OZZY OSBOURNE - AUGUSTA 1983(2CDR) [Shades 2172]

OZZY OSBOURNE - AUGUSTA 1983(2CDR) [Shades 2172]

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商品詳細

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Augusta Civic Center, Augusta, GA, USA 19th February 1983

 ジェイク・E・リーを迎え、伝説の“USフェスティバル’83”に向けて急速に練度を高めていった1983年初頭のオジー・オズボーン。その秘宝アルバムが新発掘です。
 そんな本作に吹き込まれているのは「1983年2月19日オーガスタ公演」。そのオーディエンス録音です。本作は、これまで知られてこなかったショウを体験できる新発掘マスター。それだけでも貴重ですが、実は時期的にも音源がほとんどないミッシング・リンクを埋めてくれる貴重盤でもあります。その辺の事情をご説明するためにも、まずは当時の活動概要から振り返ってみましょう。

●1982年
《11月27日『SPEAK OF THE DEVIL』発売》
・12月10日ー20日:英国(7公演)
《ブラッド&ピート離脱→ジェイク&ドン・コスタ参加》
●1983年
・1月12日ー30日:欧州#1(13公演)←※MASTERS OF LAUSANNE 1983他
《ブリッジウォーター→エイリー交代》
・2月11日ー4月6日:北米(35公演)←★ココ★
《コスタ→デイズリー交代》
・5月29日『US FESTIVAL ’83: THE COMPLETE SOUNDBOARD』
《アルドリッチ→アピス交代/『月に吠える』発売》
・11月10日ー12月22日:欧州#2(32公演)←※CRY WOLF他

 これが『SPEAK OF THE DEVIL』発売から1983年いっぱいの歩み。ここ最近はジェイク加入直後を伝える新発掘が続いており、先日は遂に歴史的なジェイク初日アルバム『HELSINKI 1983 JAKE'S FIRST SHOW(Shades 2158)』まで登場しました。ただ、それらはすべて「欧州#1」。WHITESNAKEの前座としてのステージでした。その後、キーボードにドン・エイリーを迎えてグレード・アップを図った彼らはヘッドライナー・ツアーを開始。本作のオーガスタ公演は、幻ベーシスト:ドン・コスタ&ドン・エイリーという「Wドン」が在籍していた唯一の「北米」レッグ5公演目にあたるコンサートでした。
 そして、上記における「北米」レッグこそが音源の不毛期。「欧州#1」は次々と名録音が発掘されていく一方、この「北米」レッグはまったく音沙汰なし。長い間、昔懐かしいBondageレーベルの『JAKE RENDERED SABBATH』で有名なケベック録音が唯一の記録でした。本作は、その不毛期に差した一条の光というわけなのです。
 そんな本作のサウンドは、ハッキリ言って貴重度優先。いわゆる「聴けるだけありがたい」というタイプでして、ヒスもあれば、かなり不安定でもある。パッと聴くとハード・コレクターやコンプリーター向けの録音ではあるのですが、不思議なのはヴォーカルだけは異様にクッキリしている。揺れる音像の中でもオジーの歌声はしっかりと細部まで耳に届くのです。
 そんなコア・サウンドで描かれるのは、貴重極まる「北米」レッグのフルセット。前述のように「欧州#1」はWHITESNAKEの前座ゆえにショート・セットでしたし、直後の「USフェスティバル」もフルスケールではなかった。この「北米」レッグはどちらでも演奏していないレパートリーが聴けるのです。それでは「欧州#1」「USフェス」の代表プレス名盤と比較しつつ、貴重セットの内容をチェックしてみましょう。

●BLACK SABBATH(5曲)
・パラノイド:Fairies Wear Boots(★)/War Pigs(★★)/Iron Man/Paranoid
・マスター・オブ・リアリティ:Children Of The Grave
●ソロ(9曲)
・ブリザード・オブ・オズ:I Don't Know/Mr. Crowley/Crazy Train/Suicide Solution/Revelation (Mother Earth)/Steal Away (The Night)
・ダイアリー・オブ・ア・マッドマン:Over The Mountain(★)/Believer(★★)/Flying High Again(★)
※注:「★」印はプレス名盤『MASTERS OF LAUSANNE 1983』で聴けなかった曲。特に「★★」印はサウンドボード超名盤『US FESTIVAL ’83: THE COMPLETE SOUNDBOARD』にもなかった曲。

……と、このようになっています。まだ『月に吠える』ナンバーは一切なく、サバス&ランディ時代の大代表曲がズラリ。「Fairies Wear Boots」「Over The Mountain」も貴重ですが、それ以上なのが「War Pigs」「Believer」でしょう。どちらもザック・ワイルド以降に復活しましたが、ジェイクが弾いたのは1983年の「北米」レッグだけなのです。
 激レアな布陣、激レアなセットを伝える貴重なフル・ライヴアルバムです。正直なところ、クオリティ的にはコア・マニア向けではありますが、そもそも「マニア」とは何でも欲しがる好事家のことではありません。一般の人間が気づけない価値・魅力を見抜ける目利きのことなのです。本作は、そんなマニアな方々にぜひ触れていただきたい秘宝。オジー史/ジェイク史を深く追究される方には必聴の新発掘アルバムの登場です。

★ジェイク・E・リーの加入間もない「1983年2月19日オーガスタ公演」の新発掘オーディエンス録音。コア・マニア向けのクオリティながら、これまで知られていなかったショウが聴ける貴重度は満点。激レアなジェイク版「War Pigs」「Believer」も楽しめる秘宝盤です。

Disc 1 (43:26)
1. Diary Of A Madman
2. I Don't Know
3. Mr Crowley
4. Crazy Train
5. Suicide Solution
6. Revelation (Mother Earth)
7. Steal Away (The Night)
8. Drum Solo
9. Over The Mountain

Disc 2 (38:07)
1. Believer★
2. Flying High Again
3. Fairies Wear Boots
4. War Pigs★
5. Iron Man
6. Children Of The Grave
7. Paranoid

Ozzy Osbourne - Vocals
Jake E. Lee - Guitar
Don Costa - Bass
Tommy Aldridge ? Drums
Don Airey - Keyboards