PETER GABRIEL - THE ROXY 1977 1ST NIGHT(LATE SHOW) MIKE MILLARD MASTER TAPES(2CDR) [Amity 750]
PETER GABRIEL - THE ROXY 1977 1ST NIGHT(LATE SHOW) MIKE MILLARD MASTER TAPES(2CDR)
[Amity 750]
販売価格: 2,500円(税込)
商品詳細
★在庫切れの場合取り寄せ(1週間で入荷)
★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
The Roxy, West Hollywood, CA, USA 9th April 1977 Late Show ULTIMATE SOUND
UPGRADE
ピーター・ガブリエルとロバート・フリップ、そしてマイク・ミラード。歴史的な偉人が一堂に会した現場を伝える大元マスターが登場です。
そんな本作に吹き込まれているのは「1977年4月9日“The Roxy”公演」。その極上オーディエンス録音です。本稿に目を留められた方ならご存知と思いますが、ミラード・コレクションでも“The Roxy”録音と言えば特別中の特別。どんな会場でも超極上サウンドに仕上げる絶対名手ではありますが、その上でクラブの密室感まで上乗せしてとんでもない密着サウンドを実現しているのです。
そして、このクラブはGENESISファミリーの巣でもあった。大規模ツアーに乗り出す前のウォームアップやサイド・プロジェクトのショウケースなど、多彩な小規模ギグに活用。本体GENESISだけでなくスティーヴ・ハケットやフィル・コリンズのBRAND X、そしてピーター・ガブリエルもこぞってライヴを行っていた。初期GENESISをこよなく愛したミラードは、その現場に通い、記録しまくった。本作は、そんなシリーズの一篇なのです。これまでもGENESISファミリー全体で名作を大量にご紹介してきましたが、ここでは「ガブリエルの“The Roxy”録音シリーズ」に絞って整理しておきましょう。
●1977年 “CAR Tour”
*4月9日『THE ROXY 1977 1ST NIGHT (EARLY SHOW)』
*4月9日:レイトショウ ←★本作★
・4月10日:アーリーショウ
*4月10日『THE ROXY 1977 2ND NIGHT(レイト)』
●1978年 “SCRATCH Tour”
*9月30日『THE ROXY 1978 1ST NIGHT (EARLY SHOW)』
*9月30日『ROXY 1978 1ST NIGHT(レイト)』
・10月1日:アーリーショウ
*10月1日『ROXY 1978 2ND NIGHT LATE SHOW』
以上の8公演(資料によっては「1977年4月8日」公演もあったとされますが、確証がなくミラードも参加していません)。1日2公演のペースで行われ、本作はその初日のレイトショウでした。この「レイトショウ」というのもポイント。“The Roxy”には独自の特別ルールがあり、2公演のチケットを持っている観客はアーリーショウの後で会場の居残り続け、レイトショウで好きな座席を選ぶことができる。そのため、ミラードは積極的に2公演とも参加。レイトショウはステージ間近席に陣取り、普段以上の超密着サウンドで録音していたのです。
そして、この録音は古くからの有名音源でもある。当店でも似たタイトルの『THE ROXY 1977 1ST NIGHT(Amity 659)』が“CAR Tour”の定番となってきましたが、本作はあの名作の大元マスターなのです。そのサウンドは、まさにミラード・マジックの粋。楽器の鳴りにはオーディエンスならではの美を感じさせつつ、芯の力強さも鮮やかなセパレート感も完全サウンドボード級。その上でクラブならではの密室感、レイトショウならではの間近感もしっかりと息づいているのです。
さらに言えば、このショウは現場ムードも美味しい。実のところ、同じ日の『THE ROXY 1977 1ST NIGHT (EARLY SHOW)』では観客が盛大に盛り上がっているのですが、本作では極太の演奏音を邪魔する騒ぎは起きない。ステージすぐ側の特等席なので歓声が遠目というのもありますが、それ以上に雰囲気自体がじっくりと聴き入っているのです。
あらゆる条件が整った特別サウンドで描かれるのは、ガブリエルとフリップが並び立つフルショウ。セットはアーリーショウとほぼ同一ですが、ここでも整理しておきましょう。
●CAR
・Here Comes The Flood(2テイク)/Moribund The Burgermeister/Waiting For The Big One/Excuse Me(★)/Solsbury Hill/Humdrum/Slowburn/Modern Love(2テイク)/Down The Dolce Vita(★)
●その他
・SCRATCH:On The Air/A Song Without Words (Indigo)
・カバー他:Ain't That Peculiar(★)/All Day And All Of The Night/Back in N.Y.C.(★)
※注:「★」印はこのツアーだけの限定曲。
