QUEEN -DEFINITIVE FINAL CONCERT IN TOKYO(2CD+DVD) [Wardour-324]

QUEEN -DEFINITIVE FINAL CONCERT IN TOKYO(2CD+DVD) [Wardour-324]

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商品詳細

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Live at Yoyogi National Gymnasium, Tokyo, Japan 11th May 1985 STEREO SBD(UPGRADE)

 QUEEN最後の東京公演を記録した大名盤がフルスケールの拡張版となって復刻。CD2枚組+DVDの究極プレス3枚組仕様で登場です。
 その最後の夜とは「1985年5月11日:国立代々木競技場」公演。そう、本作は大ヒット・タイトル『DEFINITIVE FINAL CONCERT IN TOKYO(Wardour-289)』の拡大版なのです。まずは、QUEEN最後の来日となった“THE WORKS JAPAN TOUR”の日程でショウのポジションを確認しておきましょう。

・5月8日+9日:日本武道館
・5月11日:国立代々木競技場 【本作】
・5月13日:愛知県体育館
・5月15日:大阪城ホール

 このショウは当時からテレビやラジオの放送でも有名であり、公式に『FINAL CONCERT LIVE IN JAPAN』としても作品化。まさしく“最後の日本”を象徴するコンサートでした。そんな東京ラストのオフィシャル超えサウンドボード・アルバムだったのが『Wardour-289』でした。その驚異的なクオリティにリリース直後から大人気。すでに完売・廃盤となっております。しかし、映画『ボヘミアン・ラプソディ』をキッカケにQUEEN熱が沸騰している現在、再発の要望が殺到。ここに復刻リリースと相成ったのです。
 しかし! 本作はただの復刻・再プレスではありません。
 ソロや一部の曲に欠けのあったオリジナルのサウンドボード音源も全曲版に拡大し、さらに極上マルチカメラ・プロショットも付属。万全を尽くした究極形に進化しているのです。まずは、初めての方の為にも基礎から個別にご紹介していきましょう。

【ディスク1-2:公式超えサウンドボードの拡大版】
●公式超えクオリティの放送音源
 まず登場するのは、メインとなる2枚組サウンドボード・アルバム。これがただ者ではないのです。先述のように、このショウはすでに公式DVDとなっているわけですが、本作はそれとは異なるFM放送版。実は、以前から公式版はマニアの評判が芳しくなかった。サポートのキーボードがブライアン・メイのギターよりも大きくミックスされていたり、ドラム・サウンドが妙だったり、ロジャー・テイラーの声が聞こえづらかったり……。オフィシャルとは名ばかりの「なんだこれ?」と言いたくなるものだったのです。ところが、FM放送版は違った。ライヴから間もなく放送されただけに、オフィシャル側がいじくり回す以前の自然なミックスで、まさに会場で耳にできたサウンドそのまま。自然な鳴りが瑞々しく、さらには公式ビデオでは前半が編集されていた「Liar」、丸々カットされた「Dragon Attack」も収録。世界中のマニアから「オフィシャル以上」「これこそ公式に残すべきだった」と激賞される放送だったのです。

●秘蔵キニー・マスターで全曲版を実現
 『Wardour-289』は、そんなFM放送の史上最高峰マスターをダイレクトにCD化したものでしたが、本作はさらにバージョン・アップ。放送でもカットされていた曲のイントロやギターソロなどを極上オーディエンス録音で補完しているのです。しかも、このオーディエンス・マスターもただ者ではない。かの名門“キニー”のオリジナル・カセットなのです! これがもう、絶品。澄み切った青空のようなクリアさが素晴らしく、演奏も歌声も淀みなく真っ直ぐ手元まで届く。まさにキニー・マジックと呼ばれるだけはある美麗サウンドなのです。そのキニー・マスターで補完したパートは大きく3カ所。「Machines」冒頭の開演シーン、「Now I'm Here」終演後から「Is This The World We Created?」のイントロ、「Love Of My Life」終演後から「Guitar Solo / Brighton Rock」を丸ごと収録しているのです。
 一番大きいのは約10分に及ぶ「Guitar Solo / Brighton Rock」。熱の入ったフレーズからしっとりと変化していくソロがたっぷりと繰り広げられ、その熱気がエッジに姿を変える「Brighton Rock」も最高にドラマティック。最後にフレディが入れるスキャットまでしっかり聴けます。その他のパートは省略されていた曲のイントロやエンディングですが、それに伴って「ドモアリガトウゴザイマシタ」「Try this」「Absolutely Perfect!」といったMCも聴ける。そして何より、流れが自然。これまで唐突に次へ移っていった「Is This The World We Created?」「Love Of My Life」の余韻もしっかりと味わえるのです。厳密に言えば、まだ数秒単位の歓声パートがいくつか欠けているので100%現場通りではありませんが、無闇にマスターの切り替えを増やす事より、自然に流れる作品感を大切にしました。

●サウンドボード・パートもブラッシュアップ
 さらに、本編となるサウンドボードも『Wardour-289』と同じではありません。細心リマスターで磨き上げ、原音の可能性を最大限に引き出しました。放送版のポイントだったナチュラルな鳴りを可能な限り大切にしつつ、各音域ごとに整理。その結果、原音を遙かに超えるヌケの良さを実現。実は、この方向性はオーディエンス・パートの影響でもある。キニー録音があまりにもクリアなため、流れるようなに聴くためには極上サウンドボードにもこの抜けの良さが必要だった。この1点だけでも補完オーディエンスがいかに絶品であり、本作のトータルな流れの自然さをイメージしていただけるのではないでしょうか。

