HUEY LEWIS & THE NEWS - SARATOGA SPRINGS 1984 SOUNDBOARD(1CDR) [Uxbridge 2362]

HUEY LEWIS & THE NEWS - SARATOGA SPRINGS 1984 SOUNDBOARD(1CDR) [Uxbridge 2362]

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商品詳細

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Saratoga Performing Arts Center, Saratoga Springs, NY, USA 20th August 1984 STEREO SBD

 『SPORTS』の天文学的ヒットで全盛の扉を開いたヒューイ・ルイス&THE NEWS。絶頂真っ直中の生演奏を脳みそに流し込んでくれるサウンドボード・アルバムが登場です。
 そんな本作が記録されたのは「1984年8月20日サラトガ・スプリングズ公演」。そのステレオ・サウンドボード録音です。『SPORTS』時代と言えば、象徴プロショット『ROCKPALAST 1984(Uxbridge 1887)』やサウンドボード・アルバム『CHICAGO 1983 FM(Uxbridge 1590)』も人気ですが、もちろん本作は別公演。まずは当時の活動概要を俯瞰しつつ、それぞれの位置関係を確かめてみましょう。

●1983年
・2月4日ー8月30日:北米#1(13公演)
《9月15日『SPORTS』発売》
・10月26日ー12月31日:北米#2a(14公演)←※CHICAGO 1983 FM
●1984年
・1月14日ー9月14日:北米#2b(93公演)←★ココ★
・10月3日ー28日:欧州#1(7公演)←※ROCKPALAST 1984
・12月14日ー31日:北米#3a(8公演)
●1985年
・1月11日ー4月12日:北米#3b(16公演)←※公式映像
・5月11日ー6月1日:欧州#2(5公演)
《シングル『The Power of Love』発売》
・6月16日ー11月25日:北米#4(35公演)
・12月3日ー11日:日本(8公演)

 これが『SPORTS』時代のヒューイ・ルイス&THE NEWS。やってもやっても需要が尽きないツアーはほぼ3年に及び、全盛の勢いを見せつけるようなスケジュールです。その中でもメインだったのは100公演を超える長大な「北米#2」。本作のサラトガ・スプリングズ公演は、年末年始で切り分けた「北米#2b」の81公演にあたるコンサートでした。
 そんなショウを伝える本作は、歌声や演奏と全身が完全一致するシンクロ系サウンドボード。約7ヶ月前の『CHICAGO 1983 FM』は歓声スペクタクルもミックスされたラジオ放送らしいタイプでしたが、本作は思いっきりミックス卓直結。曲間になっても絶頂の大歓声が遠く遠くのさざ波のようにしか聞こえず、家庭用オーディオを意識していない現場ミックスは異様に生々しい。音楽作品として整っているのは『CHICAGO 1983 FM』や『ROCKPALAST 1984』かも知れませんが、サウンドボード・マニアの心を鷲づかむのは本作の方。何の加工も配慮もない生演奏が脳のシワの1本1本に染み渡り、ムキ出しだからこそのド迫力が魂を直撃する。FM放送でもオフィシャル作品でも味わえないシンクロ感に溺れられるのです。
 そんな異次元サウンドだけでなく、ショウ内容も『CHICAGO 1983 FM』『ROCKPALAST 1984』とは異なる。ここで比較しながらセットを整理しておきましょう。

●スポーツ(5曲)
・The Heart Of Rock & Roll/If This Is It(★)/Heart And Soul/Walking On A Thin Line/Bad Is Bad
●その他(6曲+α)
・デビュー作:Don't Make Me Do It(★)/I Want You(★)
・ベイエリアの風:Change Of Heart/Do You Believe In Love
・その他:It's All Right/You're Still A Young Man(★★)/Instrumental(★★)
※注:「★」印は『CHICAGO 1983 FM』で聴けなかった曲。特に「★★」印は『ROCKPALAST 1984』にもなかった曲。

……と、このようになっています。ツアー序盤の『CHICAGO 1983 FM』では『PICTURE THIS』『SPORTS』が2本柱でしたが、大ヒットの煽りを受けてか本作では後者に重心が傾斜。セット的には『ROCKPALAST 1984』にかなり近くなってきました。
 そんな中で『ROCKPALAST 1984』でも聴けないのがTOWER OF POWERのカバー「You're Still A Young Man」とインストの「Instrumental」。この手のレア曲はちょろっとした遊びの事が多いのですが、本作は真逆。2曲とも約7分半という長尺の大熱演で、思いっきり本作一番の聴きどころになっています。特に強烈なのは「Instrumental」。ヒューイのブルース・ハープを大フィーチュアしており、汽車を模したビートに乗って豪快なトレイン・バンプをブチかましてくれる。ド直結サウンドボードだからこそ、身体中にハープ・ブロウが吹き荒れる快感をたっぷりと味わえるのです。
 名作『CHICAGO 1983 FM』『ROCKPALAST 1984』と並ぶクオリティでありつつ、さらに生演奏と完全一致する快感が凄まじいサウンドボード・アルバムです。全盛の勢いが全身を駆け巡る1枚。どうぞ、心ゆくまでお楽しみください。

★「1984年8月20日サラトガ・スプリングズ公演」のステレオ・サウンドボード録音。ミックス卓直結系の流出サウンドボードで、生演奏が何の加工も配慮もなく脳みそに流し込まれる。極度の生々しさでTOWER OF POWERのカバー「You're Still A Young Man」やトレイン・バンプが炸裂する「Instrumental」も美味しい全盛のステージを楽しめる。異次元のシンクロ感を誇る快感盤です。

(76:09)
1. The Heart Of Rock & Roll
2. Change Of Heart
3. Don't Make Me Do It
4. I Want You
5. If This Is It
6. Heart And Soul
7. Walking On A Thin Line
8. It's All Right
9. Do You Believe In Love
10. You're Still A Young Man
11. Instrumental (with Harmonica)
12. Bad Is Bad (with Band Introductions)

STEREO SOUNDBOARD RECORDING

Huey Lewis: lead vocals, harmonica
Sean Hopper: keyboards, backing vocals
Chris Hayes: lead guitar, backing vocals
Johnny Colla: guitar, saxophone, backing vocals
Mario Cipollina: bass
Bill Gibson: drums, percussion, backing vocals

Tower of Power Horns
Emelio Castillo: tenor sax
Stephen Kupka: baritone sax
Greg Adams: trumpet
Marc Russo: sax
Mike Chikowitz: trumpet