DON HENLEY - COSTA MESA 1989: MIKE MILLARD MASTER TAPES (2CDR) [Uxbridge 2246]

DON HENLEY - COSTA MESA 1989: MIKE MILLARD MASTER TAPES (2CDR) [Uxbridge 2246]

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商品詳細

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Pacific Amphitheatre, Costa Mesa, CA, USA 1st October 1989 ULTIMATE SOUND

 一体何なんでしょうか…この凄まじい音質。すいません、いきなり取り乱してしまいましたが、今回JEMSが公開してくれたのはドン・ヘンリーの絶頂『THE END OF THE INNOCENCE』ツアーの序盤に行われた1989年10月1日のコスタ・メサ。
 足掛け三年に及んだ『THE END OF THE INNOCENCE』ツアーに関しては『L.A. FORUM 1990 MIKE MILLARD MASTER TAPES』を皮切りとして『SANTA MONICA 1990 1ST NIGHT: MIKE MILLARD MASTER TAPES』と『同2ND NIGHT』最近では『IRVINE 1991: MIKE MILLARD MASTER TAPES』のリリースも記憶に新しい。
 これほどまでミラードがヘンリーのライブに通い詰めたのは意外な気もしますが、イーグルスが好きだった彼がグループを録音できたのは名作『SANTA MONICA 1980: MIKE MILLARD 1ST GENERATION CASSETTE』の時だけ。そこで「イーグルスが観られないのならドン・ヘンリーに行けばいいじゃない」という思考からこれほどまでの録音が残されることになったのでした。

 ところが今回の発掘によってミラードは『THE END OF THE INNOCENCE』ツアーの盤にまで参戦していたことが判明。それだけでなく今回のオーディエンス録音は掛け値なしに超絶クオリティだったのです。あまりにも音像が近くてあまりにもクリアー。こうなると完全にプレスでリリースされた方がいいのでは?と思えるほど。
 本ツアーはアルバムの大ヒットを受けてあっという間に大会場ばかりのスケジュールへと拡大。その点ツアー序盤は今回のコスタ・メサのような翌年以降よりも程よいサイズの会場も使っていたのです。
 それが89年にミラードがもっとも通い詰めたコスタ・メサのパシフィック・アンフィシアターだったという好条件が重なり、正にサウンドボード級の超絶オーディエンス…いや、もはや「サウンドボードいらず」と呼べるかもしれない。

 その結果あれほど高音質に思えた『L.A. FORUM 1990』や『IRVINE 1991』をも軽く上回ってしまうほどの衝撃。凄まじい近さに見事なバランス。もはやパーフェクトという言葉以外に相応しい表現が見つからないほど音がイイ。
 当時ヒットを飛ばしまくっていたヘンリーのソロはシンセがビンビンなサウンドで作られていた訳で、それがまた実に懐かしく感じられると同時に、あまりにも音が良いのでそのサウンドがまた生々しいほどの質感で楽しめてしまう。
 さらにレパートリーも翌年から外されたヘンリーのソロ・ナンバー「Building The Perfect Beast」が演奏されており、極めつけは下積み時代のシェリル・クロウがコーラス隊の一員として参加という貴重度の高さ!実際メンバー紹介においては「マイケル・ジャクソンとのコーラスも務めた」などとヘンリーが彼女に触れてくれています。
 
 全体を通しても自信に満ち溢れたソロ・キャリア中心のセットリストとなっており、かえって「Hotel California」と「Life In The Fast Lane」のイーグルス・コーナーが浮いて聞こえるほど。
 一方で『THE END OF THE INNOCENCE』収録曲でありながらLAフォーラムやアーバインでは演奏されなかった「Shangri - La」をこれまた極上音質にて収録してくれているというのがマニア泣かせ。
 ミラードと言えば75年から77年にかけてZEPやフロイドの伝説録音が代名詞となっていますが、それらをも凌駕する超絶クオリティの衝撃。知られざるミラード録音というだけでなく、彼の音源の入門編にも格好の一枚となるのではないでしょうか。とにかく音が良すぎ!

★奇跡的超高音質盤

Disc:1 (60:47)
1. Intro
2. Drivin' With Your Eyes Closed
3. Dirty Laundry
4. The End Of The Innocence
5. Building The Perfect Beast
6. If Dirt Were Dollars
7. The Last Worthless Evening
8. Sunset Grill
9. New York Minute
10. Shangri - La

Disc:2 (40:48)
1. MC
2. Hotel California
3. Life In The Fast Lane
4. The Boys Of Summer
5. All She Wants To Do Is Dance
6. I Will Not Go Quietly
7. Band Introduction
8. Desperado

Don Henley - vocals
John Corey - guitar
Frank Simes - guitar
Timothy Drury - piano
Jennifer Condos - bass
Ian Wallace - drums, percussion
Sheryl Crow - backing vocals★
Lynn Mabry - backing vocals
Dolette McDonald - backing vocals