JOHN SYKES - WHITESNAKE/BLUE MURDER DEMOS 1985-1988(1CDR) [Shades 2162]
JOHN SYKES - WHITESNAKE/BLUE MURDER DEMOS 1985-1988(1CDR)
[Shades 2162]

販売価格: 1,800円(税込)
商品詳細
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★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
Demos & Rehearsals of '1987' & 'Blue Murder' Album
R.I.P. John Sykes (29th July 1959 - 20th January 2025)
天才ギタリスト:ジョン・サイクス死去。今年1月20日に公式サイトで「癌との闘病の末に亡くなった」と告知されたものの、詳細は未だに不明。何の癌であったのか、正確な命日がいつで、どこで亡くなったのかも明かされていません。しかし、その衝撃は巨大。今この瞬間も数々のミュージシャン達が追悼のコメントを寄せており、サイクスを心から愛した日本では悲しみの声が溢れています。
本作は、そんな悲しみを癒してくれるスタジオ作品。サイクスの才気が頂点を迎えていた2大名盤『1987(通称:SERPENS ALBUS)』と『BLUE MURDER』の「別の顔」を集成した1枚であり、貴重なデモ音源の数々をベスト・マスターでコレクションできる超・決定盤なのです。
本作には15トラックの秘宝デモが収録されており、大きく3つのセクションに分類できます。それぞれ個別にご紹介していきましょう。
【公式版とは異なる『1987』のデモ・トラック(6曲)】
まず登場するのは『1987(SERPENS ALBUS)』のデモ6トラック。かつて名門BONDAGEレーベルから登場した伝説のテイクですが、本作はその大元マスターから再度デジタル化したプレス名盤『1987 WORKING TRACKS』から再掲したものです。
「サーペンスのデモ」と言うとオフィシャル30周年盤にも大量に収録されていましたが、本作はまったくの別モノ。実のところ、オフィシャルのデモは曲によってはかなり加工されており、初期の作曲段階から完成に近い後期デモまで様々な段階の音源を繋ぎ合わせていました。曲のイントロでは作曲メモ段階で、ヴァースではジャムで、ソロから本番に近くなり、最後は完成度のラフミックス……と、1曲の中でコロコロとテイクが変わっていたのです。
それに対し、本作は制作が進んだ通しのデモ録音。後付けの作り込みは一切なく、制作段階をリアルに活写しているのです。そして、その完成度とリアリティが素晴らしい。制作もかなり進んだ後期のデモで、仮歌詞のテイクであってもアレンジが完成されており、シンセなどの装飾も施されている。「デモ」ではなく「ラフミックス」と言っても良いかもしれません。もちろん、通しならではの自然な感覚で「超名曲の別バージョン」を味わえるわけです。
しかも、本作はクオリティも最高峰。前述の通りBONDAGE盤とテイクは同じなのですが、大元マスターから現代技術で再デジタル化したサウンドは雲泥の差。妙に高かったピッチも正常ですが、それ以上にダイナミズムがまるで違う。軽く遠いサウンドだった既発とは違い、デヴィッド・カヴァデールの吐息まで間近に感じられ、ジョン・サイクスのギターも脳みそ直結で流し込まれる。そのクオリティは総じて公式デモ盤と同等以上で、ヒスもやや入りはするものの、それさえも大元マスターのリアリズムを描き出している。同じマスターを使っているので間違いなく同じはずなのに、本当に「同じテイク?」と思うほどに生まれ変わったサウンドに出逢えるのです。
【更に遡った『1987』の初期リハーサル(3曲)】
続くはリハーサルの3トラック。段階的には作曲段階に近いもので、マシンのリズムを流しながらカヴァデール&サイクス、それにニール・マーレイがジャム風にアイディアを練っている。オフィシャル盤も本作も具体的な日時がハッキリしないので前後関係は断言できないものの、エインズレー・ダンバーの加入が1985年8月下旬ですから、それ以前の録音だと思われます(ちなみにコージー・パウエルは作曲セッションが始まる前に脱退。『1987』に関するコージー録音は存在しません)。もう二度と顔を並べることはないであろう2人の天才カヴァデールとサイクスがフレーズを確かめあい、コーラスで肉声を交わしている。そのスタジオに居合わせられる秘宝なのです。