……と、このようになっています。セレクト的には“CAR Tour”ではお馴染みでもありますが、ちょっと面白いのは「Back In N.Y.C.」の後で「Modern Love」を演奏するシーン。「Modern Love」はすでに一度演奏しており、アーリーショウでも一度だけ。ここでミラードもライヴは終わったと思って録音を止めたところで、サプライズの2回目が始まるのです。そのため、本作では曲の冒頭が録音されておらず、ミラードらしからぬノイズも(少しだけ)入っている。さすがの絶対名手もガブリエルの不意打ちに慌てる様子がしっかり残っているのです。もちろん、速攻で立て直す辺りはさすがミラードですし、一度目を超えるフリップの弾きまくりも熱い。音楽的にも録音ドキュメント的にも必聴のエンディングなのです。
特別なミラード・コレクション、特別な“The Roxy”録音、特別なレイトショウ、そして特別すぎるガブリエル&フリップのアンサンブル……あらゆる「特別」が揃った大定番録音。その最高峰を更新する大元マスター・サウンド盤です。ミラード発掘プロジェクトの意義を凝縮したような新名盤。どうぞ、存分にご体験ください。
★「1977年4月9日The Roxy公演(レイトショウ)」の極上オーディエンス録音。楽器の鳴りにはオーディエンスならではの美を感じさせつつ、芯の力強さも鮮やかなセパレート感も完全サウンドボード級。その上でクラブならではの密室感やステージ隣席の間近感もしっかり。ガブリエルとロバート・フリップが並び立つクラブギグに立ち会え、サプライズで二度演奏される「Modern Love」にミラードが録音をミスっているのも面白い名作です。
Disc:1 (42:31)
1. Here Comes The Flood (piano)
2. On The Air
3. Moribund The Burgermeister
4. Waiting For The Big One
5. A Song Without Words
6. Excuse Me
7. Solsbury Hill
8. Ain't That Peculiar (Marvin Gaye)
9. Band Introduction
10. Humdrum
Disc:2 (43:14)
1. Story Of A Small Man With Glass Eyeballs
2. Slowburn
3. All Day And All Of The Night (The Kinks)
4. Here Comes The Flood
5. Modern Love
6. Down The Dolce Vita
7. Back In N.Y.C.
8. Modern Love (reprise)
Peter Gabriel - Vocals, Piano, Flute, Tambourine
Dusty Roads (★Robert Fripp) - Guitars
Steve Hunter - Guitars
Tony Levin - Bass, Stick, Tuba, Vocals
Alan Schwartzberg - Drums, Vocals
Jim Maelen - Percussion, Vocals
Larry Fast - Synthesisers
Phil Aaberg - Keyboards, Vocals
★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
The Roxy, West Hollywood, CA, USA 9th April 1977 Late Show ULTIMATE SOUND
UPGRADE
ピーター・ガブリエルとロバート・フリップ、そしてマイク・ミラード。歴史的な偉人が一堂に会した現場を伝える大元マスターが登場です。
そんな本作に吹き込まれているのは「1977年4月9日“The Roxy”公演」。その極上オーディエンス録音です。本稿に目を留められた方ならご存知と思いますが、ミラード・コレクションでも“The Roxy”録音と言えば特別中の特別。どんな会場でも超極上サウンドに仕上げる絶対名手ではありますが、その上でクラブの密室感まで上乗せしてとんでもない密着サウンドを実現しているのです。
そして、このクラブはGENESISファミリーの巣でもあった。大規模ツアーに乗り出す前のウォームアップやサイド・プロジェクトのショウケースなど、多彩な小規模ギグに活用。本体GENESISだけでなくスティーヴ・ハケットやフィル・コリンズのBRAND X、そしてピーター・ガブリエルもこぞってライヴを行っていた。初期GENESISをこよなく愛したミラードは、その現場に通い、記録しまくった。本作は、そんなシリーズの一篇なのです。これまでもGENESISファミリー全体で名作を大量にご紹介してきましたが、ここでは「ガブリエルの“The Roxy”録音シリーズ」に絞って整理しておきましょう。
●1977年 “CAR Tour”
*4月9日『THE ROXY 1977 1ST NIGHT (EARLY SHOW)』
*4月9日:レイトショウ ←★本作★
・4月10日:アーリーショウ
*4月10日『THE ROXY 1977 2ND NIGHT(レイト)』
●1978年 “SCRATCH Tour”
*9月30日『THE ROXY 1978 1ST NIGHT (EARLY SHOW)』
*9月30日『ROXY 1978 1ST NIGHT(レイト)』
・10月1日:アーリーショウ
*10月1日『ROXY 1978 2ND NIGHT LATE SHOW』
