ERIC CLAPTON - HAMMERSMITH ODEON 1974 1ST NIGHT: MULTITRACK MASTER(2CD) [Beano-294]
ERIC CLAPTON - HAMMERSMITH ODEON 1974 1ST NIGHT: MULTITRACK MASTER(2CD)
[Beano-294]
販売価格: 3,800円(税込)
商品詳細
★在庫切れの場合取り寄せ(1週間で入荷)
★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
Hammersmith Odeon, London, England 4th December 1974 STEREO SBD(from Original Masters)
2024 TRANSFER & UPGRADE!!!
【あの74年サウンドボード名音源のマルチトラック・マスター登場!】
エリック・クラプトンが3年のリタイア期間を経てカムバックした74年の「461 OCEAN BOULEVARD TOUR」は、北米全土から日本、ヨーロッパと、ワールドワイドな規模で実施されましたが、中でも最終行程となった12月4日、5日のロンドン公演と言えば、流出ステレオ・サウンドボード音源が有名で、それは早々に音盤化され、また2010年にオフィシャルリリースされた「461 OCEAN BOULEVARD RARITIES EDITION」にも両日のライブテイクが編集されて正式に収録されました。当時のバンドメンバーだったベースのカール・レイドル自身が、「このツアーではロンドン公演が最高の出来だった」と語ったほど、その音質とパフォーマンスの素晴らしさで高い評価を得、それは今なお確固たるものとなっています。そんな中、お馴染みのイギリス在住の重鎮テーパーから、両日音源のマルチトラック・サウンドボードマスターが届けられたのです!
本作はその初日、12月4日のハマースミス・オデオン公演を完全収録しています。1974年のライブレコーディングと言えば、当時は16トラックだったと思われますが(1973年の「レインボー・コンサート」ではモービルユニットでのレコーディングにつき、8トラックでしたが)、それを当時のエンジニアが緻密にミックスして2トラックステレオにミックスダウンした大元のマスターのデジタルコピーです。(つい先日、行われたマスター・ダイレクトのデジタル・トランスファー)かつて音盤化された際のマスターは、アナログ時代を反映したカセットコピーでしたので、今回のマスターの鮮度の違いがお判りいただけるでしょう。
言わば、過去のアイテムに採用されたすべてのマスターの大元となったマスターなのです。位相は、ドラム、ベースとクラプトンのボーカルがセンター、ジョージ・テリーのギターがセンターやや左、オルガンは左、クラプトンのギターはセンターやや右、マーシー・レヴィのボーカルはセンターやや右、イヴォンヌ・エリマンのボーカルはセンターやや左、オーディエンスの歓声等(アンビエントマイク収録分)は右、となっていて、それぞれがくっきり際立っています。最高のステレオ・サウンドボード録音のウルトラクリアな極上音質がハマースミス・オデオンという名会場の空気感とともに甦ってきます。
【過去最高音質で聴ける素晴らしいパフォーマンス!】
ではこのロンドン公演が、この年のクラプトンの活動においてどのような位置づけだったのかを見ていきましょう。
・1974年6月19日、20日:全米カムバックツアーのため、北欧にてウォームアップ・ギグ
・1974年6月28日〜8月4日:全米ツアー
≪1974年8月5日:アルバム「461 OCEAN BOULEVARD」リリース≫
・1974年8月〜9月:アルバム「THERE'S ONE IN EVERY CROWD」をマイアミにてレコーディング
・1974年9月28日〜10月6日:第2回全米ツアー
・1974年10月31日〜11月6日:初来日、ジャパンツアー
・1974年11月27日〜12月5日:ヨーロッパ・ツアー ←★ココ★
まさにツアーの最終行程でした。この日の価値は、緊張感とプレッシャーから逃れるため、泥酔して完遂したこのツアーにあって、まったく酒の影響が感じられないことです。だからカール・レイドルも高く評価したのでしょう。ここには、3年ぶりにもかかわらず、いや正確には、前年にレインボーコンサートでカムバックしたかのような期待をさせて、結局裏切ってしまった自分をそれでも待っていてくれた地元のファンに対して、本当に真摯な姿でプレイに努めるクラプトンがいます。セットリストも魅力的で、既にこの時点ではリリースされて大きな話題となっていたアルバム「461 OCEAN BOULEVARD」からLet It Grow、I Shot the Sheriff、 Willie and the Hand Jive、Get Ready、Steady Rollin' Manといったナンバーをセットインさせながら、創作意欲に溢れ、既にレコーディングを完了していた次作「THERE’S ONE IN EVERY CROWD」からのナンバー、Opposites(ライブで演奏されたのは非常に珍しい曲です)やSingin' the Blues(ソロが抜群の切れ味!)までも組み込み、そこにクリーム時代の Badge、ブラインド・フェイス時代のCan't Find My Way Home(途中、ハーモニカの演奏を忘れているマーシー・レヴィに対し、クラプトンが「Harp......Mercy’s harp !」と催促するのが面白いです。