こちらは上記デモや公式盤ほどのクオリティではありませんが、やはり既発よりも格段にダイナミック。繊細な音も機微まで鮮やかで大元マスターが吸い込んでいたサウンドをたっぷりと吐き出してくれます。
【コージーやレイも参加した『BLUE MURDER』』デモ(6曲)】
最後のセクションはBLUE MURDERのデビュー・アルバムに向けたデモ。結成当初のデモで、ジョン・サイクス&トニー・フランクリンに加え、ドラムはあのコージー・パウエル(!)なのです。
これらも古くから知られる音源ですが、本作はベスト・マスターで集成。特に素晴らしいのが6曲中5曲「It's Too Late」「Ptolemy」「Riot」「Out Of Love」「Rockin' And Rollin' Our Life Away」は、コージーが所蔵していたカセット・テープ「TEAC MR60」から起こされている。そのサウンドはずばりオフィシャル級。もちろん、仮アレンジ段階なので演奏もミックスもラフではありますが、ダビング痕のない瑞々しさは完全にマスター・クオリティ。音源自体はYoutubeなどにも転がってはいますが、サウンド・クオリティはまったくの別モノ級です。
そんな衝撃サウンドで描かれるデモは『1987 WORKING TRACKS』篇よりも衝撃。完成版とは異なるアレンジやフレーズが次々と噴き出すだけでなく、コージー特有のバスドラ連打もド迫力。そして、アルバム未収録曲! 特に1曲「It's Too Late」は、あのはレイ・ギランが歌っている!! これこそサイクスとレイが音を重ね合う唯一無二のスタジオ録音であり、本作はそのマスター・クオリティ版なのです。さらにメロディックで快活な「Rockin' And Rollin' Our Life Away」、重厚な「Lady Luck(これのみコージー・テープではないので音が落ちます)」も没には惜しい佳曲。当時のサイクスがいかに名曲量産マシーンだったのかを実感できる秘宝テイクです。
天才ギタリストが遺した大名盤『1987(SERPENS ALBUS)』と『BLUE MURDER』。オフィシャルとは1テイクも被らない秘宝デモをベスト・マスターで集成した真・決定盤です。もっとも才気走っていた時代のジョン・サイクスに出逢える1枚。今一番体験して頂きたい絶対のスタジオ作品。どうぞ、じっくりと噛みしめてください。
★『1987 (SERPENS ALBUS)』と『BLUE MURDER』のデモを集成したスタジオ・アルバム。『1987』デモというと原形を留めないほど編集された公式BOX版もありましたが、本作はまったく異なる無編集テイク。『BLUE MURDER』篇はコージー・テープから起こされた極上版で、レイ・ギランが歌う「It's Too Late」や未発表曲「Rockin' And Rollin' Our Life Away」もオフィシャル級クオリティで楽しめます。
(79:59)
'1987' Album Demos
1. Still Of The Night
2. Looking For Love
3. Bad Boys
4. Is This Love
5. Crying In The Rain
6. Give Me All Your Love (Instrumental)
'1987' Album Rehearsals
7. Bad Boys
8. Give Me All Your Love
9. Is This Love
'Blue Murder' Album Demos
10. It's Too Late (with Ray Gillen)
11. Ptolemy
12. Riot
13. Out Of Love
14. Rockin' And Rollin' Our Life Away
15. Lady Luck
Track 10-14 are taken from the original cassette tape (TEAC MR60) belonged to Cozy Powell
WHITESNAKE
David Coverdale - Vocals
John Sykes - Guitar, Vocals
Neil Murray - Bass
