QUEEN - NAGOYA 1975(2CD) [Wardour-249]

QUEEN - NAGOYA 1975(2CD) [Wardour-249]

販売価格: 3,800(税込)

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商品詳細

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Live at Aichi Prefectural Gymnasium, Nagoya, Japan 22nd April 1975 TRULY AMAZING/PERFECT SOUND(from Original Masters)

 全世界初登場、なんと“初来日の名古屋”が奇跡の発掘です! そう、本作に収められているのは「1975年4月22日:愛知県体育館」公演。初来日からQUEEN人気は爆発していたとは言え、時代柄全公演が明らかになっているわけではない。本作の名古屋公演は、これまで録音が知られていおらず、かろうじて音の悪い録音が2曲分存在しただけ。今まで世界中のコレクターが聴きたくても聴けなかった“名古屋1975”が遂に、遂に明らかになるのです。まずはショウのポジションを初来日のスケジュールから確認してみましょう。

・4月19日:日本武道館
・4月22日:愛知県体育館 【本作】
・4月23日:神戸国際会館
・4月25日:福岡市九電記念体育館
・4月28日:岡山県体育館 『FATAL ATTRACTION』
・4月29日:静岡ヤマハつま恋ホール
・4月30日:横浜文化体育館
・5月1日:日本武道館 『AN EXCEPTIONAL LEGACY』『KILLING ME SOFTLY』

 これが伝説の全8公演。『KILLING ME SOFTLY(Wardour-004)』『AN EXCEPTIONAL LEGACY(Wardour-097)』『FATAL ATTRACTION(Uxbridge 138)』といったライヴアルバムでレポートしてきましたが、本作の名古屋公演はそのどれよりも初期となる2公演目のコンサートでした。

【全世界初公開のオリジナル・カセットマスター】
 そんな未知なる名古屋公演を収めた本作。録音家本人から直接譲られたマスター・カセットをダイレクトにCD化したもので、残念ながら2ndアンコールの「See What A Fool I've Been」「God Save The Queen」だけは未収録。ですが、それ以外のショウ全景を112分に渡って生体験させてくれるのです。
 しかも、そのサウンドも素晴らしいヴィンテージ・オーディエンス。「まるでサウンドボード」というタイプではなく、ベースには微妙にくぐもっていたりするのですが、逆にベース以外の3人は非常にクリアに届く。特に素晴らしいのはフレディ・マーキュリーのヴォーカルで、歌詞の1語はおろか、音節の1つまでクッキリ。やや緊張気味に「コンバンワッ」「アリガトゥ!」と叫ぶ日本語MCに至るまで、今まで聴いたことのない一言一言が綺麗に聴き取れるのです。
 しかも、そのサウンドは向上していく。特にショウの後半「Keep Yourself Alive」からの一気呵成はまるで別録音かのように変貌! 現場の環境がどう変わったのかは分かりませんが、冒頭の懸念があったベースも見違えるほど美しく、ピッキングの1つ1つまで鮮やか。もちろん、サウンドの向上は全音域に及び、ギターもドラムもヴォーカルも、すべてが輝くサウンドになる。本作の要は“名古屋を初めて聴ける”ことにあるわけですが、この終盤部はそれ以上。その輝き、澄み渡った空気感は初来日の全記録でも最高級となる極上サウンドなのです。もちろん、別録音を繋いだわけでもありません(そもそも、繋げようにも別録音なんてありませんから)。録音ポジションによる遠近感・立体感に変化はなく、極めてシームレス。まるで加速するショウの熱気がサウンドまで引き上げてしまったようなライヴアルバムなのです。

【初来日の超リアル・ドキュメント】
 そのサウンドを一層鮮やかにしているのは、大声援のバランス。QUEEN初来日というと黄色い嬌声まみれの録音でもおかしくないところですが、本作にはそうしたオーディエンス・ノイズがほとんどない。もちろん、曲間になれば猛烈な熱狂が広がっていくのも分かるのですが、その大熱狂よりも演奏/歌声の方が遙かに近く、逞しいのです。
 と言うことは、これまでのライヴアルバムよりも初来日らしくないのか?と言うとさにあらず。むしろ、これまでになく、時代の空気感を超リアルに真空パックしているのです。まず、何よりも凄いのがオープニング。開演前の現場音を17分に渡って収録している。開演の瞬間を待ちきれずに思わず早めに録音を開始したのでしょうが、吸い込まれている空気も凄い。会場に流されるBGMが1曲終わる事に盛大な喝采が巻き起こり、「やべー」「よし、演れー!」の声が飛ぶ。ところが、その期待を裏切って次のBGMが流れると「まだまだ、だよ(笑)」との会話が聞こえる。そのうち高まる緊張感に会話声も途切れたところで暗転、「うぉー!」「アンコール!アンコール!(ジョークですね)」「早くやれー!」等々、興奮で上ずった声が乱れる。その声を一気に黙らせる「Procession」の調べ………。まさに、これぞ、初来日。伝え聞いた評判で持たされた期待ではなく、2度目の興奮でもなく、“未知との遭遇”だからこそのドラマが満点なのです。
 ここで誤解しないでいただきたいのは、こうした会話声は演奏中にはないこと。先ほども述べたようにコンサートの最中には「観客がえらく遠いな」と感じるほどに演奏と歌声が支配する。そして、普通のコンサートでは一番会話が出やすいアンコール待ちでさえ、大喝采の海が遠くうごめくのみ。正しく“期待が弾け飛んで、言葉にならない”。そんなドキュメントが克明・クリアに記録されているのです。

 初めての大歓待を体験したQUEENと、初めて実物を目の当たりにした日本の観客。QUEENの熱演にも、観客の熱狂にも、その驚きと喜びに満ち、それが素晴らしくクリアに捉えられたライヴ&ドキュメントなのです。これが今までたった2曲から想像するしかなかった名古屋公演。世界初公開の強力ライヴアルバム、どうぞ刮目してご体験ください!

★ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。

Disc 1 (58:38)                        
1. Pre-Show Music★17分以上収録。2. Procession 3. Now I'm Here 4. Ogre Battle 5. Father to Son
6. White Queen 7. Flick Of The Wrist 8. Doing Alright 9. In The Lap Of The Gods 10. Killer Queen
11. The March Of The Black Queen 12. Bring Back That Leroy Brown

Disc 2 (53:40)
1. Son And Daughter 2. Member Introduction 3. Keep Yourself Alive ★1:09から更に高音質に変貌。
4. Seven Seas Of Rhye 5. Stone Cold Crazy 6. Liar 7. In The Lap Of The Gods....revisited
8. Big Spender 9. Modern Times Rock 'n Roll 10. Jailhouse Rock