彼女は最後にきっちり決めます)、そしてアメリカンロックに傾倒した時代のBlues Power(イントロのお遊びでもバンドの息がぴったり合っているのが凄いです)、Tell The Truth、Little Wing(とても雄大な演奏です)、Layla(初めてレギュラーでプレイしたツアーだけあって、さすがの出来映えです)、Let It Rain、さらに大好きなブルースRamblin' On My Mind / Have You Ever Loved a Womanもきっちりプレイした上で、意外なチャップリンのSmile(最新アルバムに収録されていましたね)でサプライズ的に幕を開けるという、最高のセットリストでした。中では、このツアーにおいては Laylaのピアノコーダの代わりにメドレーでジョイントしていたエヴァリー・ブラザーズのスタンダードナンバーAll I Have to Do Is Dreamをこの日はBadgeからのメドレーに変更しています。ところが、当店がこの日の高音質ステレオ・オーディエンスソースで完全収録したオリジナルマスターからリリースしました「Hammersmith Odeon 1974 1st Night: Original Audience Master(2CD)」を聴きますと、Laylaの後にもインストで再び同曲を演奏しているのです。この公式レコーディングではその部分はBadgeの後奏ともダブるため、カット編集されたということでしょう(意外な発見でした)。そして実は、このサウンドボード音源にはちょっとした欠点が含まれていたことは、マニアの方ならご存じでしょう。Tell the Truthにおいて、レコーディング時のトラブルから曲中カット(後奏のジャムの途中からいきなりエンディングに跳んでしまう音跳び)があったのです。過去のアイテムでは大半でこの欠点が放置されていました。しかし今回、重鎮テーパーは、同じ極上音質の2日目のマルチトラックマスターから、欠落分のパートを切り取り、初日の同曲にパッチ補填する形で、聴き通せる完璧な完奏バージョンにして提供してくれました。ちょっと聴かれても、どこを繋いだのかお判りにならないと思います。この処置により、本作はより完璧なハマースミス・オデオン初日の音源となりました。コレクトしていただく価値がさらに高まったと言えるでしょう(真のこの日のTell The Truthをお聴きになりたい方、そしてLaylaの後のAll I Have to Do Is Dreamをお聴きになりたい方は、前述の「Hammersmith Odeon 1974 1st Night: Original Audience Master(2CD)」をどうぞ)。
この公演でのクラプトンの使用ギターは、Can't Find My Way HomeまではマーチンのD-45、それ以降は日本公演前に入手した1957年製オリジナルギブソン・エクスプローラ(テールカットモデル)でした。特に後者は当時17本しか製造されなかったと言われている激レアギターで、その独特なファットで粘りのあるトーンを聴き取ることができます。このギターの音が聴ける本作は、彼のギター遍歴上でも非常に貴重な音源と言う事ができます(日本公演とその後のヨーロッパツアーのみです。この後、クラプトンはこのギターをボブ・マーレイ&ザ・ウェイラーズのギタリスト、ジュニア・マーヴィンにポンと譲ってしまいましたので)。また、同じく有名な翌日の同会場公演ともセットリストは違っており、当時のクラプトンバンド「タルサ・トップス」のポテンシャルの高さを物語る音源とも言えます。バンドメンバーのイヴォンヌ・エリマンの発言から、この日はロンドンでアルバムのレコーディング中だったレッド・ツェッペリンの4人が訪れ、舞台袖でコンサートを観ていたとのことです。彼らもクラプトンのカムバックを気にかけていたのでしょう。重鎮テーパーからもたらされたマルチトラック・サウンドボードマスターの極上音質をどうぞお楽しみください。本作も初回のみのシリアルナンバーステッカー付の限定プレスCDでのリリースとなりますので、お早めのオーダーをお願い致します。
★ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。
Disc:1 (60:16)
1. Intro.
2. Smile
3. Let It Grow
4. Can't Find My Way Home
5. I Shot the Sheriff
6. Tell the Truth
7. Ramblin' On My Mind / Have You Ever Loved a Woman
8. Willie and the Hand Jive
9. Get Ready
10. Opposites
Disc:2 (61:47)
1. Blues Power
2. Little Wing
3. Singin' the Blues
4. Badge
5. All I Have to Do Is Dream
6. Steady Rollin' Man
7. Layla
8. Let it Rain
STEREO SOUNDBOARD RECORDING
Eric Clapton - Guitar / Vocals
George Terry - Guitar
Dicks Sims - Keyboards
Carl Radle - Bass
Jamie Oldaker - Drums
Yvonne Elliman - Backing Vocals
Marcy Levy - Backing Vocals
★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
Hammersmith Odeon, London, England 4th December 1974 STEREO SBD(from Original Masters)