【ディスク3:こちらも公式超えのテレビ放送版プロショット】
 そんな拡張版ライヴアルバムだけではなく、本作はテレビ放送プロショットも同梱しています。これは『Wardour-289』のボーナスDVDRにもなった最高峰版。テレビ版もまた、公式ビデオを一蹴するスーパー放送で、当時のロックファンにはお馴染みの音楽番組「ヤング・ミュージック・ショウ」バージョン。当時エアチェックし、大事に大事に秘蔵していたコアマニアから直接マスターを譲り受け、ダイレクトにデジタル化した逸品です。懐かしのロゴが左右に割れ、QUEENの代々木競技場公演が開幕。そこからもうエアチェックのビデオ録画とは到底思えないクリアな画質には目も見張るばかり。画面の歪みもトラッキングノイズも一切なく、まるでレーザーディスクから起こされたかのような美麗画質です。
 カメラワークは公式ビデオに似ていますが、カメラが切り替わるタイミングや使用アングルが少しずつ違い、公式ビデオよりもフレディ・マーキュリーのアップ・ショットが多く使われています。それだけでも驚きなのですが、さらに衝撃的なのはサウンド。絶品のラジオ放送に比べても引けを取らず、中低音はさらに滑らかで豊かなのです。
 また、ところどころ日本語テロップも入り、「Under Pressure」「Is This The World We Created?」「Bohemian Rhapsody」「We Are The Champions」では歌詞の日本語対訳も流される。当時のQUEENイメージがモロに現れる曲名フォントも味がありますが、さらに凄いのが歌詞の字幕。画面端に数文字ずつの短く表示されますが、1行表示されている間にフレディは軽く3ー4行分の歌詞を歌っている。映画でもたまに「こんなにしゃべってるのにコレだけ?」と思う事がありますが、その比じゃありません。
 では、ダメダメ字幕かと言うと、これまた違う。思いっきり端折っている代わりに、曲のイメージをしっかりと捉えた言葉がやけに格好いい。例えば、「We are the champions, my friend」もCDの対訳なら「僕たちこそがチャンピオンだ 友人たちよ」となりますが、この放送では「友よ 僕たちは戦士」。「Champions」が「戦士」とは言い難いものの、あの勇壮なメロディにはピッタリで、グッと来るのです。
 さらに強烈なのは「Under Pressure」。曲のハイライトで表示される字幕は「ダモクレスの剣の下」。元の英歌詞に「ダモクレス」なんてひと言もないのですが、実はコレ、ギリシャ神話の逸話。ある日、王座を羨ましがったダモクレスに対し、ディオニュシオス2世が「じゃあ、座ってみろ」と言う。ダモクレスが喜んで座っていると、彼の頭上には細い糸で吊された剣が……。「権力は常に危険と隣り合わせだ」と説いた逸話なのですが、これが転じて「ダモクレスの剣=危機一髪の状態」という意味になった。つまり、「Under pressure=プレッシャーに押しつぶされそう=ダモクレスの剣」という超意訳なわけです。この文学的センス、さすが某放送協会と言いますか、何と言いますか……。それもこれもが濃厚に時代のムードを醸してくれるのです。
 50分枠の番組だけに8曲「Somebody to Love」「Killer Queen」「Impromptu」「Now I'm Here」「Love of My Life」「Hammer to Fall」「I Want to Break Free」「Jailhouse Rock」がカットされていますが、その代わり(?)本作ではボーナス映像も収録。「1985年5月8日」に民法のテレビ番組に生出演したプロショットです。出演はフレディ以外の3人で、演奏なしのライヴ告知だけですが、最後のジャパンツアー初日となる「1985年5月8日武道館公演」の貴重なプロショットも30秒ほど映されます。

 公式作品を超える極上FMサウンドボードをキニー・マスターでフルスケールに補填した2枚組ライヴアルバム。そして、ラジオ版とも違うマルチカメラ・プロショット。双方の可能性を追求した究極の3枚組です。前回作『Wardour-289』も至高放送の真実をそのまま永久保存した価値は揺るぎませんが、“最後の東京公演”だからこそ、すべての演奏を漏らさず味わいたい。その夢を叶える決定盤です。



Disc 1 (44:26)
1. Machines ★0:00 - 0:36辺りまでAUD補填 2. Tear It Up 3. Tie Your Mother Down 4. Under Pressure
5. Somebody To Love 6. Killer Queen 7. Seven Seas Of Rhye 8. Keep Yourself Alive 9. Liar
10. Impromptu 11. It's A Hard Life 12. Day-O 13. Dragon Attack
14. Now I'm Here ★5:45 - 最後までAUD補填 ドモアリガトウゴザイマシタ

Disc 2 (58:49)
1. Is This The World We Created? ★0:00 - 0:24 AUD補填
2. Love Of My Life ★4:08 - 最後まで AUD補填 ★「Absolutely Perfect!」
3. Guitar Solo / Brighton Rock ★全部AUD補填
4. Another One Bites The Dust 5. Mustapha 6. Hammer To Fall 7. Crazy Little Thing Called Love
8. Bohemian Rhapsody 9. Radio Ga Ga 10. I Want To Break Free 11. Jailhouse Rock
12. We Will Rock You 13. We Are The Champions 14. God Save The Queen

DVD(51:56)
Live at Yoyogi National Gymnasium, Tokyo, Japan 11th May 1985
1. Machines 2. Tear It Up 3. Tie Your Mother Down 4. Under Pressure 5. Seven Seas Of Rhye
6. Keep Yourself Alive 7. Liar 8. It's A Hard Life 9. Is This The World We Created?
10. Another One Bites The Dust 11. Crazy Little Thing Called Love 12. Bohemian Rhapsody
13. Radio Ga Ga 14. We Will Rock You 15. We Are The Champions 16. God Save The Queen

Bonus Track
17. Yoruno Hit Studio (8th May 1985)

PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx.52min.