LED ZEPPELIN - OXFORD BLUES(2CD) [IMPORT TITLE]

LED ZEPPELIN - OXFORD BLUES(2CD) [IMPORT TITLE]

販売価格: 3,800(税込)

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商品詳細

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New Theatre, Oxford, England 7th January 1973 SBD

UPGRADE

 1973年のZEPライブからは数多くのPAアウトによるサウンドボードが生み出されましたが、その最初の記録が1月のオックスフォード。単にサウンドボードというだけでなく、この時期に生み出されたサウンドボードの中でも特にクリアーかつステレオ録音であったことから懐かしのFlying Disc『OXFORD BLUES』を皮切りとして数多くのアイテムが生み出されてきました。

 もっともアナログのジェネ落ち状態を大なり小なり抱えていた1990年代のアイテムはとうの昔にお役御免となり、その後に出されたアイテムも音質こそ向上したものの、今度は何らかの問題を抱えている状態のものが多かった。例えば「ヒスノイズが多い」あるいは「ライブが進むにつれて音質が落ちる」といった具合で、それらの問題をイコライジングでねじ伏せようとしたアイテムなども。

 しかし近年なってロージェネレーションのバージョンが広がり始め、この8月にも新たなバージョンのコピーがネット上に出現。それはパッと聞いただけでもベスト・バージョンと呼ぶに相応しいもので、そんな最新バージョンを元にこの定番サウンドボードの徹底的なオーバーホールに着手してくれたのが「GRAF ZEPPELIN」。

 そもそも今回のバージョンは元々からして大きな魅力だった「クリアーさ」が際立っており、なおかつナチュラル。それでいてライブが進むにつれてヒスノイズがマシマシになるというありがたくない症状もなく、ひたすら聞きやすい。ライブ序盤こそマニアをしてボンゾのドラムが「段ボールを叩いているような音質」と形容されたこともある音源ですが「Since I've Been Loving You」辺りからそんな録音状態も緩和。
 それ故「GRAF ZEPPELIN」は今回の限定プレスCDリリースに際して余計なイコライズを加えるようなマネは一切なく、あくまでクリアーでナチュラルな音質をさらに整えることだけに注視。もちろんピッチに関しても緻密にアジャスト。
 また数か月後のアメリカのサウンドボードと違いロバートのボーカルにエコーが加えられるなど、PAアウトにありがちなドライすぎるきらいがなく、それでいてステレオ感もあるのが本音源の大きな魅力。そんな抜群の聞きやすさが今回のリリースにおいて最大限に活かされた仕上がりであることを保証します。

 マニアならご存じの通り、このサウンドボードは「Whole Lotta Love」の途中で録音が終わっており、それ以降は残されていません。ところが20日後のスコットランド公演は逆に「Whole Lotta Love」のメドレー中から録音が始まっており、それ以前は録音されていない。そこでスコットランドを組み合わせることでライブ疑似完全収録にて楽しめる仕上がりとなったのです。
 こちらもまたマニアには古くからおなじみのサウンドボード録音ではありますが、オックスフォードと同様クリアーかつステレオ状態のPAサウンドボードですので、途中からの録音という事を除けばオックスフォードの後にボーナスとして収録してもまったく違和感がない。

 よく知られているようにロバートはツアー開始時に風邪をひいてしまい、72年までの彼にあったスクリーミング・ボイスが遂に失われてしまいます。文字通り病み上がりとなったこの日はオープニングからメロディを下げまくっているのですが、皮肉なことに既に73年モードの歌い方が出来上がっており、意外なほど違和感がない。むしろロバート73年モードのスタート地点となったのがこの日であり、その73年らしさもクリアーなサウンドボード録音だからこそ伝わってくる。彼のそうした状態を支えるべく、この時期のバンドメンバーの演奏ぶりが一気に白熱することになったのも有名な話ですが、実際ボンゾを始めとしたバンドの演奏がひたすらハイテンション。

  とにかくボンゾはキレッキレで、この時期に名演が量産される「Dazed And Confused」からして振り切れたドラミングを披露。73年の名物となる「サンフランシスコ・セクション」がまだ生み出されて間もない時期ですので、ボンゾが曲調の空気を読まずガンガン叩いてしまっているのも微笑ましい。さらに72年の名残とも呼べる「Walter’s Walk」展開が未だに繰り広げられていた様子もまた素晴らしい音質で捉えてくれているのが魅力。

 そしてライブ終盤がオックスフォードからボーナスのスコットランドへと切り替わっても、この時期ならではの振り切れた演奏の盛り上がりがまったく損なわれてない。ロバートがかつてのように叫べないなりに頑張っているのにも感心させられますし、何よりボンゾとジミーそれぞれのハイテンションな演奏が圧巻。最初に申しましたように古くから73年ヨーロッパの定番サウンドボードとし定評のあるオックスフォードでしたが、今まで以上にそのクリアーな音質で楽しめる決定版を「GRAF ZEPPELIN」が入魂のマスタリングにてリリース。しかもボーナスのスコットランドと合わせて実質コンプリ状態のサウンドボード・アルバムをじっくりとお楽しみください。

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REMASTERED BY GRAF ZEPPELIN

(リマスター・メモ)

★'72-73UKツアーより'73年1月7日Oxford公演を収録!
ボーナスで1月27日Dundee公演を部分収録!

'90年頃に懐かしのFlying Disc盤「OXFORD BLUES」で初登場したライブ。
以降、'90年代には旧タラ盤やTDOLZなども登場しましたが、以降はあまりリリースもされず、SB音源の割には意外と関連タイトルの少ないライブです。

ドラムが前に出てベースは引っ込み気味で、パシャパシャしたいくぶん癖のある質感ですが、曲間のMCなどを聞いてると実は非常にダイレクト感もあり生々しいサウンドなのです。

現状Whole Lotta出だしまでしか存在しないようで、今回はボーナストラックとして1月28日の Dundee公演から3曲を収録し、形的に全曲収録ライブぽくなっております。Dundee公演は現状ライブ終盤の3曲しか流通してないため、ボーナス収録にはもってこいという訳です。

★メインのOxford、およびDundee公演ともに近年流通した既発とは枝葉違いのデジタルコピーマスターからの最新リマスタリングとなります。ともに位相とピッチと帯域を調整。

Oxford公演は時折マスターに起因するザザーというノイズが入りますが、これは既発同様で仕方無し。

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★当店初のリリースとなる73年1月のオックスフォード公演・サウンドボード!後半のスコットランド公演サウンドボード(こちらも当店初)を追加収録することで、コンサートの擬似完全版を目指しました。

★ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。

Disc 1 (50:39)
01. Rock And Roll
02. Over The Hills And Far Away
03. Black Dog
04. Misty Mountain Hop
05. Since I've Been Loving You
06. Dancing Days
07. Bron-Y-Aur Stomp
08. The Song Remains The Same
09. The Rain Song ★3:13カット

Disc 2 (79:09)
01. MC
02. Dazed And Confused
03. Stairway To Heaven
04. Whole Lotta Love ★カットアウト


Bonus Tracks

Live at Caird Hall, Dundee, Scotland 27th January 1973

ボーナス・・・マニアには古くからおなじみのサウンドボード録音ではありますが、オックスフォードと同様クリアーかつステレオ状態のPAサウンドボード

05. Whole Lotta Love ★元々カットインだが、本編Oxfordの演奏を引き継ぐ形でフェードインする
06. Heartbreaker
07. Communication Breakdown ★イントロカットイン

SOUNDBOARD RECORDING