2024 TRANSFER & UPGRADE!!!
【あの74年サウンドボード名音源のマルチトラック・マスター登場!】
エリック・クラプトンが3年のリタイア期間を経てカムバックした74年の「461 OCEAN BOULEVARD TOUR」は、北米全土から日本、ヨーロッパと、ワールドワイドな規模で実施されましたが、中でも最終行程となった12月4日、5日のロンドン公演と言えば、流出ステレオ・サウンドボード音源が有名で、それは早々に音盤化され、また2010年にオフィシャルリリースされた「461 OCEAN BOULEVARD RARITIES EDITION」にも両日のライブテイクが編集されて正式に収録されました。当時のバンドメンバーだったベースのカール・レイドル自身が、「このツアーではロンドン公演が最高の出来だった」と語ったほど、その音質とパフォーマンスの素晴らしさで高い評価を得、それは今なお確固たるものとなっています。そんな中、お馴染みのイギリス在住の重鎮テーパーから、両日音源のマルチトラック・サウンドボードマスターが届けられたのです!
本作はその初日、12月4日のハマースミス・オデオン公演を完全収録しています。1974年のライブレコーディングと言えば、当時は16トラックだったと思われますが(1973年の「レインボー・コンサート」ではモービルユニットでのレコーディングにつき、8トラックでしたが)、それを当時のエンジニアが緻密にミックスして2トラックステレオにミックスダウンした大元のマスターのデジタルコピーです。(つい先日、行われたマスター・ダイレクトのデジタル・トランスファー)かつて音盤化された際のマスターは、アナログ時代を反映したカセットコピーでしたので、今回のマスターの鮮度の違いがお判りいただけるでしょう。
言わば、過去のアイテムに採用されたすべてのマスターの大元となったマスターなのです。位相は、ドラム、ベースとクラプトンのボーカルがセンター、ジョージ・テリーのギターがセンターやや左、オルガンは左、クラプトンのギターはセンターやや右、マーシー・レヴィのボーカルはセンターやや右、イヴォンヌ・エリマンのボーカルはセンターやや左、オーディエンスの歓声等(アンビエントマイク収録分)は右、となっていて、それぞれがくっきり際立っています。最高のステレオ・サウンドボード録音のウルトラクリアな極上音質がハマースミス・オデオンという名会場の空気感とともに甦ってきます。
【過去最高音質で聴ける素晴らしいパフォーマンス!】
ではこのロンドン公演が、この年のクラプトンの活動においてどのような位置づけだったのかを見ていきましょう。
・1974年6月19日、20日:全米カムバックツアーのため、北欧にてウォームアップ・ギグ
・1974年6月28日〜8月4日:全米ツアー
≪1974年8月5日:アルバム「461 OCEAN BOULEVARD」リリース≫
・1974年8月〜9月:アルバム「THERE'S ONE IN EVERY CROWD」をマイアミにてレコーディング
・1974年9月28日〜10月6日:第2回全米ツアー
・1974年10月31日〜11月6日:初来日、ジャパンツアー
・1974年11月27日〜12月5日:ヨーロッパ・ツアー ←★ココ★
まさにツアーの最終行程でした。この日の価値は、緊張感とプレッシャーから逃れるため、泥酔して完遂したこのツアーにあって、まったく酒の影響が感じられないことです。だからカール・レイドルも高く評価したのでしょう。ここには、3年ぶりにもかかわらず、いや正確には、前年にレインボーコンサートでカムバックしたかのような期待をさせて、結局裏切ってしまった自分をそれでも待っていてくれた地元のファンに対して、本当に真摯な姿でプレイに努めるクラプトンがいます。セットリストも魅力的で、既にこの時点ではリリースされて大きな話題となっていたアルバム「461 OCEAN BOULEVARD」からLet It Grow、I Shot the Sheriff、 Willie and the Hand Jive、Get Ready、Steady Rollin' Manといったナンバーをセットインさせながら、創作意欲に溢れ、既にレコーディングを完了していた次作「THERE’S ONE IN EVERY CROWD」からのナンバー、Opposites(ライブで演奏されたのは非常に珍しい曲です)やSingin' the Blues(ソロが抜群の切れ味!)までも組み込み、そこにクリーム時代の Badge、ブラインド・フェイス時代のCan't Find My Way Home(途中、ハーモニカの演奏を忘れているマーシー・レヴィに対し、クラプトンが「Harp......Mercy’s harp !」と催促するのが面白いです。彼女は最後にきっちり決めます)、そしてアメリカンロックに傾倒した時代のBlues Power(イントロのお遊びでもバンドの息がぴったり合っているのが凄いです)、Tell The Truth、Little Wing(とても雄大な演奏です)、Layla(初めてレギュラーでプレイしたツアーだけあって、さすがの出来映えです)、Let It Rain、さらに大好きなブルースRamblin' On My Mind / Have You Ever Loved a Womanもきっちりプレイした上で、意外なチャップリンのSmile(最新アルバムに収録されていましたね)でサプライズ的に幕を開けるという、最高のセットリストでした。