Aynsley Dunbar - Drums
BLUE MURDER
John Sykes - Guitar, Vocals
Tony Franklin - Bass, Vocals
Cozy Powell - Drums
★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
Demos & Rehearsals of '1987' & 'Blue Murder' Album
R.I.P. John Sykes (29th July 1959 - 20th January 2025)
天才ギタリスト:ジョン・サイクス死去。今年1月20日に公式サイトで「癌との闘病の末に亡くなった」と告知されたものの、詳細は未だに不明。何の癌であったのか、正確な命日がいつで、どこで亡くなったのかも明かされていません。しかし、その衝撃は巨大。今この瞬間も数々のミュージシャン達が追悼のコメントを寄せており、サイクスを心から愛した日本では悲しみの声が溢れています。
本作は、そんな悲しみを癒してくれるスタジオ作品。サイクスの才気が頂点を迎えていた2大名盤『1987(通称:SERPENS ALBUS)』と『BLUE MURDER』の「別の顔」を集成した1枚であり、貴重なデモ音源の数々をベスト・マスターでコレクションできる超・決定盤なのです。
本作には15トラックの秘宝デモが収録されており、大きく3つのセクションに分類できます。それぞれ個別にご紹介していきましょう。
【公式版とは異なる『1987』のデモ・トラック(6曲)】
まず登場するのは『1987(SERPENS ALBUS)』のデモ6トラック。かつて名門BONDAGEレーベルから登場した伝説のテイクですが、本作はその大元マスターから再度デジタル化したプレス名盤『1987 WORKING TRACKS』から再掲したものです。
「サーペンスのデモ」と言うとオフィシャル30周年盤にも大量に収録されていましたが、本作はまったくの別モノ。実のところ、オフィシャルのデモは曲によってはかなり加工されており、初期の作曲段階から完成に近い後期デモまで様々な段階の音源を繋ぎ合わせていました。曲のイントロでは作曲メモ段階で、ヴァースではジャムで、ソロから本番に近くなり、最後は完成度のラフミックス……と、1曲の中でコロコロとテイクが変わっていたのです。
それに対し、本作は制作が進んだ通しのデモ録音。後付けの作り込みは一切なく、制作段階をリアルに活写しているのです。そして、その完成度とリアリティが素晴らしい。制作もかなり進んだ後期のデモで、仮歌詞のテイクであってもアレンジが完成されており、シンセなどの装飾も施されている。「デモ」ではなく「ラフミックス」と言っても良いかもしれません。もちろん、通しならではの自然な感覚で「超名曲の別バージョン」を味わえるわけです。
しかも、本作はクオリティも最高峰。前述の通りBONDAGE盤とテイクは同じなのですが、大元マスターから現代技術で再デジタル化したサウンドは雲泥の差。妙に高かったピッチも正常ですが、それ以上にダイナミズムがまるで違う。軽く遠いサウンドだった既発とは違い、デヴィッド・カヴァデールの吐息まで間近に感じられ、ジョン・サイクスのギターも脳みそ直結で流し込まれる。そのクオリティは総じて公式デモ盤と同等以上で、ヒスもやや入りはするものの、それさえも大元マスターのリアリズムを描き出している。同じマスターを使っているので間違いなく同じはずなのに、本当に「同じテイク?」と思うほどに生まれ変わったサウンドに出逢えるのです。
【更に遡った『1987』の初期リハーサル(3曲)】
続くはリハーサルの3トラック。段階的には作曲段階に近いもので、マシンのリズムを流しながらカヴァデール&サイクス、それにニール・マーレイがジャム風にアイディアを練っている。オフィシャル盤も本作も具体的な日時がハッキリしないので前後関係は断言できないものの、エインズレー・ダンバーの加入が1985年8月下旬ですから、それ以前の録音だと思われます(ちなみにコージー・パウエルは作曲セッションが始まる前に脱退。『1987』に関するコージー録音は存在しません)。もう二度と顔を並べることはないであろう2人の天才カヴァデールとサイクスがフレーズを確かめあい、コーラスで肉声を交わしている。そのスタジオに居合わせられる秘宝なのです。
