QUEEN + ADAM LAMBERT - BUDOKAN 2016 1ST NIGHT(2CD) [Wardour-199]

QUEEN + ADAM LAMBERT - BUDOKAN 2016 1ST NIGHT(2CD) [Wardour-199]

販売価格: 2,800(税込)

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商品詳細

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Live at Nippon Budokan, Tokyo, Japan 21st September 2016 TRULY PERFECT SOUND(from Original Masters)

 アダム・ランパートを引き連れ、31年ぶりに日本武道館に戻ってきたQUEEN。今回の来日公演は日本武道館でのみ3日間連続で行われましたが、本作が録音されたのは「9月21日(初日)」。このコンサートは、先日もギフト・アルバム『BUDOKAN 2016 DAY 1』で最速レポートいたしましたが、更なる極上ライヴアルバムがプレスCDで登場です。
 何よりも気になるのはサウンドですが、これがまたとんでもない極上品。本作をモノにしたのは当店にも無数の傑作録音をご提供くださる当代きっての名録音家なのですが、本作はその名匠コレクションの中でもトップクラスの銘品。とにかくオンな楽音が骨太の上に肉厚。先日のギフト・アルバムも十分に高音質な名録音でしたが、わずかに距離感もあるところをマスタリングで補完していました。しかし、本作にはそんな必要は一切なし。もちろん、必要とあらば手を加えようと微に入り、細に入ってチェックしたのですが、加えようがない。単に間近サウンドなだけでなく、各楽器の1音1音まで鮮やかに分離し、6人編成の大所帯にも関わらずカタマリ感ゼロ。音と音の“スキマ”まで感じられそうな立体感があって演奏のディテールまで繊細に聞こえ、高音の伸びから重低音の響きまで、すべてが美しく届くサウンドなのです。
 まさしく楽音だけに限れば「まるでサウンドボード」と呼ぶべき逸品ですが、そう呼んでしまったらむしろ本作のサウンドには失礼にあたる。確かに楽音自体は骨太&詳細なものの、そこへ僅かにかかる会場の“響き”をさらにリッチにしている。しかも、その“響き”は回り込み系ではなく、楽音の芯からオーラのように広がるために透明に透き通っており、音楽を美しく彩りこそすれ、輪郭を微塵もボカさない。まさに「オーディエンスかくあるべし」な名サウンドなのです。
 さらにもう1つ、客席録音らしい旨みなのが現場観客の息づかい。31年ぶりの日本武道館に集った観客たちは、大いに歌い、大いに喝采を贈るのですが、それが八角形の空間を満たしていくスペクタクルを演出している。もちろん、骨太な楽音が気圧されるハズもありませんが、それだけなら普通の(?)超高音質。本作の立体サウンドはそれだけに留まらず、綺麗に分離した各楽器の1音1音のスキマに観客の喝采が染み込んでいく感覚があり、演奏と喝采が互いに「空間」を描き出す希有な録音なのです。アダムがフレディへの想いを語りつつ「Somebody To Love」から「Love Of My Life」への大合唱へと続く流れはお約束ですが、そこに広がるステージと武道館の交感は聴いたことがない美しさ。こんな芸当、こんな音空間を描けるのは、超高音質なオーディエンス録音しかあり得ない。「まるでサウンドボード」「まるでオフィシャル」と呼ぶのはカンタンですが、それ以上の魅力がしっかりと刻み込まれたライヴアルバムなのです。
 そんなサウンドで刻まれた31年ぶりの日本武道館は、まさに感動の一夜。QUEEN+アダムは、2年前の“SUMMER SONIC 2014”でも衝撃でしたが、今回はフェストは違うフルスケールのショウ。冒頭から「Seven Seas of Rhye(フルバージョンは初来日以来!?)」で驚かせてくれますが、続く「Hammer To Fall」も31年前の“あの夜”を思い起こさせる。その「Hammer To Fall」の他にも「Don't Stop Me Now」「The Show Must Go On」「Tie Your Mother Down」「I Want to Break Free」と、2年前には聴けなかった名曲群がたっぷりと演奏されていくのです(特に「The Show Must Go On」が演奏されたのは初日だけでした)。
 黄金のグレイテストヒッツなだけでも最高ですが、それ以上なのが「QUEEN+武道館」のマジック。ショウの端々でメンバー自身が「日本武道館」を噛みしめる発言を繰り返す。アダムは「QUEENの音楽をここ(日本武道館)で歌うのは信じられない。僕の心の中にはいつもフレディがいて、フレディの為に歌っているんだ」と話し、ブライアン・メイは、「戻ってきたよ。みなさん、こんばんは。東京、最高ね! 一緒に歌ってください」と日本語で語りかける。さらにスペシャルなシーンは「Love Of My Life」の前。ブライアンが「ちょっと待ってください、セルフィー下さい。セルフィー・スティックは日本の素晴らしい発明」と言いながら自撮り棒を取り出し、その場で360度回りながら観客と一緒にいる自分の姿を映すのです。3回転ほどしたところで客席から笑い声も漏れますが、この暖かい呼吸感こそQUEEN。日本武道館なのです。

 31年ぶりの日本武道館は、フレディの没後25周年でもありました。その八角形の空間にはQUEENとアダムだけでなく、この日を待っていた観客たち、そしてフレディの面影がしっかりとあった。その空間を透き通る極上サウンドで描ききったオーディエンスの名録音。客席に届いた“本物の音”だからこそ、ステージと観客の交感が宿り、全身に染み渡り、心をどうしようもなく揺さぶる。単なる超高音質盤を超えた、オーディエンス録音の感動作。今週末、あなたのお手元へお届けいたします。

★ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。

Disc 1 (73:14)
1. Intro. 2. Seven Seas of Rhye 3. Hammer to Fall 4. Stone Cold Crazy 5. Fat Bottomed Girls
6. Don't Stop Me Now 7. Killer Queen 8. Somebody to Love 9. Love of My Life
10. Teo Torriatte (Let Us Cling Together) 11. These Are the Days of Our Lives
12. Drum Battle 13. Under Pressure 14. Crazy Little Thing Called Love

Disc 2 (68:43)
1. Another One Bites the Dust 2. Vocal & Guitar Improvisation 3. I Want It All
4. Who Wants to Live Forever 5. The Show Must Go On 6. Guitar Solo 7. Tie Your Mother Down
8. I Want to Break Free 9. I Was Born to Love You 10. Bohemian Rhapsody 11. Radio Ga Ga
12. We Will Rock You 13. We Are the Champions 14. God Save The Queen

Brian May - Guitar, Vocal Roger Taylor - Drums, Vocal Adam Lambert - Vocal
Spike Edney - Keyboards, Backing Vocals Rufus Taylor - Drums, Percussion, Backing Vocals
Neil Fairclough - Bass, Backing Vocals