中では、このツアーにおいては Laylaのピアノコーダの代わりにメドレーでジョイントしていたエヴァリー・ブラザーズのスタンダードナンバーAll I Have to Do Is Dreamをこの日はBadgeからのメドレーに変更しています。ところが、当店がこの日の高音質ステレオ・オーディエンスソースで完全収録したオリジナルマスターからリリースしました「Hammersmith Odeon 1974 1st Night: Original Audience Master(2CD)」を聴きますと、Laylaの後にもインストで再び同曲を演奏しているのです。この公式レコーディングではその部分はBadgeの後奏ともダブるため、カット編集されたということでしょう(意外な発見でした)。そして実は、このサウンドボード音源にはちょっとした欠点が含まれていたことは、マニアの方ならご存じでしょう。Tell the Truthにおいて、レコーディング時のトラブルから曲中カット(後奏のジャムの途中からいきなりエンディングに跳んでしまう音跳び)があったのです。過去のアイテムでは大半でこの欠点が放置されていました。しかし今回、重鎮テーパーは、同じ極上音質の2日目のマルチトラックマスターから、欠落分のパートを切り取り、初日の同曲にパッチ補填する形で、聴き通せる完璧な完奏バージョンにして提供してくれました。ちょっと聴かれても、どこを繋いだのかお判りにならないと思います。この処置により、本作はより完璧なハマースミス・オデオン初日の音源となりました。コレクトしていただく価値がさらに高まったと言えるでしょう(真のこの日のTell The Truthをお聴きになりたい方、そしてLaylaの後のAll I Have to Do Is Dreamをお聴きになりたい方は、前述の「Hammersmith Odeon 1974 1st Night: Original Audience Master(2CD)」をどうぞ)。
この公演でのクラプトンの使用ギターは、Can't Find My Way HomeまではマーチンのD-45、それ以降は日本公演前に入手した1957年製オリジナルギブソン・エクスプローラ(テールカットモデル)でした。特に後者は当時17本しか製造されなかったと言われている激レアギターで、その独特なファットで粘りのあるトーンを聴き取ることができます。このギターの音が聴ける本作は、彼のギター遍歴上でも非常に貴重な音源と言う事ができます(日本公演とその後のヨーロッパツアーのみです。この後、クラプトンはこのギターをボブ・マーレイ&ザ・ウェイラーズのギタリスト、ジュニア・マーヴィンにポンと譲ってしまいましたので)。また、同じく有名な翌日の同会場公演ともセットリストは違っており、当時のクラプトンバンド「タルサ・トップス」のポテンシャルの高さを物語る音源とも言えます。バンドメンバーのイヴォンヌ・エリマンの発言から、この日はロンドンでアルバムのレコーディング中だったレッド・ツェッペリンの4人が訪れ、舞台袖でコンサートを観ていたとのことです。彼らもクラプトンのカムバックを気にかけていたのでしょう。重鎮テーパーからもたらされたマルチトラック・サウンドボードマスターの極上音質をどうぞお楽しみください。本作も初回のみのシリアルナンバーステッカー付の限定プレスCDでのリリースとなりますので、お早めのオーダーをお願い致します。
★ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。
Disc:1 (60:16)
1. Intro.
2. Smile
3. Let It Grow
4. Can't Find My Way Home
5. I Shot the Sheriff
6. Tell the Truth
7. Ramblin' On My Mind / Have You Ever Loved a Woman
8. Willie and the Hand Jive
9. Get Ready
10. Opposites
Disc:2 (61:47)
1. Blues Power
2. Little Wing
3. Singin' the Blues
4. Badge
5. All I Have to Do Is Dream
6. Steady Rollin' Man
7. Layla
8. Let it Rain
STEREO SOUNDBOARD RECORDING
Eric Clapton - Guitar / Vocals
George Terry - Guitar
Dicks Sims - Keyboards
Carl Radle - Bass
Jamie Oldaker - Drums
Yvonne Elliman - Backing Vocals
Marcy Levy - Backing Vocals