以上の8公演(資料によっては「1977年4月8日」公演もあったとされますが、確証がなくミラードも参加していません)。1日2公演のペースで行われ、本作はその初日のレイトショウでした。この「レイトショウ」というのもポイント。“The Roxy”には独自の特別ルールがあり、2公演のチケットを持っている観客はアーリーショウの後で会場の居残り続け、レイトショウで好きな座席を選ぶことができる。そのため、ミラードは積極的に2公演とも参加。レイトショウはステージ間近席に陣取り、普段以上の超密着サウンドで録音していたのです。
そして、この録音は古くからの有名音源でもある。当店でも似たタイトルの『THE ROXY 1977 1ST NIGHT(Amity 659)』が“CAR Tour”の定番となってきましたが、本作はあの名作の大元マスターなのです。そのサウンドは、まさにミラード・マジックの粋。楽器の鳴りにはオーディエンスならではの美を感じさせつつ、芯の力強さも鮮やかなセパレート感も完全サウンドボード級。その上でクラブならではの密室感、レイトショウならではの間近感もしっかりと息づいているのです。
さらに言えば、このショウは現場ムードも美味しい。実のところ、同じ日の『THE ROXY 1977 1ST NIGHT (EARLY SHOW)』では観客が盛大に盛り上がっているのですが、本作では極太の演奏音を邪魔する騒ぎは起きない。ステージすぐ側の特等席なので歓声が遠目というのもありますが、それ以上に雰囲気自体がじっくりと聴き入っているのです。
あらゆる条件が整った特別サウンドで描かれるのは、ガブリエルとフリップが並び立つフルショウ。セットはアーリーショウとほぼ同一ですが、ここでも整理しておきましょう。
●CAR
・Here Comes The Flood(2テイク)/Moribund The Burgermeister/Waiting For The Big One/Excuse Me(★)/Solsbury Hill/Humdrum/Slowburn/Modern Love(2テイク)/Down The Dolce Vita(★)
●その他
・SCRATCH:On The Air/A Song Without Words (Indigo)
・カバー他:Ain't That Peculiar(★)/All Day And All Of The Night/Back in N.Y.C.(★)
※注:「★」印はこのツアーだけの限定曲。
……と、このようになっています。セレクト的には“CAR Tour”ではお馴染みでもありますが、ちょっと面白いのは「Back In N.Y.C.」の後で「Modern Love」を演奏するシーン。「Modern Love」はすでに一度演奏しており、アーリーショウでも一度だけ。ここでミラードもライヴは終わったと思って録音を止めたところで、サプライズの2回目が始まるのです。そのため、本作では曲の冒頭が録音されておらず、ミラードらしからぬノイズも(少しだけ)入っている。さすがの絶対名手もガブリエルの不意打ちに慌てる様子がしっかり残っているのです。もちろん、速攻で立て直す辺りはさすがミラードですし、一度目を超えるフリップの弾きまくりも熱い。音楽的にも録音ドキュメント的にも必聴のエンディングなのです。
特別なミラード・コレクション、特別な“The Roxy”録音、特別なレイトショウ、そして特別すぎるガブリエル&フリップのアンサンブル……あらゆる「特別」が揃った大定番録音。その最高峰を更新する大元マスター・サウンド盤です。ミラード発掘プロジェクトの意義を凝縮したような新名盤。どうぞ、存分にご体験ください。
★「1977年4月9日The Roxy公演(レイトショウ)」の極上オーディエンス録音。楽器の鳴りにはオーディエンスならではの美を感じさせつつ、芯の力強さも鮮やかなセパレート感も完全サウンドボード級。その上でクラブならではの密室感やステージ隣席の間近感もしっかり。ガブリエルとロバート・フリップが並び立つクラブギグに立ち会え、サプライズで二度演奏される「Modern Love」にミラードが録音をミスっているのも面白い名作です。
Disc:1 (42:31)
1. Here Comes The Flood (piano)
2. On The Air
3. Moribund The Burgermeister
4. Waiting For The Big One
5. A Song Without Words
6. Excuse Me
7. Solsbury Hill
8. Ain't That Peculiar (Marvin Gaye)
9. Band Introduction
10. Humdrum
Disc:2 (43:14)
1. Story Of A Small Man With Glass Eyeballs
2. Slowburn
3. All Day And All Of The Night (The Kinks)
4. Here Comes The Flood
5. Modern Love
6. Down The Dolce Vita
7. Back In N.Y.C.
8. Modern Love (reprise)
Peter Gabriel - Vocals, Piano, Flute, Tambourine
Dusty Roads (★Robert Fripp) - Guitars
Steve Hunter - Guitars
Tony Levin - Bass, Stick, Tuba, Vocals
Alan Schwartzberg - Drums, Vocals
Jim Maelen - Percussion, Vocals
Larry Fast - Synthesisers
Phil Aaberg - Keyboards, Vocals