こちらは上記デモや公式盤ほどのクオリティではありませんが、やはり既発よりも格段にダイナミック。繊細な音も機微まで鮮やかで大元マスターが吸い込んでいたサウンドをたっぷりと吐き出してくれます。
【コージーやレイも参加した『BLUE MURDER』』デモ(6曲)】
最後のセクションはBLUE MURDERのデビュー・アルバムに向けたデモ。結成当初のデモで、ジョン・サイクス&トニー・フランクリンに加え、ドラムはあのコージー・パウエル(!)なのです。
これらも古くから知られる音源ですが、本作はベスト・マスターで集成。特に素晴らしいのが6曲中5曲「It's Too Late」「Ptolemy」「Riot」「Out Of Love」「Rockin' And Rollin' Our Life Away」は、コージーが所蔵していたカセット・テープ「TEAC MR60」から起こされている。そのサウンドはずばりオフィシャル級。もちろん、仮アレンジ段階なので演奏もミックスもラフではありますが、ダビング痕のない瑞々しさは完全にマスター・クオリティ。音源自体はYoutubeなどにも転がってはいますが、サウンド・クオリティはまったくの別モノ級です。
そんな衝撃サウンドで描かれるデモは『1987 WORKING TRACKS』篇よりも衝撃。完成版とは異なるアレンジやフレーズが次々と噴き出すだけでなく、コージー特有のバスドラ連打もド迫力。そして、アルバム未収録曲! 特に1曲「It's Too Late」は、あのはレイ・ギランが歌っている!! これこそサイクスとレイが音を重ね合う唯一無二のスタジオ録音であり、本作はそのマスター・クオリティ版なのです。さらにメロディックで快活な「Rockin' And Rollin' Our Life Away」、重厚な「Lady Luck(これのみコージー・テープではないので音が落ちます)」も没には惜しい佳曲。当時のサイクスがいかに名曲量産マシーンだったのかを実感できる秘宝テイクです。
天才ギタリストが遺した大名盤『1987(SERPENS ALBUS)』と『BLUE MURDER』。オフィシャルとは1テイクも被らない秘宝デモをベスト・マスターで集成した真・決定盤です。もっとも才気走っていた時代のジョン・サイクスに出逢える1枚。今一番体験して頂きたい絶対のスタジオ作品。どうぞ、じっくりと噛みしめてください。
★『1987 (SERPENS ALBUS)』と『BLUE MURDER』のデモを集成したスタジオ・アルバム。『1987』デモというと原形を留めないほど編集された公式BOX版もありましたが、本作はまったく異なる無編集テイク。『BLUE MURDER』篇はコージー・テープから起こされた極上版で、レイ・ギランが歌う「It's Too Late」や未発表曲「Rockin' And Rollin' Our Life Away」もオフィシャル級クオリティで楽しめます。
(79:59)
'1987' Album Demos
1. Still Of The Night
2. Looking For Love
3. Bad Boys
4. Is This Love
5. Crying In The Rain
6. Give Me All Your Love (Instrumental)
'1987' Album Rehearsals
7. Bad Boys
8. Give Me All Your Love
9. Is This Love
'Blue Murder' Album Demos
10. It's Too Late (with Ray Gillen)
11. Ptolemy
12. Riot
13. Out Of Love
14. Rockin' And Rollin' Our Life Away
15. Lady Luck
Track 10-14 are taken from the original cassette tape (TEAC MR60) belonged to Cozy Powell
WHITESNAKE
David Coverdale - Vocals
John Sykes - Guitar, Vocals
Neil Murray - Bass
Aynsley Dunbar - Drums
BLUE MURDER
John Sykes - Guitar, Vocals
Tony Franklin - Bass, Vocals
Cozy Powell - Drums