヴアルバムなのです。解散を目前にしつつ、音楽的には充実の極みだったROXY MUSICを名手サウンドで楽しめる新名盤。どうぞ、じっくりとご堪能ください。
★「1976年2月20日ロサンゼルス公演」の傑作オーディエンス録音。名手バリー・ゴールドスタインの大元カセットから起こされた銘品です。冒頭2曲では迷惑客のせいでイマイチなサウンドだったりしますが、場所を変えた3曲目「Love Is The Drug」からは猛烈クリアに大変貌。いつものゴールドスタイン・サウンドで“SIREN Tour”だけの限定曲もたっぷりなフルショウを楽しめます。
Disc:1 (43:20)
1. Sentimental Fool
2. The Thrill Of It All
3. Love Is The Drug
4. Mother Of Pearl
5. Bitter-Sweet
6. She Sells
7. Out Of The Blue
8. Whirlwind
Disc:2 (43:27)
1. Sea Breezes
2. Both Ends Burning
3. For Your Pleasure > Diamond Head
4. Wild Weekend
5. Band Introductions
6. The "In" Crowd
7. Re-Make/Re-Model >
8. Editions Of You >
9. Do The Strand
10. A Hard Rain's A-Gonna Fall